聴(硬)

2017年1月 4日 (水)

01/03 日々雑感

正月は実家に戻っていたのだが、父親のオーディオ自慢には始終閉口させられた。


オーディオ・・・といっても大したものではない。居間のテレビにはBOSEのSolo 15 Series II、父親の趣味の部屋のテレビにはSANSUIのミニコンが繋げてあって、常にテレビの音を爆音で鳴らしている。父親にとって良い音とは、どうやら低域がズンズンと響く音であるらしい。テレビのバラエティや歌番組を爆音で鳴らしては、悦に入っている。実家には犬たちも連れて行ったのだが、犬というのはとにかく音に敏感である。爆音は犬に良くないといっても一向に音量を下げず、逆にこの音がどうして受け入れられないのだろうと不思議そうな顔をしている。


父親は、亭主がオーディオ趣味であることをどこかで知っていたらしく、BOSEやらSANSUIの音をとかく自慢する。どうだいい音だろう、お前のオーディオと比べてどうだ、お前は音が分かるそうだから、ちょっと感想を聞かせてくれないか、云々。


だが、残念なことに、亭主はテレビのバラエティの爆音で音の良しあしを判断したことがないし、判断する気もない。ちょっと聴きには低域に輪郭がなく、中域とのつながりも悪い。高域がまったく聞こえない。これをオーディオとして批評してほしいなど言われても、困る。


低域に輪郭のない、単なる大音量なだけの音を聴きながら、亭主は自分のシステムのことをぼんやりと考える。亭主の音は、2000年代前半からここ10年ほど、全く変わっていない。PCオーディオと称してRotelのDAC、RDD06を導入してみたり、PCからのデータ送出にM2TechのHiface Evo + Evo Clockを使ってみたりとそれなりに機器を追加してはいるが、トータルシステムとして思想統一がなされているとは到底いいがたい。CD再生を中心とし、PCからの44.1kHzの音楽データを再生するためのシステムを、もう少し冷静に考えてもよいのかもしれない。

2016年10月28日 (金)

10/28 日々雑感

Volkswagen標準のオーディオ/ナビシステム"Discover Pro"は、助手席側グローブボックスにCDスロット、SDカードスロット、ETCカードスロットを収納している。SDカードに音楽やビデオを保存しておき、Discover Pro側で再生することができる。


また、アームレスト下の小物入れにAUX-IN、USB端子が装備されていて、こちらからも音楽を再生可能である。AUX-INには広義のオーディオプレーヤが、またUSB端子にはiPod/iPhoneが接続できる。


当初、CDスロットがグローブボックス内にあることに使い勝手の悪さを覚えたが、USB側にiPod Classicを繋げるとiPod内の1039枚(10/28現在)のアルバムが自由に再生できることに気が付いて、目下iPod Classicの株がうなぎ上りである。iPod内に保存している音楽データの音質が気にならなければ、これほど便利な機能はない。CD入れ替えも不要であるし、そもそもお出かけの際に、CDを20枚ほどセレクトして、キャリングケースに入れて持ち運ぶ必要がない。


ますますCDプレーヤと、CDメディアの必要性が薄くなってしまった気がするが、これも時流というものなのだろう。代わりといってはなんだが、ふと思い直してメーカのサイトを覗いてCDプレーヤを物色している。残念ながらまだ欲しいCDプレーヤは見つかっていない。

2016年10月18日 (火)

10/18 【聴】 Fly with the Wind / Mccoy Tyner, Milestone(0888072305137)

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 1938年生まれ、フィラデルフィア出身のジャズ・ピアニスト、John Contraneのバンドに在籍したほか、1972年には自身のカルテットを結成したMaccoy Tynerが1976年にリリースしたアルバム。オリジナル盤は全5曲。再発盤には収録曲の別テイク2曲が追加され、全7曲となっている。Mccoy Tyner(ピアノ)のほか、Hubert Laws(フルート)、Paul Renzi(ピッコロ)、Raymond Duste(オーボエ)、Ron Cartar(Bass)、Linda Wood(ハープ)、Billy Cobham(ドラム)、Guilherme Franco(タンバリン)、Stuart Canin、Peter Schafer、Daniel Kabialko、Edmund Weingart、Frank Foster、Myra Bucky、Mark Wolkert(バイオリン)、Selwart Clarke、Daniel Yale(ビオラ)、Kermit Moore、Sally Kell(チェロ)と木管楽器、ストリングス隊が参加する大編成バンドのアルバム。なお「ジャズ喫茶 四谷いーぐるの100枚(後藤雅洋著、集英社新書)」に紹介されている100枚のジャズアルバムの1枚でもある。


