物欲

2019年2月10日 (日)

02/10 Apple iPhone XS 64GB

市内のケーズデンキでApple iPhone XS(64GB)を購入した。


XSについては既にあちこちでレビューが上がっているので、説明の必要はないだろう。それまで使っていたiPhone SEのバッテリー容量が低下していて、特に40%を切ると秒単位で容量が減っていくため、意を決して最新機種に変更したのだ。


XSへの変更には、いくらかの不安もあった。ハードボタンがなくなることへの不安、Face IDの使い勝手、本体から出っ張るカメラ、それに本体の大きさ、重さ。様々な不安に対して、機種変更によってもたらされるメリットがあまりないことから、機種変更の意義を感じなかったのだ。


強いて言うならば、老眼が進みつつある目に大画面はありがたいことであるし、バッテリー容量が増えるのもよいことである。不安はあるが慣れればなんとかなるだろうと、雪の降る中ケーズデンキのauショップで機種変更、ついでに料金プランも昔からの5Gから20Gへ変更した。これで料金は変わらないというから驚きだ。


自宅に戻りiTunesに保存していたiPhone SEのバックアップからデータを復元する。やがてアプリの再インストールが始まる。別途キャリアのEメールアプリをインストールする。一部アプリはユーザ認証が必要である。トラブルは諸々あったものの、なんとか現状に復帰することができた。


【ルック&フィール】

当然のことだがiPhone SEと比べて重い。大きい。重さが手の中にずっしりくる。手の中に収まらないため、いつ落とすかと不安である。念のためと本体と一緒にRay-Outのバンパーを購入した(奇しくもSEと同じメーカ、デザインのバンパーである)。ハードボタンがないためすべての操作は画面上で行う必要があるが、片手でこなすには画面が大きすぎる。


画面の美しさは、なるほど納得。表示外の黒枠が小さいのもよい感じだ。黒枠の目立つiPhone SEがおもちゃのように感じられるが、かといってSEがデザイン面で劣っているわけではない。小さいことにも価値はある。


【Face ID】

端末起動時に設定を促されたが、あえて設定しなかった。ロック解除にはパスコードのみを使う。Face IDを設定していても、顔認証に失敗した際にはパスコードを入力する必要があるため、パスコードだけ設定しておけばそれで十分なのだ。


【WalletとApple Pay】

iTunes Store決済用のメインカードがすでに取り込まれていたので、Suicaのカード情報を追加で取り込んだ。これでスマホをかざして改札が通れるはず(エクスプレスカードに設定しているといちいちFace IDやパスコードなしで決済できるそう)だ。調子に乗ってau WALLETも取り込んだ。小銭入れのカードフォルダからプリペイドカードが2枚消えたのは喜ばしいことだ。ちなみにau WALLETはQuickpayのマークのある店でつかえる、とのこと。


【カメラ機能】

カメラ機能が充実したというが、基本的に犬しか撮らない亭主に果たして恩恵があるのかはよくわからない。まじめに何か撮影してみようか。


【総合評価】

昨日、今日と使ってみての感想。とにかく重い、大きいので、これまでのようにさっと取り出して、使って、しまうということがなくなった。機動性は失われたが、四六時中スマホを見る、ということもなくなったので多少は健康的な生活になるのではないか。交通系カードの恩恵を実感するのはまだ先のことになりそう。もしかしたら「買ってよかった」を実感することは今も、これから先もないかもしれない。


iPhone XSを買って「スマートフォンは何でも入る箱」であることをつくづく実感した。使い勝手の善し悪しはあれ、スマートフォン本体に進歩した部分はほとんどなく、むしろアプリの善し悪しが重要である。その意味において亭主はiPhone SEの時点で既に満足していたと言ってもよい。新たに使えるようになった非接触ICカードをどれだけ便利に使えるかだが、便利に使えたとしてそれ自体わくわくするものでもない。


