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2020年7月24日 (金)

07/24 【聴】 I Love You / Yukihide Takekawa, Apollon(APCA-3011)

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 タケカワユキヒデが1989年にリリースしたアルバム。全編をNYで制作・録音、NYらしくハウスあり、ブギーありと最新のアレンジを施した意欲作となっている。以前は英語詞にこだわっていたタケカワさんが、本作では英語/日本語をバランスよく織り交ぜ、ポップでおしゃれなラブ・ソング集に仕上げているあたりもポイントだろうか。全10曲。今回は94年に再発されたCD選書盤を購入した。

 実は亭主このアルバムを以前所有していたのだが、何かのきっかけに手放していた。金に困っていたのだろうか、それとも発作的な「断捨離」(当時はそんな言葉はなかったが)に襲われたかは分からないが、おそらくはDisc Unionに売りに出したのだろう。いま、CDラックの「J-Pop」のコーナーをシゲシゲと覗いてみるに、以前は持っていたはずのタケカワさんのアルバムがごっそりとない。あるのは一番大好きなアルバム"Hello / Goodnight"だけである。もっともこれも浪人時代にカセットテープで購入し、大事に保管しているものだ。由々しき問題とあわてて買い直そうとするも、アルバムはどれも高価で取引されていて手が出ない。時すでにお寿司、というやつである。

 ところで本作"I Love You"。タケカワさんの当時の心境が影響してか「ラブ・ソング」としては成熟の度合いを深めていて、「恋」から一歩踏み出した「愛」の世界に亭主は正直戸惑っていた。「恋」と異なり、「愛」には様々な形態がある。夫婦愛、家族愛、あるいは別離の悲しみの中に湧き上がる愛。恋に恋をしていた当時の亭主にはかなり「アダルト」な作品と映っていたに違いない。「恋」はどんな瞬間にも失われる危うさをもつ。不安に揺れ動く亭主の心のなかで、タケカワさんの歌う「愛」は遠くにあって、おそらく亭主には一生手に入らない世界のものに見えた―――久しぶりにこのアルバムを聴いた亭主、そんな当時の心境を思い出した(2020.07.06)

 

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