 まず1曲目"Fly with the Wind"が耳を惹く。さわやかで高揚感のあるサウンド、後年ジャズ界を席巻する、フュージョンの一形態と言ってもよいだろう。フルートが自在にソロを奏で、バイオリン含めた弦楽器が楽曲全体を流麗に彩る。やがてとってかわるTynerのピアノソロは、彼独特のハイスピードなピアノ・タッチ。ああ、これは人気が出そうだなぁ、巷間で話題になりそうだなぁと思いつつ、ジャズにしては華やかすぎるのが気にかかる。気がかりは、果たしてマニア受けしたのだろうかということ、それにジャズ喫茶の雰囲気にマッチしたのだろうかということ。もちろん音楽はジャンルや形式にとらわれることなく自由に演奏されるべきであるから亭主がとやかくいうのは筋違いなのだが、本アルバムを当時のジャズ喫茶でかけるにはいささか勇気が要ったであろう。ジャズ喫茶を離れ、たとえばコンサートなどでこれを聴いたならば大いに盛り上がるに違いない。飛び道具も使いどころを選べば正攻法となりうる、そんな良い例になりそうなサウンドだ。

2016年10月17日 (月)

10/17 日々雑感

先日、秋葉原のダイナミックオーディオ5555 H.A.L.IIIを本当にひさしぶりに訪れた。
H.A.L.IIIの島さんとは、Orpheus Three S mkII, Orpheus Twoを購入して以来だから、約10年ぶりとなる。実際はちょこちょこと立ち寄って雑談などしていたから、10年というのは大げさかもしれない。しかし結婚して以降なかなか訪れる機会がなく、またH.A.L.IIIで何か買うということでもなかったので、ご無沙汰だったことには間違いない。


Facebookで島さんをお見かけし、お友達になったことが再訪のきっかけだ。若干オーディオから遠ざかっている―――とはいえ興味を失ったわけではなく、むしろ停滞しきった今の状況を打開したいという気持ちのほうが強い。気軽に買い替えるわけにはいかないから、情報収集もかねての再訪といったところだ。


H.A.L.IIIの店内は大きく二つのコーナーに分けられる。入口に近いオープンスペースには、カジュアルに音楽を楽しむためのシステムが、また奥の試聴室にはひたすら高品質の音楽を楽しむためのシステムが置かれている。島さんとはオープンスペースでヨモヤマ話をしていたのだが、やがてネットワークオーディオの話になった。現在H.A.L.IIIでおススメしているのは、メルコ/Buffaloが立ち上げた新興のオーディオブランド"DELA"のネットワークオーディオプレーヤ。これをネットワークにつなげるとストレージとして認識される。PCなどでリッピングしたデータをここに保存し、N1からUSB-DAC経由で音楽を再生できるのだという。実際に音を聞かせてもらったが、話題はもっぱら出音よりも家庭内のネットワーク環境、ネットワークオーディオの構築に関してであった。NASに音源を保存し、無線LANを通じてPC経由オーディオで再生する方法は、無線という不安定かつ低速なネットワークを使う限り音質に不安が残るのだという。USB-DACがNASと直結されていれば音質面での不安は解消されるが、それよりも良いのはやはりストレージとプレーヤが一体化していることなのだそうだ。


DELAのN1シリーズは、本体にHDD/SSDなどのストレージを内蔵し(モデルによって内蔵できるストレージの種類が変わる)、PCやスマートフォン、タブレットなどを介して聴きたい音楽を選択、USB-DACやネットワークオーディオ、AVアンプなどに音楽データを出力できる。「(N1は)トランスポートみたいなもんです」とは島さんのコメント。トランスポートといわれると急に理解が進む。


N1のストレージ容量はモデルにもよるが1〜3TB、現在の亭主のライブラリを保存するのに十分な容量を持つ。フェイスはシンプルだが、それがかえってオーディオの品位を醸し出している。


なおN1は現行機の生産を終了しており、10/3から新シリーズN1マーク2シリーズの予約を開始しているという。いっちょネットワークオーディオに本格参入しようかなどと、物欲を膨らましている今日この頃である。

2016年7月19日 (火)

07/19 日々雑感

毎週土日は、フィットネスクラブで汗を流している。
以前はヨガやピラティス、格闘技系のプログラムに出ていたが、最近はもっぱらマシンジムでトレッドミルや筋力トレーニングのマシンを利用している。亭主がフィットネスクラブに行く時間に出たいプログラムがない、というのが直接の理由。トレッドミルや筋力トレーニングのほうが自由に時間が使える。気楽で良い。

