聴(硬)

2019年5月12日 (日)

05/12 【硬】Audio Technica ATH-CM707を再度購入

ふと思い立ちHard-Offに行き、偶然見つけたAudio Technicaのインナーイヤーフォン"ATH-CM707"を購入した。

愛用していたATH-CM707が2018年1月に断線し、以降渋々カナル型イヤフォンを使っていたので、売り場のショーケースでこれを見た瞬間に購入を決意する、いわゆる即決であった。「今はこのタイプは珍しいですよね」と店員さん。「今はだいたいカナル型でBluetoothですから。でもあんまりカナル型って好きじゃないんですよね。耳から落ちやすいですし・・・って、カナル型売ってて言うことでもないですが」と笑っていた。亭主も全く同感だったが、ここにもカナル型が苦手な人がいたかと、少し意外だった。

巷でインナーイヤーフォンは絶滅種である。売り場にはカナル型しか置いていない。耳の中に籠る音、タッチノイズ、耳穴から落ちやすい形状。こんな欠陥デザインの商品が市場を席巻していること、それ自体何かの間違いだと思いつつ、もしかしたら文句を言っているのは亭主だけかもしれない、亭主の言うことなどジジィの戯言なのかもしれないとも思っていた。

自宅で早速試聴する。圧倒的に広い音域、納得の高音質。インナーイヤー型が絶滅種となった理由がますますわからなくなった。感激のあまりAmazonでCM707を買い増ししてしまった。これでしばらくは戦える(なにと?)。良い買い物をした、亭主と同じ考えの人がいてよかったと久々にご満悦の亭主であった。

 

2019年5月 7日 (火)

05/07 【硬】「使っていない機器や使用頻度の低い機器をシステムに組み込んだままにしておいてよいのか問題」を考える。

「使っていない機器や使用頻度の低い機器をシステムに組み込んだままにしておいてよいのか問題」を考える。

亭主は、Audio AlchemyのDigital Decoding Engine 3.0をシステムに組み込んでいる。ただしその使用頻度はかなり低く、思いついたときにちょっと切り替えては元に戻すという、あまりぱっとしない使い方にとどまっている。CDプレーヤをトラポとして使用するが、そもそもCDプレーヤを使う頻度が減っている。DDE3.0が192kHzといったハイレゾの信号を受けられればPCオーディオとしての使い道もあろうが、残念ながらDDEで受けられる信号は48kHzが上限である。

使っていない機器をシステムに組み込んだままにしておくデメリットは、意外とわかりやすい。まず待機状態でも電力を消費するので電気代がかかる。通電していれば部品が劣化する。ラック背面のケーブルの取り回しが複雑になる。不測の信号経路、あるいは電源回路によってメインシステムの音質が低下する(可能性がある)。ただし最後のは明確な根拠があるわけではない。

一方、メリットはどれくらいあるだろうか。ちょっと考えたところでは、(いちいち接続しなおさなくても)気が向いたときに聴ける、ラックが正式な保管場所になるので死蔵にならない、あたりだろうか。今ひとつワクワク感に欠けるメリットだけれども。

使っていない機器をシステムに組み込んだままにすることで、致命的な何かが発生することはないので、現状維持すなわち「組み込んだまま」という解決方法もないわけではない。気になるか気にならないか、ブログのネタになるかならないか程度の話、要は気分の問題といえなくもない。

ただ、あらためてシステムを眺めてみるに、DDE3.0とプリアンプとをつないでおくケーブルがAudioquestのCopperheadであったことは、大いに不満である。水戸にあった石丸電気のワゴンセールで特売だったものだが、音質面でいえば同世代のKing Cobraのほうが圧倒的に良い(King CobraはTrigon Vanguard IIとプリアンプの間に使っていてその実力は確認済み)。最新の高性能RCAケーブルに取り替えたならばDDE3.0にも失地回復の機会があったかもしれない。それくらいCopperheadとKing Cobraの性能差は著しい。

現在亭主のシステムには、CDプレーヤのほか、PCオーディオ用のDAC、アナログプレーヤ(およびフォノイコ)、カセットデッキが接続されていて、これが最小限度の編成である。アナログレコードやカセットデッキを常用しているわけではないがDDE3.0よりは使用しているし、代替手段もない。