スマートフォンは何でも入る箱、ならば今後どんなものを入れるかが問われる。電子書籍にはiPad mini4が、テキスト書きにはPomera DM100が大活躍なので、その他別の方向を模索するとしよう。

2019年2月 7日 (木)

02/07 日々雑感

先日亭主が購入したYMOのリマスタリング盤は、1枚のディスクにCDとSACDの音楽データが記録されている。亭主はSACDプレーヤを所有しておらず、またSACDフォーマットのCD(CDなのにSACDとはこれいかにだ)も数えるほどしか持っていないため、当分SACDを聴く予定もないし、SACDプレーヤを買う予定もない。それよりなにより巷ではハイレゾ音源が話題で、先日訪れたDynamic Audioでも再生はもっぱらPCやサーバに保管された(ハイレゾ音源を含む)音楽データであった。


PCから音楽を再生する方法として巷間に知られているのは、PCオーディオとネットワークオーディオの2種類である。PCオーディオは名前の通りPC上で音楽データを再生する。一方ネットワークオーディオは必ずしもPCを必要とせず、NASなどの大容量のストレージに保存されたデータを、専用の再生機で再生する。どの辺が「ネットワーク」なのかは亭主自身よくわかっていないのだが、多分NASと再生機が音声用ケーブルでなく、ネットワークケーブルで接続しているからだろう。


亭主は以前からPCオーディオで音楽を楽しんでいる。iTunes経由で取り込んだ音楽データをハードディスクに保存し、JRiver Media Centorという再生ソフトで再生している。音声データはPCのUSBからDDCへと送られ、ここでビットを揃えたのち長さ3mのデジタルケーブル(SPDI/F)でDACへと送られる。DACからコントロールアンプ、パワーアンプを経てスピーカより音楽データが再生される。


DDC : M2Tech Hiface Evo

マスタークロック : M2Tech Hiface Evo Clock

DAC : Rotel RDD-06


亭主のCDプレーヤ(Accuphase DP-55V)にもDAC機能があるが、サンプリングレートが32kHz, 44.1kHz, 48kHzの3種類であるため、DDCから創出される最大22.5792MHzの音楽データを受けることができない。一方、RotelのDACは最大192kHzに対応する。送り側(DDC)と受け側(DAC)のサンプリングレートを合わせ、マスタークロックで正確に音楽をデジタル伝送することで、高品位な音楽再生を狙っている。AccuphaseとRotelの音質をDAC機能だけで比較した場合、AccuphaseよりもRotelのほうがキメの細かい、滑らかな音がする。ハイハットの音を聴き比べてみるとわかりやすい。DP-55Vのオープンハイハットが「じゃらーん」ならば、RDD-06は「しゃら~ん」である。サンプリングレートを高くすることで、本来ノイズとしか聞こえない音が、実は豊かな音楽を奏でていることに気づかされる。ハイレゾを導入する意味、楽しむポイントは意外とわかりやすい。


DDCでサンプリングレートを高く設定することの効果は、実はCDでも確認することができる。実際上の比較で使った音源はCDからリッピングしたものなのだ。SACDやハイレゾ音源でなくとも、ハイビット・ハイサンプリングの恩恵を受けることができる、というのは世のオーディオマニアたちにとっては朗報である。あえてハイレゾなどと肩ひじを張らずとも、またe-Onkyoのような使い勝手の悪い音楽サイトで無理やりハイレゾ音源を購入せずとも、好みの音楽を良い音で聴くことができるのだ。


良いDACが欲しいと思う。DDCから送られたハイサンプリングのデジタルデータを、高品位でアナログ音声信号へと変換可能なDACが。RotelのDACに不満を持つわけではないが、ほかのDACの音にも興味がある。DACチップにはメーカ・モデルに応じた音質の良しあしがあり、筐体のつくりや電源回路の構成によっても音質は変化する。PCオーディオ・ネットワークオーディオが普及してデジタル関連のオーディオ機器もずいぶんコストダウンが進んだが、オーディオ専業メーカが本気で取り組んだDACの音もまた気になるところだ。