トレッドミルで唯一の不満は、走っていて景色が変わらないことだ。いつも30~60分ほど走っているが、景色が変わらないので、飽きる。流れる雲や水平線(フィットネスクラブから太平洋が一望できる)、遠くの岬を眺めているが、基本的に何が変わるわけでもない。自然と視線はトレッドミルの距離計や、時計へと移る。しかし見つめれば見つめるほど進まないのが距離計や時計の特性である。

iPod classic(160GB)は、そんな亭主の退屈を紛らわせる唯一のデジタルガジェットだ。いつの頃からか、買ったCDは必ずリッピングするようにしていて、メインPCのSSDにロスレスで保管するほか、iPodに圧縮音源を転送している。アルバムの枚数は1005枚、12064曲。それでも iPodには92GBしか入っていないので、将来にわたって安心である。

もっともこれだけの枚数のアルバムを持ち歩けるオーディオプレーヤは(20万円だの50万円だのとべらぼうな値付けの製品を除いては)このiPod classicが唯一なので油断はできない。実際、iPod classicを含むiPodシリーズはすでに製造を完了していて、Appleの公式サイトにもiPodの文字はない。音楽を聴きたい人はiPhone 6S(128GB)を使えばよろしい、ということなのだろう。カジュアルに音楽を聴きたい人はそれでもよいのかもしれない。

ネットで大容量のオーディオプレーヤを検索すると、SONYのウォークマン、NW-ZX100(128GB)がヒットする。これに200GBのMicroSDカードを装着すれば320GBの大容量プレーヤになるそうだ。

評判が良いならばウォークマンという線も考えられるのだろうが、iPod classicに愛着を感じているせいか、ウォークマンにさしたる魅力を感じない。ハードディスクタイプのプレーヤは音が良いとか、iTunesの使い勝手とか、そんなことばかりが気になってしまうのだ。

2016年4月 8日 (金)

04/07 ステレオ時代第5号を読んだ

「ステレオ時代」という不定期刊のムックがある。

1960~80年代にオーディオに夢中だった世代に向け、毎号オーディオの懐かしい話題を提供する雑誌だ。

付録に鈴木英人のオリジナルカセットレーベルがついてきたり、かつての銘機、オーディオメーカを懐古する記事が連載されていたりなど、読者層を極端に絞った構成になっている。いまどきラジカセや、カセットテープの話題で盛り上がれるのは、それなりに年齢の行った人々であろう。亭主もまた子供時代にラジカセやカセットテープに慣れ親しんだ経験があって知識も有するが、そこはそれ、子供の知識である。この本の企画が楽しめるのは、やはり亭主よりも少し年上の世代、1980年代にオーディオに投資できた世代ということになる。

亭主が購入したステレオ時代第5号(2015年12月刊)では、「コンパクトディスク33年目の真実」と題して、CD黎明期における日本のエレクトロニクス技術、各メーカが工夫を凝らした技術が特集されている。Marantz CD-34、NEC CD-803といった最初期のプレーヤ、SONYの光学系固定方式のドライブ、VictorのK2インターフェース、TEACのVRDSシステムなどが、開発者からのインタビューという形で解説されている。「なぜ昔のCDプレーヤーは音が良いのか」なるアオリは、「現在のプレーヤと比較して」ではなく、「当時の記憶として」らしい。いや、それでよいのだ。なにしろこの本は、かつてオーディオに夢中になった世代向けに編集されているのだから。その証拠に、本書には現代を代表するCDプレーヤーのメーカ、たとえばDenonやAccuphase、Luxといたブランドは一切登場しない。これらのメーカのプレーヤーの音が悪いからではなく、現在も現役で活躍するメーカ、現在進行形のメーカの音を評価することが、読者層の興味ではないことをよくわきまえているからだ。

CDを1988年から聴き始めた亭主にとって、本書は多少オトナな内容であったが、知らない情報は、(それがたとえ過去の話題だったとしても)新情報に違いない。時間をみつけては少しづつ、楽しみながら読むことができた。

