« 08/13 【聴】 夢の骨が襲いかかる! / 長谷川白紙, Music Mine(MMCD20038) | トップページ | 08/19 【聴】あなたはキツネ BEST + 40 TRACKS / 松前公高, Disc Union|Super Fuji Disc(FJSP395) »

2020年8月19日 (水)

08/19 【聴】 Don't Turn Back / Yukihide Takekawa, Disk Union|Columbia|G-Matics(GMT-013)

IMAGE

 タケカワユキヒデが他のアーティストに提供した楽曲をセルフ・カヴァーした作品。提供先は幅広く、映画主題歌、アニメ挿入歌、ドラマ主題歌、あるいは中森明菜や上田正樹のアルバム収録曲などなど、音楽家として活躍の幅を広げる氏のアクティヴィティがそのまま反映されたアルバムとなっている。書下ろし曲も1曲を含む全9曲。オリジナルは1986年リリース、今回はDisc Unionからの復刻盤を購入した。


 まずは各曲についてざっくりと紹介したい。M1"Winter Green and Summer Blue"は東宝映画「夜叉(主演・高倉健、監督・降旗康夫)」の主題歌で、Nancy Wilsonが歌っている。M2"Love is for Free"に提供された曲、M4"Rock the Planet", M6"Born to be Free"の2曲はアニメ「うる星やつら」の主題曲で、M4はテレビアニメのオープニングテーマ、M6は劇場アニメ「リメンバー・マイ・ラブ」の主題曲。M5"Duet", M8"I'm Missing You", M9"You Bring the Rain"はどれも日本テレビ系ドラマの主題曲。そしてM7"This Time it's Forever"は中森明菜のアルバム"D404ME"収録の「ピ・ア・ス」を改題・改作したセルフカヴァーとのこと。最後にM3"Turn Back"のみが本アルバム向けに書き下ろされた曲、と、ふう、これですべての楽曲に説明がつけられただろうか。


 実は亭主、このアルバムを大学時代に所有していて、それこそ盤が擦り切れるほど聞いたものだ。タケカワユキヒデ氏のアルバムでベストが"Hello/Goodnight"ならば、次点は間違いなく本アルバム。特にM1の鮮烈な色彩感は、当時灰色に包まれていた亭主の学生生活を(半ば無理やりに)彩るいわば「日々の賦活剤」だった。そんな大事な曲が収録されたアルバムを(おそらくディスクユニオンに)売ってしまったのは、倦み疲れた日々のなかの一瞬の気の迷いか、あるいは日々の生活に困窮してのことだったのだろう。鮮烈な色彩感、氏が得意とするラブ・ソングの美しさが、亭主の心にはまぶしすぎたのかもしれない。


 今回は再発盤、それもAmazon Market Placeでプレミアム価格の付いたものを購入している。四半世紀以上前に聴いた曲なのに、そのディテールを亭主の老いた脳はしっかりと記憶していた。音楽を止めても頭の中に正確に音楽が再現されるほどに慣れ親しんだ曲たち。灰色に包まれていた学生生活を再び繰り返したいとは思わないが、それでも、それなりに亭主のBetter Daysだったのだなと思わせてくれるきっかけとなったアルバムが本作である(2020.07.31)


« 08/13 【聴】 夢の骨が襲いかかる! / 長谷川白紙, Music Mine(MMCD20038) | トップページ | 08/19 【聴】あなたはキツネ BEST + 40 TRACKS / 松前公高, Disc Union|Super Fuji Disc(FJSP395) »

聴(軟)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 08/13 【聴】 夢の骨が襲いかかる! / 長谷川白紙, Music Mine(MMCD20038) | トップページ | 08/19 【聴】あなたはキツネ BEST + 40 TRACKS / 松前公高, Disc Union|Super Fuji Disc(FJSP395) »

2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フォト
無料ブログはココログ