聴(硬)

2019年10月30日 (水)

10/30 【硬】BOSE 120 Westborough

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 ハードオフのネットモールで、BOSE 120 Westboroughを購入した。

 亭主は以前にハードオフ上野御徒町店で現品を確認していて、数回通ったのち購入を決意した。BOSE 120は、亭主がかつてお世話になっていたオーディオ店「ジュピター」にあって、お店でちょくちょく試聴していた。当時から小型スピーカには見合わない朗々たるサウンド、アメリカらしい颯爽とした音に魅力を感じていて、おおよそ20年越しの購入となった。

 BOSE 120の詳細はこちらに詳しい。

 120の特徴は大きく分けて3つ。BOSE製品らしからぬ異形のルックス、前面に並んだバスレフダクト、そしてスピーカネットをはずすと現れる星形のスピーカ・コーン。異形のルックスはさておき、バスレフと星形のコーンが120のサウンドのすべて、颯爽としたアメリカンサウンドを物語っている。おそらく初めて聞く人は、その小さな筐体からこんな音が出ると俄には信じないだろう。中高域から低域までを量感たっぷりに、伸びやかに、そして一点の曇りもなく再生する。コンシューマ用としては「これで充分、これで完結」する音と言って良い。

 しょうさんが1000ZXLちゃんねるで書いているように、BOSEのスピーカは「正確にセッティングして、中央ポジションで聞く」よりも「そのへんに適当に設置して生活音の中に溶け込ませる」と「非常にいい感じで」聞くことができる。オーディオ用途に限定するよりもYoutubeやネットラジオなどを聞いても良いしPC用スピーカとしてもTV用スピーカとしても申し分ない。亭主も現在はちょい高い位置に置いて、上から下へと音を降らせるように聴いている(120の底面にはねじ穴があいていて専用部品で天吊りができるのであながち間違ったセッティングではない)。もちろん小型アンプと組み合わせてミニコン風としても良い。アクの強いルックスのスピーカと並べて違和感のないデザインのアンプがどれだけあるかはちょっとわからないがーーー。

 BOSEのラインナップのなかでもちょっと変わったスペックを持つ120。後継機が出たという話もなく、どちらかといえば「イロモノ」的な扱いを受けがちなスピーカであるが、出音は間違いなく「ホンモノ」である。

2019年10月 7日 (月)

10/07 日々雑感

亭主は現在、メインのオーディオシステム向け再生ソフトとしてJRiver Media Center 25を、サブシステム向け再生ソフトとしてApple iTunesを使っている。

かつては再生ソフトにFoobar 2000を使っていたのだが、木之本レエルさんの「中級オーディオ入門(Kindle)」を読んだことがきっかけで、木之本さんおススメのJRiverを購入、以降これを愛用している。Foobar 2000でうすぼんやりと霧のかかったような出音がJRiverでは見通しの良い音となり、再生ソフトによってこれほどまでに音が変わるものかと驚いた記憶がある。

この日、ネットを逍遥していたところJPlayというソフトの音が良いという記事を読み、最新版であるJPlay Femtoをダウンロード、さっそく聞いてみた。JPlayというソフトはちょっと変わっていて、JRiverやiTunesのようなアルバムを選んで再生するというGUIが存在しない。またCDなどから音楽データを取り込む機能もない。あるのはコマンドプロンプトのようなコントロール画面、JRiverやiTunesから音楽データへのリンクを「コピー」し、プロンプト上で「ペースト」することで音楽を再生する。

ちなみにネットワークオーディオはサーバ(DMS)、コントローラ(DMC)、レンダラー(DMR)の3つから構成されているそうで、JRiverやiTunesはこれら3つの機能が実装されている。対するJPlayはレンダラーが主体である一方、サーバやコントローラは他のソフトウェアのそれを流用できるのだそうだ。

さっそく、メインに向けJPlayから音楽データを送信してみる。華やかな音が耳を惹くが、音数が多くなると多少ごちゃごちゃとした再生となる。ネットの評判によれば以前はかなりJRiverを引き離しての高音質だったようだが、いま改めて聴いてもさしたる違いは感じられない。JRiverがかなり気合をいれたようである。腰高なJPlayに対してJRiverはしっとりと落ち着いた音で、個人的には後者の出音が好みだ。ここ数年のバージョンアップでJPlayに匹敵する再生音を手に入れたようである。