2019年2月 2日 (土)

02/02 日々雑感

31年ぶりに「究極超人あ~る」の最新刊第10巻が出ているというのでkindleストアで購入した。


「究極超人あ~る」は、「機動警察パトレイバー」や「白暮のクロニクル」、また最近では時代活劇「新九郎、奔る!」などを執筆するゆうきまさみ氏の代表作、東京は練馬区の春風高校を舞台に、アンドロイドである「R・田中一郎」と光画部の仲間たちが毎回ドタバタ劇を繰り広げる青春ギャグマンガだ。


物語は、第9巻最後、世界征服を企むメカ成原と光画部員たちとのラストバトルが決着し、行方不明となっていたあ~るが光画部へと帰還するところからの続きである。第9巻とまったく同じペースでその後の光画部、そしてあ~るの日常が描かれている一方で、物語の端々に現代のガジェットがちょこちょこと登場して、時の流れをつくづく実感した。当時のファンであればもう言うことなしに「買い」である。1~9巻を読んだことのない世代には理解不能な部分が多いかもしれない。特撮ネタや当時のサブカルなどがふんだんに盛り込まれた物語を若い世代がどれだけ理解できるかは、想像できない。


これまでiPad mini 4のkindleアプリで電子書籍を読んできた亭主であったが、第10巻は久しぶりにkindle paperwhite (32GB、コミックモデル)で読んだ。画面の広さや鮮やかさ、カラー表示や見開き表示、それにインターフェースのきびきび感などはiPad miniの圧勝なのだが、kindle paperwhiteにも良いところがあるのではないかと、思ったのだ。


電車の中でkindleを立ち上げる。重さは205g、iPad mini 4の300gよりも軽い。電子インクは目に優しいというが、確かにぎらぎらとした液晶よりもコントラストが低く読みやすい。ページをめくる際に、数ページに1回画面がリフレッシュするが、そういうものだと思えば気にはならない。むしろ以前より気になったのは、カタログの一覧表示でページ切り替えがバタバタすることだ。ああ、このバタバタ感がユーザエクスペリエンスを損ねているのだと率直に思った。


kindle paperwhiteは最新型が売られていて、防水機能のほかプロセッサの強化が図られているという。最新型でも、表示のたびにリフレッシュが必要な電子インクならばやはりバタバタだろう。ページめくりは左右にスワイプなのに、本の切り替えが上下にスワイプであるという、ユーザインターフェースの不統一もバタバタを感じさせる原因の一つだ。カタログの一覧表示の際に、通巻が1、2、3と連番になるのではなく、たとえば1、2、6、7、3、と不連続になるのもいただけない。iOS版kindleにも不具合があるにはあるが、巻数が不連続になるほどデタラメではなかった。


まだまだ完成度が足りない、本当に惜しい―――と思いつつkindleの電源を落とす。さて次に購入する書籍もkindleで読むか、それともiPad mini 4に戻るか。もう少しkindleに猶予を与えても良いかもしれない―――と判官びいきの亭主であった。

2018年12月13日 (木)

12/12 日々雑感

 iPhone XSを買うか買うまいか、判断に迷っている。


 Youtuberたちのレポートを見る限りでは、みなさん意外と冷静な評価で、手放しで誉める人は(亭主の見た限りでは)それほど多くない。画面が綺麗であるとか、カメラ性能が良いとか、誉めるべきところはしっかり誉めつつも、ではこれを猛烈におすすめしているかといえばそうでもない。むしろ彼らの興味は、新型のiPad ProやSurface Pro 6である。こちらは大絶賛に近い。


 XSを冷静に評価する理由は、新品のハイスペックPCが購入できるほど高額な本体価格にあるようだ。時流を追いかけ、常に新しいものを追い求める彼らであっても、10数万という本体価格に見合うだけの高機能、あるいはスマートフォンの常識を覆すようなコンセプトは見いだせていないようである。一方、現在iPhone SEを使用している亭主、これまで発売されたiPhone 6,7,8,Xといったモデルをことごとくスルーしている。周囲からはもうそろそろ新機種に乗り換えてはと言われることもたびたびである。ただ、XSに乗り換えて得られるものが「美しい画面」と「後ろが良い感じにボケるというカメラ」だけならば、それはあまりに過大な投資という気もする。


