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2020年10月12日 (月)

10/12 【聴】X-Mix Enter:Digital Reality! / Richie Hawtin & John Acquaviva, !K7(K7032CD)

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 ドイツはベルリンを拠点とするテクノ/エレクトロニック・レーベル、Studio !K7がリリースしたDJ Mixシリーズ"X-Mix"より、カナダ出身でイタリア在住のテクノDJ、John Acquavivaとカナダ出身で米国を拠点に活動していたテクノDJ、Richie Hawtinの二人をフィーチャーしたミックス・アルバムが登場。シリーズ全10作のう3作目となるアルバム、Acquavivaが44分、Richie Hawtinが30分のDJミックスが収録されている。ちなみにAcquavivaのミックスには15曲、Richieのミックスには9曲が含まれるが、トラックマークがついていないため、あたかも45分、30分の2曲が収録されているように(プレーヤには)表示される。


 ミックスされた曲の一つ一つにトラックマークをつけず、あくまでも「1曲」として収録しているアルバムは、実は結構多い。Mix-Up Vol.4の田中フミヤのミックスなどもすべての曲が一体化し、長尺な曲1本が収録されているように見える。ただし、それがミニマリズムの表れなのか、ミックスを一つの作品としてとらえたいのか、それとも単にトラックマークをつけるのが面倒だったのかは正直よくわからない。ただまあ、今どんな曲がプレイされているのかを積極的に知りたい聴き手にとっては不便である。以前ならば、亭主もこのようなアルバムの音声データをWAVで吸い出し、編集ソフトなどでトラックマークを付けていただろうが、最近は面倒さが前に立つ。


 ところで、ミックスとしてはどちらもしっかりとビートを刻む王道テクノ。SpeedyJ、Laurent Garnier, Hardfloorなどおなじみのトラックをつなげて「ダンス・ミュージック」としての役割をしっかり果たしている。Richie Hawtinといえばその後米国でのDJ活動が不法就労にあたるとカナダに送還されたのがきっかけで、作風がとってもとっても暗~くなるのだけれど、この頃のテクノはとても健全・健康的。Acquavivaのミックスとあわせて「カナダのテクノってこんな感じ」といったパブリック・イメージを作り出すことに一役買っている。ただし、2in1ということでミックスの長さはどちらからしても短く、食い足りない印象は否めない。できればアルバムを分けて、彼らのミックスを存分に楽しみたかったところだ(2020.09.12)


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