JPlayはシェアウエアだが一定期間試用することができる。試用期間ののち気に入ればライセンスを買うことになる。現在の値段はよくわからないが、以前は99ユーロだそうである。ただ亭主的には、値段なりの再生音か疑問に思う。テキストベースのコントロール画面、レンダラーだけの機能に99ユーロは高い(果たして本家サイトは閉じているようであるが日本からもPaypalなどで買えるのだろうか)。その出音に感動したとして、音質向上にどれだけの費用を出せるかは人それぞれ、あとは音質向上幅にどれだけの費用を出せるかの問題である。

残念ながら亭主には、JPlayとJRiverの音質の違いに99ユーロの価値があると思えなかった。ユーザインターフェースに他のソフトを流用するのは良い試みとはいえ、レンダラー部分のみの違い、とあらば99ユーロの価値を見出すのはさらに難しいというのが正直な評価だ。

2019年9月 9日 (月)

09/09 日々雑感

本日VictorのカセットデッキTD-V521を退役とした。

TD-V521を置いていたラックの棚に、CSEのアイソレーション電源TX-2000を置いた。これまではTX-2000をラックの裏に置いていたのだが、掃除がしにくく埃が被り放題だった。TX-2000をラックに入れてみるとオーディオシステムの裏側の見通しが良くなって、ラック裏側の掃除が楽になった。

目下ヤフオクで代替となるデッキを探しているが、次は小型のデッキにする予定。最近まで生産されていたハイコンポ/ミニコンポのデッキを狙っている。

2019年9月 5日 (木)

09/05 日々雑感

 このところVictor TD-V521の調子が悪い。
 もともとジャンクで購入したカセットデッキである。ジャンクに耐久性を望んではいけないがが、それにしてももう少し使えてもよいのでは、と思うくらい中途半端なタイミングで不調となった。これまでNakamichiのカセットデッキ2台をジャンクで購入し、1台を不調で廃棄、もう1台を修理要で中古店に売却している。いずれもかつてのカセット黄金時代に活躍した名機だった。
 今回の不調は、テープの巻き戻し不調だ。前向きに考えれば、常に前へ前へのポジティブ動作になった。モータの作動音が聞こえないので、モータがヘタっているのだろう。以前亭主が父親に進呈したAIWAのラジカセは、オーバーホールの結果部品という部品すべてが劣化していたそうである(1976年発売のラジカセなのだからしかたない)。今回もモータのみ劣化しているとはとうてい思えない。あちらを直せばこちらが壊れる。その場しのぎの対策でなんとかなるものではないだろう。
 不調のまま、オーディオラックの中に鎮座在しているデッキをみていると、その場所に(ラックの裏にあってホコリをかぶりがちな)アイソレーション電源(CSE TX-1000)をおいた方がスペースの有効活用になるかもしれないと思ったりもする。テープの再生には、ウォークマンやラジカセや、ハイコンポの小型デッキを使えばよいのではないか。
 早速オークションサイトで、小型デッキの出物を探している。ハイコンポのデッキならば2000年代前半くらいまでは製造されていたであろうし、部品の質も高いと期待している。製造後20年弱ならばまだまだ現役として使えるのではなかろうか。

2019年8月14日 (水)

08/13 iPod touch第7世代雑感

iPod touch第7世代を購入して約2ヶ月が経過した。

256GBのメモリには1355枚のアルバム、16307曲が256kbpsの圧縮フォーマットで保存されていて、好きな曲をすきなときに楽しむことができる。通信機能がWi-Fiのみなので、もっぱら出張でスタンドアロンとして使っている。通信機能が必要な時はiPhone XSのテザリング機能を用いてネットに繋ぐか、そもそもXSを使う。

iPod touchの良い点は、iPod classicを凌駕するストレージの大きさとiPhone SEに匹敵する軽さだ。

特にジョギングやマシンジムの際に音楽を聴く場合、AirPods+iPod touchの使い勝手がよい。AirPodsのワイヤレスによってイヤフォンケーブルのごちゃごちゃがなくなり、iPod touchの軽量さによって携行する荷物を軽くできる。XSを使っていたころは必須だったポーチが不要になって、軽々ジョギングできるのはなかなか快適である。

