聴(硬)

2020年2月 4日 (火)

02/04 【硬】 JRiver Media CenterをJRemoteから使う

 亭主はPCからの音楽再生にJRiver Media Center(JRMC)を利用している。

 最初に導入したのは、JRiver Media Center 21だったか。現在26までバージョンを重ねている。1年に何度かバージョンアップの案内が来るのだが、メジャーバージョンアップの場合現行ユーザならば安価で新バージョンへと移行できる。実感としてなかなか手厚いサポートという印象、多くのユーザが支持しているだけあって、バージョンが上がるたびに完成度が高まっている。Mac(最近はPCでも使えるようになった)の再生ソフトであるAudirvanaと並んで、PCオーディオの標準ソフトの一つといってよいだろう。

 そんなJRMCに、便利機能があることを最近知った。

 AppleのApp Storeに、PCにインストールされたJRMCをiPhone/iPadから操作可能とするJRemoteというアプリがあることを知ったのだ。アプリの値段は約1200円と少しお高いが、導入の価値はある。nyasuさんのページ「ハイレゾる」にJRemoteの紹介と導入方法が詳しく書かれているので、参考にするとよいだろう。亭主もこのページを参考にインストール、nyasuさんの記事は2017年のものだが、亭主のPC(Windows 10/JRMC 26)とiPhone XS(iOS 13)、iPad mini 5でも動作を確認している。

iPad/iPhoneからJRiver Media Centerを操作するのです。それがネットワークオーディオ(ハイレゾる)

 なんといっても便利なのは、PCを操作することなく、iPhone/iPadからPC上のプレイリストを一覧/再生できる点にあるだろう。当然、PCの電源を入れ、JRMCを起動しておく必要はあるが、それ以降はすべてiPhone/iPadから操作できる。iPhoneから手軽に音楽を再生しても良いし、より大きな画面のiPad miniをメディアセンターとして使っても良い。なによりこれまで電子書籍用途に限っていたiPad miniが、メディアセンターとして使えるようになったことは大きい。タブレット上でアルバムをビジュアルに確認し、聴きたい音楽を選択する。夢に見たネットワークオーディオ環境がお手軽に実現してしまった。

 CDプレーヤを修理して、CDはいいなぁと思っていた矢先、今度はPCオーディオがiPhone/iPadと連携し、ますます音楽再生の幅が広がってしまった。CDで本腰を入れて音楽を聴く環境、タブレットをつかってカジュアルに音楽を楽しむ環境、いろいろな使い方ができるのが楽しい。最近停滞気味だったオーディオだが、これを機会にいろいろな可能性を試してみたいと思っている。

2020年2月 1日 (土)

01/31 Accuphase DP-55Vの修理

修理に出していたDP-55Vがメーカから返ってきた。

ピックアップ交換、ベルト交換、切れたランプの交換など劣化にともなう数か所の修理で、費用はおおよそ43000円といったところ。技術料が20000円かかったが丁寧な対応と完璧な修理はさすがである。

しみじみとCDを聴く。ピックアップが新品同様になったからというわけではないだろうが、しみじみ良い音だなと思う。1000ZXLちゃんねるで辺境の民さんが

>毎日少しづつ劣化(エージング)していくのでOHでメカ交換して帰って来ると初恋の頃の恋人が蘇った感じかな

とコメントしていて、ちょっと面はゆいというか、照れくさいというか。

このところPCオーディオと称して、もっぱらPCからの音楽を聴いていた。いまさら音質云々を言うつもりもないが、やはりCDはいい。PCからの音楽にはないまろやかさというか、ほっとするものがある。これは多分ハイレゾやアップサンプリングといったテクノロジーの進化とは逆行する、アナログ的な良さなのだろうなと思う。CDを聴いてアナログ的というのもおかしな話だが、デジタルの音を、96kHz, 192kHzといったきっちりとした、正確なサンプリングレートで、データのエッジを立てて再生するよりも、44.1kHzというやや粗いサンプリングレートで再生する方が穏やかに聞こえるのだろう。かつてCDの音を「デジタル臭い」などと批判する時代もあったが、昨今のハイレゾ時代にあってはCDの音はむしろ「アナログ臭い」。それだけ人間の感性が、ハイレゾに慣らされたということになるのだろうか。

