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2020年9月 2日 (水)

09/02 【聴】 First Suicide Note / No Lie-Sense, ナゴムレコード|Ultravybe(CDSOL-1542)

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 鈴木慶一氏とケラ氏による新ユニット、No Lie-Senseのデビューアルバム。権藤知彦、上野洋子、野宮真貴、緒川たまき、犬山イヌコ、大槻ケンヂほか豪華アーティストが参画、新生ナゴムレコード第1弾として豪華賢覧なナンセンス・ポップを聴かせる。全10曲。


 亭主は3枚目のアルバム「駄々録」を先に聴いていて、No Lie-Senseのメインコンセプトが「ダダイスム」であると知っているので、本アルバムの理解も早かった。人生に対する圧倒的な虚無感、人生に意味などないと理解しつつ、それでももがきながら生きなければならない人間の徒労感や疲労感を、ナンセンスな歌詞とポップなサウンドで歌い上げる。「駄々録」もそうだったが、No Lie-Senseの曲はとにかく歌詞がいい。日常の細かいところ、ありふれたところをあえて目を向ける視点のユニークさ、下品にも幼稚にも陥らずに、それでもしっかりバカバカしい。「手のひらを太陽に」を元ネタにして生きる意味をしっかり否定する「僕らはみんな意味がない」、中年の慢性的な疲労感を逃避行動にからめて切々と歌い上げる「だるい人」などなど、年経れば経るほどに肉体感覚としてわかってしまうのは、亭主がすっかり老境に入ってしまったからなのだろう。


 「ダダイスム」のコンセプトが明らかとなるのは次作以降だが、No Lie-Senseが目指すところの面白さは本作でもしっかりと伝わってくる。鈴木氏、ケラ氏によるアレンジの奥深さ、ゲストによる重厚なコーラスも聴き所。ナンセンス・ポップと侮るなかれ、ベテラン二人の本気度が知れる渾身のポップ・サウンド(2020.08.16)


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