そうそう、使っていない機器をシステムからはずすメリットはもう一つあった。DDE3.0を退役とすれば、都合ケーブル2本(デジタルケーブル1本とRCAケーブル1組)が管理から外れる。管理すべき周辺機器やアクセサリ類が減るため、アップグレードのための投資を集中させることができるのは最大のメリットといってもよいかもしれない。

 

2019年5月 4日 (土)

05/04 日々雑感

GWである。

このブログを日々の記録とするならば毎日の亭主の行動をつぶさに報告すべきなのだろうが、あいにく大したことはしていないため、報告すべきことも特にない。というか、報告して面白いことがあるならば率先して報告しているはずだ。

昨日、時間を見て水戸赤塚のワンダーレックス(旧ハードオフ)と水戸の川又書店に行ってきた。

何を買う、というわけではなく、店頭に並べられた品物から刺激を受けることが目的だ。

日々変わり映えしない生活をしていると、すべてが退屈で、ありふれたものに見えてくる。新しいコトを起こすことが億劫に思えてくる。そんなときは外に出て、新しい情報を仕入れるのが良い。興味のないことに無理やり興味を持つ必要はない。これまで慣れ親しんだこと、気軽に興味が持てることが良い。亭主の場合、本やCD、オーディオがそれにあたる。

店頭に並ぶ中古オーディオを見ていると(大したものが並んでいるわけではないことはさておいて)様々な思いが心の中に湧き上がってくる。最近亭主の中では沈滞ムードのオーディオであるが、あんなことがしたい、こんなことがしたいという気持ちがあれやこれやと思いつく。SACDプレーヤが売られているのを見ると、安いSACDプレーヤでYMOのリマスタリング盤が聴きたいと思う。DALIの普及版ブックシェルフを見ていたら、現在PCオーディオで使っているAuratone QC-66をメインシステムに移設して、PCには代わりとして小粋なブックシェルフを置きたいと思う。オーディオに大きく投資できるならばそれも良いが、ちょっとした出費で新しい機器を導入し、手軽に楽しむのでも充分だ。

翌日家事の合間を見つけて、オーディオラックの背面にあるオーディオケーブルをすべて抜き、ホコリなどを良く拭いてつなぎ直してみた。音が良くなったかはよくわからない。以前は埃っぽかったラックの裏がこざっぱりとして、オーディオを楽しんでいる気分になった(本格的にやるならば接点磨きやケーブルの被覆剥きなどやってもよかっただろう)。これだけ楽しめて出費はゼロ円、しかもラック裏がきれいに整理されたのだから、良いコト尽くしだ。

昨日の話に戻る。

ワンダーレックスでオーディオ方向に刺激を受けた次は、書店である。

川又書店では2冊ほど購入した。書名はおいおいレビューなどで報告していく(つまり買ったのは漫画や雑誌、技術書などではない)。こちらも書店の売り場を眺めていると様々にインスピレーションが湧いてきて、あれも読みたい、これも読みたいという気持ちになった。ただ亭主には悪い癖があって、ある作家やジャンルの作品を集中して読み込んでいると突如その作家や、ジャンルに飽きてしまうのだ。いわゆる「おなかいっぱい」というやつ、作品のパターンがある程度読めてしまったり、あるいはたいして得られるものがないと思ってしまった瞬間、(以降の作品も似たか寄ったかであろうと勝手に見切りをつけ)興味を失ってしまうのだ。これまでSFやミステリ、戯曲集、日本史の解説書などでこの気分を味わっている。いや実際は読みたい気持ちがないわけではない。ただ日常生活で読書の時間が限られている中、新鮮な驚きと知識が得られる本はSFやミステリ以外にもたくさんあるのではないかと考えてしまう。

今回購入した2冊は、そういった亭主の飽きっぽさから少し趣を変えた、しかし気軽に興味の持てる2冊である。

 

2019年2月 7日 (木)

02/07 日々雑感

先日亭主が購入したYMOのリマスタリング盤は、1枚のディスクにCDとSACDの音楽データが記録されている。亭主はSACDプレーヤを所有しておらず、またSACDフォーマットのCD(CDなのにSACDとはこれいかにだ)も数えるほどしか持っていないため、当分SACDを聴く予定もないし、SACDプレーヤを買う予定もない。それよりなにより巷ではハイレゾ音源が話題で、先日訪れたDynamic Audioでも再生はもっぱらPCやサーバに保管された(ハイレゾ音源を含む)音楽データであった。