してみると「初恋の頃の恋人」という形容は、「古女房がエステで若返って帰ってきた」という意味合いとは異なることがわかる。もちろん劣化した部分がかつての状態へと戻ったことは間違いないが、それはあくまでも「かつての状態」である。なかなか含蓄のある形容だなと感心しつつ、まったりとCDの音を楽しむ亭主であった。

2019年12月30日 (月)

12/30 Accuphase DP-55Vの故障

Accuphase DP-55Vのフロントパネルの電球が切れたようで、Accuphaseのロゴが表示されない。


DP-55Vを購入したのが2002年の8月で、来年で18年になる。いい機会なので修理がてらオーバーホールでもしようかと思っている。。オーディオメーカ随一のアフターサービスの良さには定評のあるアキュフェーズである。時間が経っているので果たして修理可能かどうかはわからないが、とりあえず相談してみる価値はありそうだ。


 

2019年12月12日 (木)

12/12 【聴】 Mobius Strip / Ken Ishii, U/M/A/A(UMA-9130-9132)

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 東洋のテクノゴッドなる異名を持ち、日本を代表するテクノ・アーティスト/DJとして活躍するケン・イシイの日本デビュー25周年記念アルバム。彼としては実に13年ぶりのオリジナル・フルアルバム、これまでそして現在のテクノ・シーンを彼なりに総括した作品とのこと。全13曲。

  なお初回限定生産盤は3枚組、PV2曲にオリジナルフォントを加えたCD-EXTRAと、2曲入りの7inchEPが添付されている。特にEPには、彼の出世作である"EXTRA"のリマスタリングバージョン、およびパックマン40周年を記念して製作された楽曲"Join the Pac"が収録されている。ゲストにJeff Mills、リマスタリングに砂原良徳が参加しているあたりも要注目。

 これまでのケン・イシイにはない骨太なトラック。圧倒的な質量で海を行くタンカーの如く、また決して抗うことのできない時代の流れの如く、骨太なビートがアルバム全体を突き動かしている。亭主はまず真っ先にUnderworldを思い出したが、当然ながらUnderworldリスペクトなトラックではない。その時代時代で柔軟にそのスタイルを変えてきたケン・イシイが、今を鋭く切り取った結果が本作の特徴である骨太サウンドなのだ。(2019.11.30)

2019年12月 8日 (日)

12/08 日々雑感

結婚以降、オーディオ店やCD店、およびこれらの中古店からすっかり足が遠のいていて、以前ならば週に1度かならず顔を出していたハードオフも、最近はすっかりご無沙汰である。

今日日、中古店に出物が並ぶことなどほとんどないのだが、以前は「念のため」「もしかしたら」と毎週通っていた。結婚し、店に通わなくなった当時は「もしかしたら亭主が不在の間にナイスなアイテムが売りに出されているのではないか」と不安になり、仕事をしていても落ち着かない日々が続いた。こうなるともう禁断症状、強迫神経症に近い。結果症状がおさまるのに5年ほどかかった。あとから考えると、あのそわそわ感はいったい何だったんだろうかと思う。今は憑き物がおちたようにさっぱりしている。

この日は妻が留守にするというので、4〜5年ぶりに水戸のハードオフをのぞいたのだが、売場のラインナップが以前と全く変わっておらず・・・というか、売り物は変わっているのだろうが売場の放つオーラは全く変わっていなかった。当然のようにナイスなアイテムもなく、たいして欲しいとも思わない中古CDを2枚買って帰ってきた。

4〜5年ぶりのハードオフにも関わらず、欲しくもないCDを2枚買うというやる気のなさが亭主の今を、そして中古市場の今を如実に物語っている。時代の名機はどんどん劣化し廃棄されているし、かろうじて残ったアイテムはインターネットのオークションやフリマアプリ上で流通しているにすぎない。そしてそのほとんどがチャイナマネーの威力によって中国に向かって流れるか、転売ヤーと呼ばれるオークション好きたちが買ったり売ったり、ぐるぐると同じ場所を回っている。

2019年10月30日 (水)

10/30 【硬】BOSE 120 Westborough

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 ハードオフのネットモールで、BOSE 120 Westboroughを購入した。

 亭主は以前にハードオフ上野御徒町店で現品を確認していて、数回通ったのち購入を決意した。BOSE 120は、亭主がかつてお世話になっていたオーディオ店「ジュピター」にあって、お店でちょくちょく試聴していた。当時から小型スピーカには見合わない朗々たるサウンド、アメリカらしい颯爽とした音に魅力を感じていて、おおよそ20年越しの購入となった。