ひとつだけ不便を挙げるならば、iPod touchではエクセサイズのアプリであるRunkeeperが使えない。Runkeeperには自ら走ったルートを地図上に記憶してくれる機能があって、4Gの通信機能が必須なのだ。現在は、ジョギング後に走行ルートをRunkeeperに手作業で入力している。走行ルートを記録するためにiPhone XSを携行しテザリングでWi-Fiにつなぐのは本末転倒であるし、そのためだけにわざわざモバイルルータを購入するというのもおかしい。

亭主にとってiPod touchは純粋なミュージック・タンクである。その部分は依然として揺らぐことが無い。

世間ではゲームに使った、だの映像編集に使ってみただのとやたらアグレッシヴな記事がならんでいるが、亭主には最も素朴な使い方「iPod本来の機能である音楽機能」ができれば良い。Runkeeperを使うための通信機能は不要ーーーと強がりをいっておく。

 

2019年8月 5日 (月)

08/05 【硬】Apple AirPods with Charging Case

ケーズデンキでAirPodsを購入した。

本当はSONYのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット(長い)WF-1000XM3がほしかったのだけれど、秋葉原のヨドバシにも、地元のケーズにもなく、Amazonではどこかの業者が定価販売に加えて発送が2週間後とナメた商売をしていたので購入意欲が薄れたのだ。

ネットのレビューをみると、WF-1000XM3の評判はすこぶる良い。本来のノイズキャンセリングの性能もだが、音質も動作安定性も先代の1000Xよりかなり改善されているようで、買うならばこれと心に決めていたのだ。唯一の懸念要素はカナル型であること。亭主はこれまでいくつものカナル型のイヤフォンを購入してきたが、どれもこれも亭主の耳穴に合わず、購入してはお蔵入り、を繰り返してきた。

その点AirPodsは従来のインイヤー型に近く、在庫も潤沢である。音質も格段悪い評判をきかないため、XM3の「つなぎ」として購入したという次第。

AirPods を開封、さっそく耳に装着してみる。巷では「うどん」などと揶揄されるAirPods 、装着してみると亭主の耳穴にフィットして、なかなかよろしい。ランニングなどの激しい運動への対応はさておき、ふつうに使う分には十分快適である。iPod Touch 第7世代で何枚かアルバムを聴いてみると、なんだかずいぶん低音が強調されている。イヤフォンの弱点が低音にあるのは重々承知しているが、原曲のバランスを崩しての低音強調はいただけない。低音がうるささにボリュームを絞るのは勿体ない。一方で高域、中域のバランスはなかなかよい。とはいえ、Audio TechnicaのAT-CM707(亭主がリファレンスとしているイヤフォン)に比べると細身だろうか。

AT-CM707の高域・中域は全体的に華やか。対するAirPods は素直な音。これは好みの分かれるところ。

AirPods とAT-CM707、比べればAT-CM707に軍配が上がるのは致し方ないが、どちらも亭主の耳にすんなりなじんで、不快にならないのはありがたい。音質を追求するならばAT-CM707、使い勝手やiPhone XSとのペアリングならばAirPods 。iPod Touchで音楽を楽しむならばAT-CM707、iPhone XSでYoutubeを楽しむならばAirPods 。気分に応じて、気軽に使い分けるのがよいと思う。

ちなみにiPhone XSのテザリング機能を使用すれば、iPod TouchでもYoutubeを観ることができる。実際iPod Touchには音楽再生のほか、Radiko Premium、Youtubeのアプリもインストールされているので、iPhone XSを楽しみながら音楽やラジオを楽しむことが可能。なにしろauで20GBのプランを契約したら、月初めのギガ付与やら何やらで、7月にめいっぱい使ったにも関わらず月末にまるまる20GB残ってしまった。基本動画をみないので20GBは多かっただろうか。

 

2019年6月11日 (火)

06/11 【硬】iPod Touch 7th をカスタマイズする

iPod touch 第7世代の本体保護にulakというシリコンカバーを購入した。

第5世代、第6世代にも使えるとのことだが、形状に変化がないので当然のごとく第7世代にも使うことができる。

AmazonにはiPod touchのカバーが多数売られているが、酷評されているものも少なからずあり、またベタ褒めのものはいわゆる「サクラ」の可能性があるということで全般的に信用できない。このulakもあまり期待しないで購入したのだが、装着してみるとなかなか良い感じ、手の中に吸い付くような感触が気に入った。あまり劣化するようなものでもないが、これならば二つ、三つストックを買っておいてもよさそうだ。

iPod touchのFacetimeに着信があったことから、iPod touch内の通信・通話機能をいったん別フォルダに移した。具体的には「連絡先」「メッセージ」「Facetime」「メール」の4アイコンは基本的に使わないものとし、機能を無効化した。代わりにYoutubeとRadikoをインストールし、Wi-Fi環境限定ではあるが動画とラジオが聴けるようにした。これでとりあえずミュージックプレーヤとして一そろいの機能が揃ったことになる。さっそくあちこち持ち出してみることにしよう。