PCから音楽を再生する方法として巷間に知られているのは、PCオーディオとネットワークオーディオの2種類である。PCオーディオは名前の通りPC上で音楽データを再生する。一方ネットワークオーディオは必ずしもPCを必要とせず、NASなどの大容量のストレージに保存されたデータを、専用の再生機で再生する。どの辺が「ネットワーク」なのかは亭主自身よくわかっていないのだが、多分NASと再生機が音声用ケーブルでなく、ネットワークケーブルで接続しているからだろう。


亭主は以前からPCオーディオで音楽を楽しんでいる。iTunes経由で取り込んだ音楽データをハードディスクに保存し、JRiver Media Centorという再生ソフトで再生している。音声データはPCのUSBからDDCへと送られ、ここでビットを揃えたのち長さ3mのデジタルケーブル(SPDI/F)でDACへと送られる。DACからコントロールアンプ、パワーアンプを経てスピーカより音楽データが再生される。


DDC : M2Tech Hiface Evo

マスタークロック : M2Tech Hiface Evo Clock

DAC : Rotel RDD-06


亭主のCDプレーヤ(Accuphase DP-55V)にもDAC機能があるが、サンプリングレートが32kHz, 44.1kHz, 48kHzの3種類であるため、DDCから創出される最大22.5792MHzの音楽データを受けることができない。一方、RotelのDACは最大192kHzに対応する。送り側(DDC)と受け側(DAC)のサンプリングレートを合わせ、マスタークロックで正確に音楽をデジタル伝送することで、高品位な音楽再生を狙っている。AccuphaseとRotelの音質をDAC機能だけで比較した場合、AccuphaseよりもRotelのほうがキメの細かい、滑らかな音がする。ハイハットの音を聴き比べてみるとわかりやすい。DP-55Vのオープンハイハットが「じゃらーん」ならば、RDD-06は「しゃら~ん」である。サンプリングレートを高くすることで、本来ノイズとしか聞こえない音が、実は豊かな音楽を奏でていることに気づかされる。ハイレゾを導入する意味、楽しむポイントは意外とわかりやすい。


DDCでサンプリングレートを高く設定することの効果は、実はCDでも確認することができる。実際上の比較で使った音源はCDからリッピングしたものなのだ。SACDやハイレゾ音源でなくとも、ハイビット・ハイサンプリングの恩恵を受けることができる、というのは世のオーディオマニアたちにとっては朗報である。あえてハイレゾなどと肩ひじを張らずとも、またe-Onkyoのような使い勝手の悪い音楽サイトで無理やりハイレゾ音源を購入せずとも、好みの音楽を良い音で聴くことができるのだ。


良いDACが欲しいと思う。DDCから送られたハイサンプリングのデジタルデータを、高品位でアナログ音声信号へと変換可能なDACが。RotelのDACに不満を持つわけではないが、ほかのDACの音にも興味がある。DACチップにはメーカ・モデルに応じた音質の良しあしがあり、筐体のつくりや電源回路の構成によっても音質は変化する。PCオーディオ・ネットワークオーディオが普及してデジタル関連のオーディオ機器もずいぶんコストダウンが進んだが、オーディオ専業メーカが本気で取り組んだDACの音もまた気になるところだ。

2018年11月24日 (土)

11/24 日々雑感

 先日、職場のYさんが当方の家に立ち寄り、オーディオシステムの音を少し聴いて帰って行った。

 Yさんは自身でも楽器を演奏するほか、自宅にはタイムドメインのスピーカを置いているとのことで、オーディオに関しては少なからずこだわりのある人物だ。亭主のシステムを聴いてしきりに感心していたYさんであったが、亭主は自身のシステムがよい音とは思っておらず、Yさんのお褒めの言葉にただただ恐縮するばかりだった。(こんなことを言ってはいけないが)たぶんお世辞だろうと思ってみたり、タイムドメインを使っていれば亭主のスピーカの出音はむしろ新しく感じるだろうと思ってみたり、いろいろと考えさせられるミニオフ会であった。

