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2020年7月15日 (水)

07/15 【聴】 Rosa / 山中千尋, Blue Note|Universal(UCCJ-9223)

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 ジャズ・ピアニスト山中千尋さんの最新作。コンセプトはベートーベン生誕250周年、チャーリー・パーカー生誕100周年、山中千尋デビュー15周年というトリプル記念盤とのこと。往年の名アーティストの作品をカヴァーする「アフターアワーズ・シリーズ」としては第3弾にあたる。オリジナル2曲を含む全10曲。Avi Rothbard(Guitar)、脇義典(Bass)、John Davis(Drums)が参加している。


 攻撃的なジャズ・ピアノを身上とする山中さん。常にアグレッシヴで、熱量の高い演奏が魅力の彼女の最新作もまた充分に攻撃的である。 ベートーベンのカヴァーは「ピアノソナタ第8番・第三楽章」、「交響曲第5番」の2曲。特に後者は日本では「運命」のタイトルで知られていてアレンジは特に難しそうだが、あえて原曲のメロディを残しつつ微妙に和声を崩すことでジャズの即興演奏的な感じに仕上げている。


 一方、チャーリー・パーカーのカヴァーはDonna LeeとYardbird Suiteの2曲。亭主はそれほど原曲をよく知るわけではないが、こちらは軽快なピアノ・トリオにアレンジされていて素直に楽しい。ジャズの楽しさ、面白さを徹底的に味わい尽くすアレンジの妙に、作業をする手がついつい止まる。このご時世にアルバムリリース、というのはなかなかに思い切ったことをするが、沈滞しきった世の中を山中さんの快活なピアノで満たすのもいいものだ。


 その他有名どころとしてはRichard RodgersのMy Favorite Things、Duke EllingtonのTake Love Easyなども収録。誰もが耳にしたことのある曲なのでこちらも素直にノれることだろう。なお初回限定としてMy Favorite Thing, Take Love Easyそして彼女自身の曲So Long(山中さんが子供時代に初めて作った曲だそうだ)の3曲を収録したMusic Videoがボーナスディスクとしてついてくる(2020.06.23)

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