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2021年1月24日 (日)

01/24 夢の話

 農村の、よく風が通る高台の一角に家を借りた。

 東西に連なる小道の、南側に並ぶ数軒のうちの1件、古い日本家屋が亭主の借りた家だ。

 借りてまだ日が浅く、仕事の都合でこちらに立ち寄った際に使うくらいなので、家の中はまだ雑然としている。玄関を入ってすぐ左の畳部屋に布団や荷物がばらばらと置いてあるくらいで、生活感はほとんどない。風呂にはまだ火を入れていないので、家全体が寒々しい。

 小道の反対側には企業の工場だか、倉庫があるが、どんな会社かはわからない。特に興味もない。

 家を出て、道を西の方角へと進む。100mほど行って最初の四つ辻(交差点なんて豪華なものではない)を左に(つまり南の方角へと)折れると小さな商店街に入る。右側に化粧品や小物、文房具などを売る雑貨屋が、左側に衣料品店がある。どちらも店は開いており、店先に貼られたオレンジや緑や黄色のポップに今日のお買い得品が値段とともに書かれている。人の気配はないが店内には煌々と電気がついている。ここにも人々の生活が息づいている。

 雑貨屋の前に、バス停がある。

 どうやら店の前が小さなバスターミナルになっていて、ここが路線バスの終点の一つらしい。

 バス停には大きな文字で「○亡土一丁目」とある。○亡の○は偏、亡は旁で一つの文字を表すらしい。偏はわからないが「ぼうどいっちょうめ」と読むのだろう。一丁目、というくらいだからここが集落の中心地なのだなと、納得していたら目が覚めた。

 平凡社世界大百科事典によれば

 「亡土(もうど)」

 もうど、と読むらしい。

 【間人】より

 「日本の中世および近世に見られる被支配者身分の一つ。〈亡土〉とも書き、〈もうど〉ともよむ。中世の農村においては、住人百姓によって構成される村落共同体の正式の構成員になれない農民をいう」

 「亡土」なる言葉がどこから出てきたのか、いつ亭主の記憶にしまい込まれたのかはよく分からないが、夢の中で田舎に家を借りるというシチュエーション、また現実世界における亭主の立ち位置すなわちどこにいても常にヨソモノであるという心境を良く表しているように思う。

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