 亭主のシステムは、導入してすでに10年以上が経過している。常時通電のシステムもあって、ソリッドステートはいえずいぶんヤレが入っているのではないかと思っている。ヤレが入っていたとしても、毎日聴いている亭主にはそのヤレの具合がわからない。いや、Yさんとシステムを聴いていると、昔に比べて音の鮮度が下がっているように聞こえる。高域の粒立ちであるとか、中域のツヤであるとか、あるいは低域全体の豊かさであるとか、亭主的にはいろいろとご不満である。かつての清冽なサウンドが現在のシステムから聴こえてこないことに、時の流れを痛感する。

 もしシステムを更新するとしたら、どんなシステムにするだろうか。先日買ったステサンをぱらぱらとめくりながら思いを巡らせる。メインシステムにセパレートアンプを使っている身としては、引き続きセパレートを使いたいという気持ちと、シンプルシステムに戻りたいという気持ち、どちらの気持ちも捨てがたい。だが、亭主は、システム構成や価格よりも、亭主がその機器を使う「意味」や「必然性」「物語性」を重要視する。オーディオシステムには、使う側にも、使われる側にも物語がある。オーナがシステムを使う「意味」や「必然性」を見いだしたとき、初めてそこに「縁」が生まれ、そこから長いつきあいが始まることとなる。

 インテグレートアンプがいいか、セパレートアンプがよいか。海外製か、国産か。ここまで語って具体的な名前が全く出てこないのは、亭主と候補となる機器との間に「物語」が見えてこないからにほかならない。

 ステサンに掲載された機器に「物語」が見えないのは、実際にその機器に触れ、音を聴いていないからだが、機器やブランドから「物語」が見えてこないからでもある。新興ブランドと亭主との間にどんな「縁」があるというのか。

2018年11月10日 (土)

11/10 日々雑感

Stereo Sound 208号を読んだ。


ステサンを買うのは本当に久しぶり、7、8年ぶりくらいになるだろう。そもそも雑誌というものをほとんど読まない。積読の本を消化するのに精一杯で、雑誌にまで手が及ばないのだ。


ステサンを買ったのには、いくつか理由がある。ひとつは特集「続・オーディオ評論家の音」が面白そうだったこと。オーディオ評論家が使うシステムがどのようなものか、ふと興味が沸いたのだ。現在使用しているオーディオシステムが完全に結晶化していて、新しい刺激を求めていたことも理由のひとつである。


さて評論家がどんなシステムを使っているのか。ぱらぱらと紙面をめくる。オーディオにおいてもっとも個人の趣味趣向が発揮されるのはスピーカであるが、亭主の場合、個人の趣味趣向ははっきりいってどうでもよい。大事なのはプリアンプやパワーアンプといった、個人の趣味を下支えする部分だ。


特集では4名の評論家のシステムが紹介されていた。それぞれに個性あるスピーカが使われていたのと同じく、プリアンプやパワーアンプもまた四者四様であった。おやとおもったのは、3名のシステムのいずれにもアキュフェーズの製品が入っていたこと。SACDプレーヤ、イコライザ、アンプ、クリーン電源。国内におけるオーディオのトップメーカ(の一つである)アキュフェーズがそれぞれのシステムの、様々な場所に組み入れられていたのはちょっとした驚きであった。


亭主もまたアキュフェーズの製品は持っている(CDプレーヤ)が、それをシステムの主役と思ったことは一度もない。個性ある機器と機器のあいだでエイヤと仲を取り持つ、ブリッジ的な役割を担っているのがこのメーカの製品である。アンプは多少細身かつ腰高になる印象だが(本書にもその傾向にあることが示唆されている記事があった)、ハイレゾ化が著しい昨今の音源事情からすれば致し方ないようにも思える。要するに「信頼のブランド」なのだ。


亭主のOrpheusもそろそろ15年ほどになる。アンプとしてはおそろしく長命の部類にはいるだろうか。ディスプレイ部分の輝度にムラができていたり、リモコンが利きにくくなっているが、音質の劣化は気にならない。いや、音の鮮度が落ちていることは気づいているが、それがスピーカのせいか、アンプのせいかが切り分けられない限りは何か言うべきでもないかなと思っている。