 BOSE 120の詳細はこちらに詳しい。

 120の特徴は大きく分けて3つ。BOSE製品らしからぬ異形のルックス、前面に並んだバスレフダクト、そしてスピーカネットをはずすと現れる星形のスピーカ・コーン。異形のルックスはさておき、バスレフと星形のコーンが120のサウンドのすべて、颯爽としたアメリカンサウンドを物語っている。おそらく初めて聞く人は、その小さな筐体からこんな音が出ると俄には信じないだろう。中高域から低域までを量感たっぷりに、伸びやかに、そして一点の曇りもなく再生する。コンシューマ用としては「これで充分、これで完結」する音と言って良い。

 しょうさんが1000ZXLちゃんねるで書いているように、BOSEのスピーカは「正確にセッティングして、中央ポジションで聞く」よりも「そのへんに適当に設置して生活音の中に溶け込ませる」と「非常にいい感じで」聞くことができる。オーディオ用途に限定するよりもYoutubeやネットラジオなどを聞いても良いしPC用スピーカとしてもTV用スピーカとしても申し分ない。亭主も現在はちょい高い位置に置いて、上から下へと音を降らせるように聴いている(120の底面にはねじ穴があいていて専用部品で天吊りができるのであながち間違ったセッティングではない)。もちろん小型アンプと組み合わせてミニコン風としても良い。アクの強いルックスのスピーカと並べて違和感のないデザインのアンプがどれだけあるかはちょっとわからないがーーー。

 BOSEのラインナップのなかでもちょっと変わったスペックを持つ120。後継機が出たという話もなく、どちらかといえば「イロモノ」的な扱いを受けがちなスピーカであるが、出音は間違いなく「ホンモノ」である。

2019年10月 7日 (月)

10/07 日々雑感

亭主は現在、メインのオーディオシステム向け再生ソフトとしてJRiver Media Center 25を、サブシステム向け再生ソフトとしてApple iTunesを使っている。

かつては再生ソフトにFoobar 2000を使っていたのだが、木之本レエルさんの「中級オーディオ入門(Kindle)」を読んだことがきっかけで、木之本さんおススメのJRiverを購入、以降これを愛用している。Foobar 2000でうすぼんやりと霧のかかったような出音がJRiverでは見通しの良い音となり、再生ソフトによってこれほどまでに音が変わるものかと驚いた記憶がある。

この日、ネットを逍遥していたところJPlayというソフトの音が良いという記事を読み、最新版であるJPlay Femtoをダウンロード、さっそく聞いてみた。JPlayというソフトはちょっと変わっていて、JRiverやiTunesのようなアルバムを選んで再生するというGUIが存在しない。またCDなどから音楽データを取り込む機能もない。あるのはコマンドプロンプトのようなコントロール画面、JRiverやiTunesから音楽データへのリンクを「コピー」し、プロンプト上で「ペースト」することで音楽を再生する。

ちなみにネットワークオーディオはサーバ(DMS)、コントローラ(DMC)、レンダラー(DMR)の3つから構成されているそうで、JRiverやiTunesはこれら3つの機能が実装されている。対するJPlayはレンダラーが主体である一方、サーバやコントローラは他のソフトウェアのそれを流用できるのだそうだ。

さっそく、メインに向けJPlayから音楽データを送信してみる。華やかな音が耳を惹くが、音数が多くなると多少ごちゃごちゃとした再生となる。ネットの評判によれば以前はかなりJRiverを引き離しての高音質だったようだが、いま改めて聴いてもさしたる違いは感じられない。JRiverがかなり気合をいれたようである。腰高なJPlayに対してJRiverはしっとりと落ち着いた音で、個人的には後者の出音が好みだ。ここ数年のバージョンアップでJPlayに匹敵する再生音を手に入れたようである。

JPlayはシェアウエアだが一定期間試用することができる。試用期間ののち気に入ればライセンスを買うことになる。現在の値段はよくわからないが、以前は99ユーロだそうである。ただ亭主的には、値段なりの再生音か疑問に思う。テキストベースのコントロール画面、レンダラーだけの機能に99ユーロは高い(果たして本家サイトは閉じているようであるが日本からもPaypalなどで買えるのだろうか)。その出音に感動したとして、音質向上にどれだけの費用を出せるかは人それぞれ、あとは音質向上幅にどれだけの費用を出せるかの問題である。