 いや、物欲とはそういうものではない(と亭主は心の中で反駁する)。見返りやメリットを求めることが物欲の本質ではないことは、亭主も重々承知している。


 亭主は、iPhone XSを買うべくこれまでに2回ほどショップを訪れている。1回目は窓口での待ち時間が約3時間といわれ断念した。2回目は店員の強烈な押しに「ちょっと考えます」と逃走した(前者はauショップ、後者は家電量販店の携帯電話売場だ)。売場を離れながら、まだその時期ではないのかなと思ったりもした。ならばどんなタイミングならば適切なのか。やはりこれも物欲の本質ではない。


 物欲は、往々にして衝動的な行動が発端となる。そこに躊躇はない。あるのは後付けの理由と、強烈な「やっちまった感」である。


 そういえば店員からは、iPhone 8の在庫についても説明があった。iPhone 8は在庫限りです、残り僅少ですという。XSではなく、あえて8の在庫品を買うという選択肢もある。最近老眼気味の亭主、スマホサイズの大型化はむしろありがたい(そーいう理由が優先するあたり情けないのだが)。ネットからは、ディスコンとなるはずの8の製造が再開されたという話も漏れ聞こえてくる。しかし8で物欲はなかろう。8を買うならばSIM解除されたものがよい。海外でプリペイドのSIMを刺して使いたい。しかし今必要なわけではないし、8でなくてはならないという理由もない(嘆息)。こうなるともう無理やり物欲を喚起しているようにしか見えない。

2018年11月26日 (月)

11/26 日々雑感

このごろの物欲は


  • ・ドライブレコーダー
  • ・iPhone XS
  • ・オーディオシステムの刷新

  • あたりだろうか。オーディオシステムは額もかさむし、長期的な検討になりそうだが、そのほかの二つは意外と喫緊の案件になりそうである。


    交通事故のトラブルにドライブレコーダー(ドラレコ)が大活躍とのことで、亭主も導入を検討している。ただ、シガーライターから電源をとるのは見栄えがよろしくないし、すでにスマホの電源をとっていることもあるため、純正品を購入しディーラーで取り付けてもらう予定である。以前大手カー用品の店でオーディオを取り付けてもらったところ、アンテナの接続が間違っていたり、インパネに傷を付けられたり(しかも指摘されるまで黙っているのだから悪質だ)とトラブルが続出したことがあって、基本的にカー用品店は信用していない。問題は、メーカ純正品の評判が今一つよろしくない点だろうか。フルHDを謳っているわりには解像度がいまいちだとか、液晶がないためその場で画像が確認できないとか、夜間の録画にノイズが多いとか。


    思い立ってディーラーに電話をかけたところ、ディーラーでは純正品を含め4機種を用意しているとのことで、急遽そこから選ぶことになった。1機種は大手、2機種は亭主の知らないブランド、そして純正品。ここ数日で仕様を調べて、ディーラーに発注する予定である。


    iPhone XSについてはいずれ機会を見て。

    2018年3月13日 (火)

    03/13 AIWA TPR-830(STEREO 830)

    ヤフオクを逍遥していて、ふとAIWAのラジカセ TPR-830が出品されているのを見つけた。
    ジャンク品で、終了まで残り10分。入札なし。キョロキョロとあたりを見回して、そっと入札したところほかに入札する人がおらず、あっさり落札してしまった。またぞろヘンテコなものを買ってしまった、妻に何を云われるだろうかと不安に感じたが、まあ値段が値段だけに突っ込まれてもネタで済むだろうと開き直った。実際ジャンク扱いなのでタダ同然に安く配送料とどっこいという値段だった。

