« 11/29 【聴】 Medicine Compilation / Haruomi Hosono from Quiet Village, SONT GT(MHCL-10137) | トップページ | 12/03 日々雑感 »

2020年12月 1日 (火)

12/01 【聴】X-Mix The Electronic Storm / Mr.C, !K7(k7044CD)

IMAGE


 ドイツはベルリンを拠点とするテクノ/エレクトロニック・レーベル、Studio !K7がリリースしたDJ Mixシリーズ"X-Mix"より、UKのテクノ・ユニットThe ShamenのメンバーRichard West(Mr.C)のミックスが登場。シリーズ全10作の6作目となるアルバム、初期テクノらしいアッパーでカラフル、ノリの良いミックス・アルバムに仕上がっている。全21曲。今回Amazonマーケットプレイスで購入したところ、Limited Editionが届いた。Limited Editionには"Techno Quiz"なるトランプ状のカードが同梱されており、全51枚のカードにそれぞれLevel 1から5まで5問づつ、合計255問のクイズが書かれている。


 亭主はThe Shamenのことを実はあまりよく知らず、当然Mr.Cも存じ上げなかったのだけれど、本ミックスを聴くと非常にポップで、いまさらながら個人的高感度が爆上がりしている。Carl Craig, Planet 6など有名どころは控えめに、しかしトラックそのものは非常に陽性かつバラエティに富んでいて、聴いていて素直に楽しいし、ノれる。これまで亭主がDJ Mixのアルバムを聴いてきた限りでは、ミックスは大きく二つの傾向に分かれて一つは「すべての曲を同系統で揃える」もの、もう一つは「様々な曲を超絶技巧でつなげる」ものなのだが、Mr.Cのミックスは二つの傾向のちょうど中間に位置している。テクノとして各曲の粒を揃えつつ、様々な趣向を凝らしたトラックをつなげることで、飽きの来ない、楽しいミックスに仕上がっているのだ。ちなみに「すべての曲を同系統で揃える」タイプのアーティストの代表格はジェフ・ミルズ、ミニマルテクノ系のDJがこれを得意とする。対する「様々な曲を超絶技巧でつなげる」タイプのアーティストはケン・イシイあたりだろうか。個人的にはどちらも好きだし、それぞれに楽しめるのだけれど、いわゆる「テクノ初心者」に向けては圧倒的に後者をおススメしたい。Mr.Cの本ミックスもまた「楽しさ」からすれば「テクノ初心者」向けだが、アーティストのラインナップからすれば中~上級者向けでもあると言える。このあたりのバランスが絶妙である。


 なお、同梱の"Techno Quiz"、亭主もそれなりに知識があるのでチャレンジしてみたのだけれど、Level 1~3あたりはなんとかなるとして、以降はなかなか歯ごたえがある。当時のテクノシーンをよく知っている人、特にUKの細かいレーベルや、DJたちに知識がある人でなければ答えられない難問ばかりで、読んでいて「わかるかい!」と突っ込みを入れたくなるものも多かった。こういうゲームは、うーん、現在できる人がどれくらいいるのかな。亭主の周りにテクノに詳しい人はほとんどいないので、ただカードを眺めているだけ、コレクターズアイテムになるだけになりそうで大変勿体ない(2020.11.05)

« 11/29 【聴】 Medicine Compilation / Haruomi Hosono from Quiet Village, SONT GT(MHCL-10137) | トップページ | 12/03 日々雑感 »

聴(軟)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 11/29 【聴】 Medicine Compilation / Haruomi Hosono from Quiet Village, SONT GT(MHCL-10137) | トップページ | 12/03 日々雑感 »

2021年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
フォト
無料ブログはココログ