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2020年10月 7日 (水)

10/07 【聴】X-Mix Jack the Box / Hardfloor, !K7(K7068CD)

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 ドイツはベルリンを拠点とするテクノ/エレクトロニック・レーベル、Studio !K7がリリースしたDJ Mixシリーズ"X-Mix"より、ドイツ出身のアシッド・ハウス・ユニットHardfloorのミックスが登場。シリーズ全10作目の最終作となるアルバム、彼らが得意とするアシッドをベースに、Bam Bam, ARmando, Housemaster Boyz, DJ Pierreらの楽曲をミックスしている。1998年リリース、全20曲。


 HardfloorといえばRoland TB-303を駆使したアシッド・サウンドが特に有名。「ビヨビヨ」などと形容されるTB-303独特の音色を徹底的に使い倒す男気に、日本でも根強いファンが多い。なにしろ作るアルバム、作るアルバムすべてにTB-303が使われているのはもちろん、TB-303を翼賛するアルバムまであるというのだからその入れ込みようはハンパではない。本作においてもTB-303のビヨビヨ・サウンドは健在。Hardfloor自身の楽曲は勿論、他のアーティストのトラックもまたTB-303(あるいはそれに類したシンセ)の音色をフィーチャーしていて、ソウルフルなハウス・ミュージックにも、バキバキのミニマル・テクノにも彼らが溺愛するTB-303の面影が見えるあたりが面白い。最近は、こういう男気溢れるというか、気合一発で筋を通してしまうようなアーティストがめっきり減ってしまった。シンセが一つあれば音楽は作れるし、楽しめる。そんなプリミティブな感情を常に抱かせるHardfloorの存在は唯一無二であり、その後のフォロワーが全く現れないほどに孤高である。(2020.09.12)

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