    20180313tpr830
    機器の詳細は「ゴールデン横丁」のレトロラジオ・ラジカセ館の記事を参考にされたい。

    TPR-830は、亭主が初めて触れた本格的なラジカセだった。もともとは父のラジカセだったのを、オールナイトニッポンが聴きたいという理由で借り受け、以降ほぼ私物化していたのだ。実を言えば当時の亭主、モノラルのラジカセ(たしかSHARP製だった)に語学教材のカセットデッキ、ラジオもゲルマニウムラジオを中心に自作のものを数台持っていたのだが、どれもニッポン放送の入りは最悪でなんとか性能の良い物をと思っていた。父が持っていたラジカセは、ラジオの入りはもちろん録音機能も充実していて、当時からもその盛りだくさんな機能に惹かれていたのだ。

    届いた品物を開梱し、アルカリ性のクリーナーでラジカセ全体を拭く。ボタンやパネルについた手あかを丹念に落としていくと、薄汚れたボディが徐々に鈍い光を放ち始め、昔の記憶がありありとよみがえってきた。ツマミのかたち、バリコンの手触り、ラジカセのボタンの重み。目と手がすべてを覚えていた。たしかに亭主はこの機械を使っていた。

    残念ながら今回は電源ケーブルが欠品となっており、手持ちに単1乾電池のストックもなかったため通電は週末になりそう。とはいえ亭主的にはラジカセを拭くだけでも十分幸せだったので、今回も動作確認の前に記事にしてしまったというわけだ。

    ラジオは入るだろうか。カセットデッキは動くだろうか。様々な期待と不安が交錯するなか、遠い過去からやってきたラジカセは、部屋の真ん中で再び活躍する時を待っている。

    そうだ、正常に動作したならば、父に進呈してもよいかもしれない。父からなかばガメたかたちとなっていたTPR-830なだけに、もしかしたら喜んでくれるかもしれない。

    2017年12月24日 (日)

    12/23 Waterman Expert Essentials Black GTふたたび

    先週、誤って愛用の万年筆を床に落としてしまい、ペン先を曲げてしまった。

    あわてて元に戻したものの、ペン先が紙にひっかかる。インクが出たり出なかったりで書きにくい。しばらくは私物のボールペンを使っていたが万年筆の書き味が忘れられず、Amazonでまったく同じ万年筆(Waterman Expert Essentials)を注文した。

    再びWatermanを選んだのは、このメーカの書き味が気に入っていたのと、スペアのインクが大量にあったからだ。

    「注文」ボタンを押した後で、ああしまった、Watermanを選ぶにせよ別のペンでも良かったのではないかと思ったがもう遅い。クリスマスシーズンで配送が遅滞するかと思いきや、中一日であっさり届いてしまった。

    試し書きをしてみると、ああなるほど、日ごろ使いなれているペンだけあって、しっくりと手になじむ。亭主の強い筆圧をペンとペン先が柔らかく受け止める。多少ヨソヨソしいところがあるのは、ペン先が亭主の筆圧に慣れていないからだろう。これからまたじっくりと慣らしていこうと思っている次第。

    --

    かつての亭主は、大量の筆記用具を「商売道具」とばかりに持ち歩いてきた。サインペンにシャープペン、ロットリングや筆ペンまで様々な筆記用具を常に携行し、いつでも使えるようにと備えてきた。社会人となってもしばらくは「商売道具」を持ち歩いていたが、次第にペンの数を減らして現在は万年筆をメインに、ボールペンをサブに使う程度。仕事上やむを得ず蛍光ペンを使っていることもあるが、表情を見れば分かるとおりしぶしぶ使っていることが多い。

