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2020年3月13日 (金)

03/11 かつての大災害に思いを寄せる

9年前の3月11日、東北、関東を中心とした広い地域で、最大震度7にも及ぶ巨大地震が発生した。

震源は太平洋沿岸。東北から千葉までの3か所の震域が連動することで、1000年に一度と呼ばれる地震災害を引き起こした。

沿岸地域は津波で壊滅、内陸では地盤が液状化し、多くの道路が使用不能となった。なかでも最悪だったのは、福島県の東京電力福島原子力発電所の一部原子炉がメルトダウンを起こし、幅広い地域で放射能汚染を引き起こしたことだ。汚染を逃れ多くの人々が住み慣れた土地を離れ、現在でも故郷から遠く離れた地で不自由な生活を送っている。発電所ではいつ終わるとも知れない廃炉作業、放射能との戦いが続いている。

あれから9年が経った。懸命の除染作業と発電所の放射能処理により避難区域は縮小し、通行不能だった高速道路や鉄道が開通することで、徐々にではあるが地震前の姿を取り戻しつつある。だが、かつて原子力発電所を中心に栄えた地域にもはや活気などなく、多くの住民も故郷に帰還することのないまま、急速に衰退している。

以来、様々な地域で大地震や洪水、台風被害が発生し、そのたびに人々の暮らしが脅かされている。いや、脅かされるどころか暮らしは年々疲弊し、もはや日本の中で災害に遭わなかった地域などないに等しい、そんな状態となっている。そして追い打ちをかけるかのような昨今の疫病の蔓延。その発生源が中国であったこと、おりしも中国の旧正月(春節)の時期と重なり、多くの中国人や中国に渡航していた人間が海外でウィルスをまき散らした結果、疫病はいまや世界全体で覆う災禍となっている。

世間には、かつての大災害が、人々の心の中から徐々に忘れ去られていると嘆く人もいるが、亭主はそうは思わない。新たな災害が次々と引き起こされることで人々は疲弊を極め、もはや嘆く暇すら与えられない状況にあるのではないだろうか。

辛いことがあっても、とりあえず前を向いて進む。今我々にできることはそれしかない。

壊れたら直す。病んだら癒す。失われたら再び作り出す。そうやって前を向くことで、人々はもう少し歩いてみよう、生きていこうという意思を取り戻すのだ。

 

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