2019年6月 6日 (木)

06/06 【硬】Apple iPod Touch 第7世代 256GB スペースグレイ

注文していたiPod Touch 第7世代が、はるばる上海からやってきた。

iPhone 6/6Sと同じA10 Fusionチップを搭載し、iPhone 5/5S/SEと同じく4inch Retina ディスプレイを持つiPodシリーズ最新型だ。

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記念にと、iPad mini 4のカメラで撮影してみた(となりはiPhone XS)。サイズはiPhone SEとほぼ同じ、SEを長らく愛用してきた亭主には懐かしい大きさである。ただし、本体の重さは88g。SEの113gよりもさらに軽い。手にした感想も「軽い!」の一言。「最新テクノロジーの塊」のSEに対し、こちらは「音楽を気軽に楽しむガジェット」だ。iPod nanoを最初に手にしたときのわくわく感がよみがえった。

電源を入れる。付近にiOSが搭載されたデバイス(今回はiPhone XS)があると、そこからApple IDなどの設定を丸ごと引き継ぐことができる。簡単なセットアップののちホーム画面が表示された。

次にメインPCでiTunesを起動し、USB経由でtouchを接続する。touch内に曲を保存しようとするが、iTunesの動作が重くなかなか制御が戻ってこない。いったんiTunesを強制終了し、再度touchを接続する。亭主がこれまでとりこんだ1340枚のCDアルバムをtouchに転送しようとした結果、touchのストレージが容量不足となっていたようだ。最近はアルバムをロスレスで取り込んでいるので、転送する音楽データは軽く256GBを超える。iTunesにとってはさすがに負荷の重い処理だったようだ。

あきらめていったんtouchをリセットし、再度セットアップを試みる。iTunesからtouchへは手動で音楽をコピーするものとし、転送時に音楽データを128kbpsに圧縮するオプションを選択した。目下CDアルバム30~40枚ごとに細々と転送する作業を繰り返している。いやはや。

亭主はこれまで、iPod touchに大きな誤解を抱いていた。音楽プレーヤであるiPodの名を関してはいるが、その実は通話機能のないiPhoneなのではないかと思っていたのだ。ところが実物を手にしてみると「通話機能のないiPhone」というイメージが間違いであることに気づかされる。本体の手触り、重さ、そしてミュージックの操作性、すべてが「音楽再生用」としてデザインされているのだ。iPod nano、iPod classicの販売が中止となったとき、これでiPodの系譜は途絶えたかと思ったものだがとんでもない、iPod touchはしっかりとiPodの系譜を継承し、iPhoneの機能を上手に取り込みつつ確固たる存在感を保っている。

当初はiPod classicの完全代替、カーオーディオとつなげて使おうと思っていたが、考えがかわった。iPod classicは相変わらずカーオーディオ向けに使い、touchは出張の移動や仕事の休憩中に使うことにした。iPhoneのようにアプリやゲームが使えるものの、セルラー機能がないためネットゲームやSNSは使えない(iPhoneからテザリングすれば可能だが、ならばiPhoneでやった方が早い)。iPad mini 4を電子書籍リーダーとして使っているのと同様、iPod touchも音楽プレーヤとして使うのが一番だ。

もちろんtouchでも使えるアプリはたくさんある(というかtouchで使えないアプリを探すことの方がよほど難しい)。だがiPhoneを所有している状況で、あえてtouchを必要するシーンは少ないように思える。アプリのためにtouchのストレージ容量を使うくらいならば、音楽データをとにかく保存しまくる方が本来の目的に沿っている。

2019年5月12日 (日)