    亭主の周囲には、几帳面にノートをとっている人も少なくない。ノートに小さな字で、びっしりと文字を埋めているのを見ると、感心する一方で自分には絶対無理だとも思う。亭主はノートをとるのがあまり上手ではなく、重要と思われるキーワードを(罫線無視で)いくつか書きつける程度である。亭主にとってノートは、大事な部分を理解し、記憶する際に一時的に用いるバッファにすぎない。大して重要でない情報は忘れても良いと思っている。思考の道筋や論理、検討内容などはPowerpointに書きつけ、その後のプレゼンに再利用している―――などと書くといかにもペーパーレス、電子化を推進しているようにも見えるが、職場の机の上には紙の書類が山積み、まだまだ工夫が必要である。

    --

    万年筆にはWatermanのほか、Montblanc、Parker、Pelican、Lamy、Pilot、Sailorなど様々なブランドが存在するが、価格や人気は必ずしも個人の好みと一致しない。デザインや線の太さ、リフィルの方法なども好みの分かれる部分である。今回亭主はAmazonで購入したが、できれば文具店やペンの専門店で書き味を確認し、自分に合っているものを購入したい。

    万年筆は、実は結構使い勝手の面倒な筆記具である。ペン先から落とせば書けなくなるし、インクが漏れることもある。インクの残量を気にする必要もある。

    それでも亭主が万年筆にこだわるのは、万年筆が筆記具の「王道」であるから、世界中の人々が(面倒を顧みず)愛用するほどの風格を備えているからにほかならない。

    2017年11月 1日 (水)

    11/01 日々雑感(TUMI 22907 INTERNATIONAL 4 WHEEL SLIM CARRY-ON)

    出張用に、TUMI 22907 ALPHA 2 INTERNATIONAL 4 WHEEL SLIM CARRY-ONを購入した。

    亭主はすでにキャリーケースとしてAmerican Tourister を所有している。大学4年の頃(だったか)柏のカバン店で購入したもので、就職してからも海外出張や、結婚して以降のハワイ旅行に持ち歩くなど、25年以上も使い続けてきた。ただ、購入した当初より使い勝手の悪さが気になっていて、いつか買い替えたいと思っていたのだ。

    使い勝手の悪さの最たるものが、直進安定性の悪さにある。

    亭主が所有するキャリーケースは2 WHEELタイプで、輸送時には基本的にケースからハンドルを引き出して、2つの車輪でケースを引っ張る。ところがこの車輪、ケースの幅に対して車輪の幅が狭いらしく、引っ張るうちに荷重がどちらか一方の車輪に偏ると、そのまま左右に振れて制御不能になってしまうのだ。当初は亭主の使い方、引っ張り方がわるいものとばかり思っていたが、ことあるごとに制御不能になると、ケースそのものの不具合を疑ってしまう。もっとおしとやかに、花魁道中のごとくしゃなりしゃなりと引っ張れば良いのかもしれないが、さすがにそこまで配慮もできない。

    亭主はすでにTUMIのバッグを2つ(小型ブリーフケースとPC用のバッグ)持っていて、いずれもその使い勝手に満足している。メッシュ素材の強靭さ、小物・大物がしっかりはいる収納性の良さは、亭主だけでなく亭主の付き合い先の人々からも評価されている(おかげでバッグを取り違えそうになったことが何回かある)。1万円ちょっとで購入可能なAmerican Touristerの10倍、量販店ならば値引きで5倍程度と値は張るものの、それだけの価値はあると思っている。

    バッグの使用感はまたこんど。

    25年以上使い続けて表面が退色し、あちこちガタのきているAmerican Touristerのキャリーケースに変わる新しいケースが届くのを心待ちにしている。もしかしたら11月中旬にこのケースを使う機会があるかもしれない。

    2017年10月 6日 (金)

    10/06 日々雑感

    このところの物欲はといえば、

    • くたびれたビジネスシューズの買い換え
    • 出張に携行するキャリーバッグの新調
    • 強いて言えばiPhone 8

    あたりと、まったく気勢が上がらない。オーディオ関係は良い出物があれば考える程度、積極的に何か欲しいという感じではない。

    そうそう、書斎のOAチェア(もともとは妻のものだった)が壊れてしまった。座面が一番低い位置に落っこちたまま高さが調節できないので、これはなんとかしたいところ。新しい椅子にこだわりなどはない。眠たくなったら背もたれによりかかってうたた寝などできれば最高なのかもしれないが、そのときはさっさと布団で寝るべきだ。