亭主自身はかつてのオーディオブームも、バブル期の大艦巨砲主義のオーディオも、今の音楽配信やハイレゾ、PCオーディオ、ヘッドフォンといった新しい音楽の楽しみ方の流れも否定しない。音楽はカセットテープやCD、FMや音楽配信といったフォーマットに縛られずに存在し、時代の流れにあわせて容れ物を変えていくものだと割り切っている。それでも今のCD店の閉店を憂えるのは、それまで当然のようにあったものが、いとも簡単に、ごく短時間に消えていく喪失感にさいなまれるからだ。1980年代にあれだけあったレコード店、CD店がつぎつぎと閉店していることを、割り切って考えるほどには達観していない。音楽が容れ物を変えて移り行くものだったとしても、レコード店やCD店を閉店しようと決めた人々の思い、無念を置いていくことはできない。

終わりつつあるCDというメディアへのせめてものはなむけに、かつて銘機と呼ばれていたCDプレーヤを買ってみようかなどとも思っている。

ちなみに亭主のMy 1st CDプレーヤは、ラジカセではSony、ミニミニコンではPioneer(Selfie)、ハイコンポではOnkyo、単品コンポではDenonであった。印象はどれも悪くないが、やはり一番入れ込んだのはDenonだったかもしれない。

2016年2月25日 (木)

02/25 【聴】 TAKET-BATPURE SuperTweeter

以前から気になっていたTAKETのスーパーツイータ―、BATPUREを購入。

この製品、Dynamic Audio 5555の1Fでデモをしていた数年前からずっと導入を計画していたのだが、なかなか踏み切れないでいた。一つは、現在メインシステムとして使用しているRogers Studio 1の音のバランスを崩したくなかったため。もう一つは定価5800円・ペアという価格の安さに「本当にこれで超高域が出るのか?」と疑問だったため。

ただ、安いということは気軽に実験ができるということでもある。こうなったらモノは試し、いろいろと遊んでみようということで導入に踏み切ったのだ。

TAKETのサイトによれば、このスーパーツイータ―、スピーカに気軽に貼り付けて使えるのだという。ただ、本体はともかく、本体からの配線の取り回しは意外と面倒そうだ。Rogers Studio 1の場合、スピーカ全面をネットが覆っていることから、ツイーターを貼り付ける場所もない。ならば他の追設型ツイーター同様、台座のようなものに貼り付けて、これをスピーカの上に置いて使うのがよかろう。

というわけで、以前から温めていた案を試してみることにした。

20160216nusulator
おなじみ御影石製のヌシさん型インシュレータ「ヌシュレータ」にTAKET-BATPUREを貼り付けてみたのだ。御影石ならば固定はしっかりしているし、そもそもインシュそのものに重量があるのでエネルギー損失も少なかろう。貼り付ける部分が少々下品だが、そういう意匠だと思えば、自然にみえなくもない。

このアイデアに満足した亭主、しばらくこの状態で放置したのち(妻の目を慣らすという意味もある)、ケーブルを仮接続して鳴らしてみた。確かになんとなく天井が高くなったような、空間に涼やかな広がりが現れたような感じがして、なるほどスーパーツイータ―とはこういう効果があるものなのかと納得した

のだが。

とにかく見栄えが悪すぎる。ヌシュレータ+スーパーツイーターならばなんとなく格好もつこうが、これにケーブルが生えると急に下品となって、冗談の域を軽く飛び越える。まるで電動ナントカが尻から生えているように見える。電動ナントカを付けた尻が、リスニングポイントに常に向かっているというのは気持ちの良いものではない。

そんなわけで、この案は多少気に入っていたものの実用には堪えぬと判断し、再度台座を作ってみた。

20160225taket
素材は、自宅にあった30mm角の黒檀キューブ。キューブとスピーカの接着には、ウレタンゲルのテレビ転倒防止マット(30x30x5mm)、そしてケーブルにはBeldenの8470を使用している。なお、8470の固定のため、スピーカ背面にも同サイズのウレタンゲルを貼り付け、ここにケーブルを接着している。もちろんスーパーツイータとケーブルの接続には(今度は本気で)はんだを用いている。

製作費はケーブルが1220円(5mを購入。うち1mx2本を使用)、ウレタンゲルが1312円(4個)
。黒檀キューブはすでに所有していたので、新規の投資2532円で据え置き型スーパーツイーターの台座が完成した。

何枚かジャズのCDを聴いているが、やはり良い録音のものは空間描写に奥行きが出るようである。聴いていて心地よい。

取り外しも簡単、値段も安い。自作でも1万円と工夫と手間をかける時間があれば余裕でおつりが来る上に楽しい。スーパーツイーター入門編としてぜひいろいろと試していただきたい。

2016年2月 9日 (火)