たぶん亭主は、こういう日々気づかない音の劣化をどうにかしたいと思っているのに、今の機器のしがらみに捕らわれ、動けずにいる。たぶんこれを解決するには、今のシステム一切合切をリセットし、新しい機器へと入れ替えるしかない。だがそれには大きなリスクを伴い、今の亭主には適切な打ち手がない。


2018年7月22日 (日)

07/22 【硬】 Denon Envaya DSB-250BT-BKの修理

7/12に修理に出したDenon Envaya DSB-250BTが、サービスセンターから戻ってきた。


戻ってきたと思いきや、新品が送られてきた。


故障の原因は書かれておらず、新品を送るので様子を見てほしい、とだけ書いた修理票がついていた。こちらとしては正常に使えれば文句はない。早速2度目の開封、iPhoneとペアリングしYoutubeなどを再生。正常動作を確認した。音質もなかなかで、音楽を楽しく聞くことができる。とはいえ亭主がこのスピーカで楽しむのはもっぱらYoutubeの映像、お笑いとかYoutuberのトークなので音質を問う場面はあまりないのだけれど。


充電の不具合で動作不安定だった先代機、不安定で仕事にならないと妻に不評を買い、結局修理後は当方が使っている。新品はバッテリーも持つのであちこち持ち歩いている。現在はノートラブルだが、信頼できないと妻は寄り付かない。妻は別の方法で音出しする予定。亭主はEnvayaでまったりとAマッソ(Youtube公式チャンネル)のコントを聴いている。

2018年7月12日 (木)

07/12 【硬】 Denon Envaya DSB-250BT-BKの故障

3月に購入していたDenonのBluetoothスピーカ、Envaya DSB-250BTの調子が悪く、サポートに相談した結果修理することとなった。
具体的には、
  • 電源が入らない。ただしUSBケーブル経由ならば通電し、iPhoneの音をスピーカから出すことができる。
  • 常に充電がカラの状態である。上に書いたUSBケーブルを挿すと、電池残量のインジケータ点灯するが、すぐに満充電となってしまう。満充電となっても電源は入らないし、再度充電を試みるとカラの状態に戻ってしまう。
  • 電源を入れると盛大なポップノイズが出ることがあった。
サポートセンタにこれらの不具合を伝えたところ、おそらく充電池の故障であろう、送付先を教えるので着払いで送ってほしいとのこと。明確な診断、てきぱきとした対応に、不具合対応とはいえ気持ちよく相談することができた。
どれほどで修理が完了するか、うっかり聴くのを忘れていた。まあともかく楽しみに待つこととしよう。
留守中は同じくBluetoothスピーカ、JBL Charge 3を使う予定。こちらも良い音がするが、インターフェースには不満が多く、個人的にはDenonをおススメしたい。

2018年6月28日 (木)

06/28 【硬】 Denon プリメインアンプ PMA-60-SP

 DENONのPMA-60-SPを購入した。


 以前にも書いたように、サブシステムである真空管アンプのボソボソというノイズが聞き苦しく、代替となるアンプを探していたのだ。特に夏場はエアコンの作動音が真空管アンプに混入し、音楽を楽しむという状態からは程遠かった。真空管からデジタルへ、とは路線変更も甚だしいが、変えるならばこれくらい変わった方がいっそのこと気持ち良い。


 サブシステムではスピーカにAuratone QC-66を使用している。スタジオモニターとして使われているスピーカであるが、実際に聞いてみるとモニター的な荒々しさは感じられず、むしろ良質な3Wayスピーカという趣である。1984年発表のスピーカというからヤレが入った結果、モニター的でなくなってしまったのかもしれない。一方PMA-60はハイレゾ対応、USB入力にも対応する最新アンプである。エンジンばかり最新でも、タイヤがオンボロではどうにもならない、という意見もあろう。ハイレゾに対応した最新のスピーカと組み合わせたほうが音楽として楽しめるのかもしれないが、最近のスピーカはどれも個性に乏しく、「欲しい」と思える魅力的なものが見当たらない。


 Amazonから商品が到着、早速真空管アンプと置き換える。真空管アンプと組み合わせて使ってきたAudinst HUD-mx2も退役とし、PCからUSB経由でPMA-60とQC-66を接続する。PMA-60のスピーカ端子はバナナプラグに対応する一方Yラグが使えないため、Beldenの細めのケーブルを使うことにした。電源は3ピンの大型だが、締め込みがきつくなかなか本体に入らない。色々と手間がかかる。