    出張用のキャリーバッグ、3~4日程度の海外出張に持ち歩くサイズのものはすでに持っている。ただし大学時代に買ったものなのでいい加減古い(1992年とか1991年の話だ)。もう25年物ということでずいぶん色あせてもいるし、そもそも今のバッグは本体そのものが非常に軽く、丈夫にできているので使い勝手は以前のものと比べ物にならない。

    それでもなかなか購入に踏み切れないのは、やはり以前買ったものが使えるからだ。CDや本は躊躇なく買うくせに、こういうところには変なこだわりがある。

    ビジネスシューズは4足持っているが2足がいいかげんくたびれているので買い替えたい。そうそう、ランニングシューズももう底が限界を超えている。考えてみると必要なものは多々あって、しかしそれが物欲であるかといえば、少し違う。

    「本来不要なものだが欲しい」のが物欲であって、生活必需品を物欲と呼ぶのには抵抗がある。ともかくも何やかやと物要りであることには違いない。

    2017年9月14日 (木)

    09/14 AppleよりiPhoneシリーズの新製品が登場

    Appleから、iPhone 7(および7 plus)の後継機 iPhone 8(および8 plus)、それに最上位機種であるiPhone X(Ten)が発表された。

    Apple、「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」発表 新色、ワイヤレス充電対応(ITmedia)

    iPhone Xは、初代iPhoneが2007年に発表されてから10年という節目にリリースされる記念モデルなのだという。唯一のボタンを排除し、筐体全体を有機ELの表示画面とした思い切ったデザインはスマートフォンの未来型を体現したもの。

    Apple、最上位モデル「iPhone X」発表(ITmedia)

    単純に物欲のみからいえば、亭主はiPhone 8、あるいはiPhone Xが欲しいのだけれど、iPhone 8は64GBモデルが78800円、iPhone Xは同じく64GBモデルが11万2800円と、ちょっとしたノートPCが買える値段だけにコシが引けている。

    実用面からいえば、画面バキバキ、写真がメモリをひっ迫して毎朝警告の出る妻のiPhone 5を買い替えたい。ところが妻は「そんなに私使わないから」と興味を示さない。

    マカーで知られる職場のFさんに同じ話をもちかけたところ、いい加減古くなってきたMacbookを先に更新したいという。そんなわけで、あちらもこちらも、どうにも気勢が上がらない。新しモノ好きと転売屋が銀座のAppleストアでもみ合いになる、そんなニュースをテレビで眺めるのが関の山なのだろうかと、早くも冷め気味の亭主である。

    いや、多分落ち着いてきたところでこっそりiPhone 8あたりに買い替えるのだろう。まずはAppleのサイトを眺めて静かに物欲を練ることにする。

    iPhone X 未来をその手に。(Apple)

    初代iPhoneが通信端末にスマートフォンという新たなジャンルを作り出し、この10年のうちに携帯電話を、デジタルカメラを、そして結果的に音楽プレーヤまでも駆逐してしまった。NHKのニュースウォッチ9によれば、スマートフォンの登場は一つのイノベーションであり、1985年の携帯電話の登場、1995年のWindows 95の登場に次ぐ大きなイノベーションだったのだそうだ。大きな転換点は10年毎に発生する。2007年の初代iPhone登場から10年、さて次の10年を席巻するイノベーション的な製品が現れただろうかと市井を見回すに、大きな転換点、と言えるような製品は見つかっていない(個人的にはノートPCと本を駆逐するiPadもまたイノベーションと呼びたいのだが、iPadの登場は2010年と残念ながら10年周期からは外れている)。

    果たしてスマートフォンを駆逐するような新しい製品がここ数年のうちに出るのか、それともすでに出ているのか。いろいろと思考を巡らせている。

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