05/12 【硬】Audio Technica ATH-CM707を再度購入

ふと思い立ちHard-Offに行き、偶然見つけたAudio Technicaのインナーイヤーフォン"ATH-CM707"を購入した。

愛用していたATH-CM707が2018年1月に断線し、以降渋々カナル型イヤフォンを使っていたので、売り場のショーケースでこれを見た瞬間に購入を決意する、いわゆる即決であった。「今はこのタイプは珍しいですよね」と店員さん。「今はだいたいカナル型でBluetoothですから。でもあんまりカナル型って好きじゃないんですよね。耳から落ちやすいですし・・・って、カナル型売ってて言うことでもないですが」と笑っていた。亭主も全く同感だったが、ここにもカナル型が苦手な人がいたかと、少し意外だった。

巷でインナーイヤーフォンは絶滅種である。売り場にはカナル型しか置いていない。耳の中に籠る音、タッチノイズ、耳穴から落ちやすい形状。こんな欠陥デザインの商品が市場を席巻していること、それ自体何かの間違いだと思いつつ、もしかしたら文句を言っているのは亭主だけかもしれない、亭主の言うことなどジジィの戯言なのかもしれないとも思っていた。

自宅で早速試聴する。圧倒的に広い音域、納得の高音質。インナーイヤー型が絶滅種となった理由がますますわからなくなった。感激のあまりAmazonでCM707を買い増ししてしまった。これでしばらくは戦える(なにと?)。良い買い物をした、亭主と同じ考えの人がいてよかったと久々にご満悦の亭主であった。

 

2019年5月 7日 (火)

05/07 【硬】「使っていない機器や使用頻度の低い機器をシステムに組み込んだままにしておいてよいのか問題」を考える。

「使っていない機器や使用頻度の低い機器をシステムに組み込んだままにしておいてよいのか問題」を考える。

亭主は、Audio AlchemyのDigital Decoding Engine 3.0をシステムに組み込んでいる。ただしその使用頻度はかなり低く、思いついたときにちょっと切り替えては元に戻すという、あまりぱっとしない使い方にとどまっている。CDプレーヤをトラポとして使用するが、そもそもCDプレーヤを使う頻度が減っている。DDE3.0が192kHzといったハイレゾの信号を受けられればPCオーディオとしての使い道もあろうが、残念ながらDDEで受けられる信号は48kHzが上限である。

使っていない機器をシステムに組み込んだままにしておくデメリットは、意外とわかりやすい。まず待機状態でも電力を消費するので電気代がかかる。通電していれば部品が劣化する。ラック背面のケーブルの取り回しが複雑になる。不測の信号経路、あるいは電源回路によってメインシステムの音質が低下する(可能性がある)。ただし最後のは明確な根拠があるわけではない。

一方、メリットはどれくらいあるだろうか。ちょっと考えたところでは、(いちいち接続しなおさなくても)気が向いたときに聴ける、ラックが正式な保管場所になるので死蔵にならない、あたりだろうか。今ひとつワクワク感に欠けるメリットだけれども。

使っていない機器をシステムに組み込んだままにすることで、致命的な何かが発生することはないので、現状維持すなわち「組み込んだまま」という解決方法もないわけではない。気になるか気にならないか、ブログのネタになるかならないか程度の話、要は気分の問題といえなくもない。

ただ、あらためてシステムを眺めてみるに、DDE3.0とプリアンプとをつないでおくケーブルがAudioquestのCopperheadであったことは、大いに不満である。水戸にあった石丸電気のワゴンセールで特売だったものだが、音質面でいえば同世代のKing Cobraのほうが圧倒的に良い(King CobraはTrigon Vanguard IIとプリアンプの間に使っていてその実力は確認済み)。最新の高性能RCAケーブルに取り替えたならばDDE3.0にも失地回復の機会があったかもしれない。それくらいCopperheadとKing Cobraの性能差は著しい。

現在亭主のシステムには、CDプレーヤのほか、PCオーディオ用のDAC、アナログプレーヤ(およびフォノイコ)、カセットデッキが接続されていて、これが最小限度の編成である。アナログレコードやカセットデッキを常用しているわけではないがDDE3.0よりは使用しているし、代替手段もない。

そうそう、使っていない機器をシステムからはずすメリットはもう一つあった。DDE3.0を退役とすれば、都合ケーブル2本(デジタルケーブル1本とRCAケーブル1組)が管理から外れる。管理すべき周辺機器やアクセサリ類が減るため、アップグレードのための投資を集中させることができるのは最大のメリットといってもよいかもしれない。

 

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