 PCからiTunes経由で音を出す。盛大な音が出てびっくりする。アンプ、iTunes、OSそれぞれにボリュームコントロールがあるため、組み合わせ的にボリューム調整が必要なのだ。あわててアンプのボリュームを下げたが、調整しろが多すぎるのは問題である。残念ながらiTunesのサウンド出力はあまり良質とはいえない。想像した通りうすぼんやりとしたローファイな出音。普段亭主がメインシステムで聴いているJRiver Media CenterからWASAPI経由で再生すると、こんどはふわりと音場が広がった。「ふわり」である。音のキメが細かい。かつて亭主は激安のデジタルアンプを使っていたが、当時は荒々しい出音、低域から高域までソースの音を無骨に出していた。ソースであるデジタル信号を無加工で再生しているのだろうが、亭主には「やかましい音」としか感じられなかった。


 これに対してPMA-60は、音場豊かでキメの細かい音がする。「ハイレゾ音源を持っていない、スピーカが超高域に対応していない」ことから超高域の評価はできないが、高域も、また低域も特に強調した感じがなく自然である。亭主にとっての「自然」はむしろ好評価である。中域の存在感も良い。かつてDENONといえば物量投入による重心の座ったサウンドが売りであったが、PMA-60に限っては中域にエネルギーを集めつつ、デジタルアンプの鮮度の良さ、キレの良さからくる荒々しさを、キメの細かさで補っている。おなじJRiverから、Orpheus+Studio 1へと出した音に比べるとPMA-60のほうが中域の鮮度が良く、溌溂と快活に感じられる。ジャズもサックスやトランペットなどは特に気持ちが良い。注目すべきはドラムの、いわゆる縁を叩く音が生々しい。カンカン、コツコツと素材が見える。先に「自然」と書いたが、こういう生々しさ、外連味が多少あるとオーディオ的には楽しさが増す。その意味においてはオーディオ的な要素、楽しみ方も多分に含まれたアンプと言えそうだ。


 こうなるとハイレゾ対応の最新スピーカとの組み合わせも気になってくる。それにしてもなぜ我が家には骨董もののモニタースピーカしかないのだろうか。

2018年5月14日 (月)

05/14 父からの手紙

父から、手紙が届いた。

普段は手紙などめったに書かない父である。筆不精、というわけではなく、スマホからちょくちょくメールをしてくるため、手紙を書く必然性がないのだ。

封筒を開けると、便箋4枚に、びっしりと書いてある。少し荒れた、ありていに言えば雑な字である。父の字は決して上手くはないが丁寧で、バランスが良い。母などは「私は字が汚いから」と熨斗書きを父にお願いしている。この字は父の字だろうか。良く分からない。書き手がよほど急いでいたことだけはわかる。

便箋の1枚目は、こう始まる。

「片桐様 ***の***です こんばんは」

「お送りいただきましたAIWA TPR-830が無事到着いたしました」

先日亭主がヤフオクで落札し、父親に進呈したカセットデッキを、修理に出したらしい。読み進めてみると、様々な部分が劣化・故障していて、かなり深刻な状態のようである。修理代は6万~6万5000円。たかがラジカセ、という意味ではべらぼうに高い。

複雑な表情をして手紙を読んでいた亭主を見かねて、妻が手紙を覗き込んだが、あきれ返って向こうに行ってしまった。

夜、父から電話があった。手紙が届いたことを告げると、修理したいがいくらか出してくれないか、とのこと。完全に趣味の世界である。乗り掛かった舟、よござんす出しましょうと答えたところ、さっそく修理先に返事をするそうである。

ところでなぜ手紙なのかと尋ねたところ、業者さんからのメールを印刷しようと思ったがプリンタのWi-Fiが不調で印刷できなかったため、手紙に必死に書き写したのだそうだ。書き写したあとで不調が解消して印刷できるようになった、疲れたとは父の言。本当にご苦労さんな話である。

修理は9月着手予定、4ヶ月かかるとのこと。

せっかくの機会である。亭主と父の思い出のラジカセを、しっかり治してもらうとしよう。

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