02/09 日々雑感

iPod Classicの中に入っているアルバムが977枚を数え、いい加減管理というものができなくなっている。

購入したCDは真っ先にApple Losslessでリッピングし、SSDドライブに保存する。そこからはJRiver Media Center21なり、Foobar2000なり、iTunesなりで再生してもよいし、iTunes経由でiPod Classicに曲を転送してもよい。ただ、iPod Classicに転送した曲をいざ聴こうとしても、曲名やアルバム名がすぐに思い浮かばない場合が多い。そんなときはiPhoneから自分のページにアクセスし、アルバム名を確認している。

役立たずに思えた「聴」のページが、CDの目録として使えるのは喜ばしい。ただ、ライブラリが1000枚近くになると途端に前後不覚になるというのは意外だった。

困るのは、ジョギング中に音楽を聴きたい場合だ。走りながらiPodのホイールを回すのが難しいのはもちろん、お目当てのアルバムを探し出すのはさらに難しい。立ち止まって操作すりゃいいじゃんと、そういう話ではあるが、ペースを落としたくないときもあるし、大会中の場合もある。トレッドミルに追い掛け回されているときもある。お気軽に音楽を楽しめる状況ばかりではない。

お目当てのアルバムを探し出す方法がないものかと考えて、しまい込んでいたiPod nano 6G(16G)を持ち出してきた。最近購入したアルバムをnanoに転送すれば、少なくともここ半年くらいに購入したアルバムくらいならば容易に検索できるのではないか。小型なので走るときにも邪魔にならない。フラッシュメモリならば落としてもダメージは小さい。

そんなわけで、とりあえず音楽をnanoに保存した。無駄な出費をすることなく問題が解決した(らしい)ことにささやかな満足を感じているが、本当にそれでよいのだろうか。

2016年1月19日 (火)

01/19 【聴】 Meta / Metafive, Warner Music(WPCL-12294)

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高橋幸宏、小山田圭吾、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井の6人からなるポップ・ユニット、Metafiveの1stアルバム。TOWA TEIのアルバムにも収録されている"Radio"のMetaバージョンを含む全12曲。


ほぼ全ての曲の作詞をLEO今井が手がけ、小山田圭吾、砂原良徳、TOWA TEI、高橋幸宏らがそれに曲を乗せる、という構成。手慣れの仕事というか、1曲1曲の完成度は非常に高い。けして格別にスノッブに作っているわけでもなく、むしろポップで非常に楽しい。気持ちいい。ヴォーカルは主として幸宏さんが担当、この部分のみ(いたしかたなく)記名性が高いものの、演奏から直接アーティストの顔が見えてこないあたりがミソだろうか。古い音楽ファンが聴いてどう思うかはもちろんだが、新しい音楽ファン、小山田圭吾や砂原良徳すら知らない世代のファンがこのアルバムを聴いてどんな意見が寄せられるかは興味のあるところだ。

2016年1月 6日 (水)

01/06 今年の抱負など(4)

「自分の好きな音」とは何か、の結論は依然として見えてこない。


・高域は解像度高いが耳障りでなく、どこまでも伸びやかであること。


・低域は量感たっぷりかつ高域とのバランスを保つこと。ベースの弦の震えがわかる一方でボヨンボヨンとしまりのない音にならないこと。


言うは簡単だが、それですべてかと問われれば、まだまだほかに付け足すことがありそうな気がする。


自らの好きなアーティストやアルバムの名前を具体的に挙げて、「この曲が気持ちよく聴けること」と説明する方法もあるが、それにしても「気持ちよく」の定義は曖昧である。「自分の好きな音」を説明するのは、「自分の顔の特徴」を説明するのとよく似ている。人と比べて目が大きいとか、小さいとか、そんな比較論でしか語れないし、そもそも自分の顔を評価の中心軸において良いものかどうかを自分で判断することにどれほどの客観性があるだろうか。


もう一つ。これは亭主に限ってのことかとは思うが、亭主にはオーディオ機器の音質を評価するためによく使うCDがある。ただ、このCDは、オーディオ機器の音質の違いを際だたせるために使っているのであって、必ずしもこのCDが自分の一番好きなCDであったり、音質評価の中心軸にあるCDである、ということではない。ありていにいえば、音質の違いを際だたせるための「極端な音」のCDである(もちろん嫌いなCDであれば音質評価にすら使いたくないので、その点では「好き」の部類に入れてもよいのかもしれないが)。このCDでわかるのは「違い」であり、好き嫌いとはまた違う尺度である。

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