残念ながら亭主には、JPlayとJRiverの音質の違いに99ユーロの価値があると思えなかった。ユーザインターフェースに他のソフトを流用するのは良い試みとはいえ、レンダラー部分のみの違い、とあらば99ユーロの価値を見出すのはさらに難しいというのが正直な評価だ。

2019年9月 9日 (月)

09/09 日々雑感

本日VictorのカセットデッキTD-V521を退役とした。

TD-V521を置いていたラックの棚に、CSEのアイソレーション電源TX-2000を置いた。これまではTX-2000をラックの裏に置いていたのだが、掃除がしにくく埃が被り放題だった。TX-2000をラックに入れてみるとオーディオシステムの裏側の見通しが良くなって、ラック裏側の掃除が楽になった。

目下ヤフオクで代替となるデッキを探しているが、次は小型のデッキにする予定。最近まで生産されていたハイコンポ/ミニコンポのデッキを狙っている。

2019年9月 5日 (木)

09/05 日々雑感

 このところVictor TD-V521の調子が悪い。
 もともとジャンクで購入したカセットデッキである。ジャンクに耐久性を望んではいけないがが、それにしてももう少し使えてもよいのでは、と思うくらい中途半端なタイミングで不調となった。これまでNakamichiのカセットデッキ2台をジャンクで購入し、1台を不調で廃棄、もう1台を修理要で中古店に売却している。いずれもかつてのカセット黄金時代に活躍した名機だった。
 今回の不調は、テープの巻き戻し不調だ。前向きに考えれば、常に前へ前へのポジティブ動作になった。モータの作動音が聞こえないので、モータがヘタっているのだろう。以前亭主が父親に進呈したAIWAのラジカセは、オーバーホールの結果部品という部品すべてが劣化していたそうである(1976年発売のラジカセなのだからしかたない)。今回もモータのみ劣化しているとはとうてい思えない。あちらを直せばこちらが壊れる。その場しのぎの対策でなんとかなるものではないだろう。
 不調のまま、オーディオラックの中に鎮座在しているデッキをみていると、その場所に(ラックの裏にあってホコリをかぶりがちな)アイソレーション電源(CSE TX-1000)をおいた方がスペースの有効活用になるかもしれないと思ったりもする。テープの再生には、ウォークマンやラジカセや、ハイコンポの小型デッキを使えばよいのではないか。
 早速オークションサイトで、小型デッキの出物を探している。ハイコンポのデッキならば2000年代前半くらいまでは製造されていたであろうし、部品の質も高いと期待している。製造後20年弱ならばまだまだ現役として使えるのではなかろうか。

2019年8月14日 (水)

08/13 iPod touch第7世代雑感

iPod touch第7世代を購入して約2ヶ月が経過した。

256GBのメモリには1355枚のアルバム、16307曲が256kbpsの圧縮フォーマットで保存されていて、好きな曲をすきなときに楽しむことができる。通信機能がWi-Fiのみなので、もっぱら出張でスタンドアロンとして使っている。通信機能が必要な時はiPhone XSのテザリング機能を用いてネットに繋ぐか、そもそもXSを使う。

iPod touchの良い点は、iPod classicを凌駕するストレージの大きさとiPhone SEに匹敵する軽さだ。

特にジョギングやマシンジムの際に音楽を聴く場合、AirPods+iPod touchの使い勝手がよい。AirPodsのワイヤレスによってイヤフォンケーブルのごちゃごちゃがなくなり、iPod touchの軽量さによって携行する荷物を軽くできる。XSを使っていたころは必須だったポーチが不要になって、軽々ジョギングできるのはなかなか快適である。

ひとつだけ不便を挙げるならば、iPod touchではエクセサイズのアプリであるRunkeeperが使えない。Runkeeperには自ら走ったルートを地図上に記憶してくれる機能があって、4Gの通信機能が必須なのだ。現在は、ジョギング後に走行ルートをRunkeeperに手作業で入力している。走行ルートを記録するためにiPhone XSを携行しテザリングでWi-Fiにつなぐのは本末転倒であるし、そのためだけにわざわざモバイルルータを購入するというのもおかしい。

亭主にとってiPod touchは純粋なミュージック・タンクである。その部分は依然として揺らぐことが無い。

世間ではゲームに使った、だの映像編集に使ってみただのとやたらアグレッシヴな記事がならんでいるが、亭主には最も素朴な使い方「iPod本来の機能である音楽機能」ができれば良い。Runkeeperを使うための通信機能は不要ーーーと強がりをいっておく。

 

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