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2019年12月25日 (水)

12/24 【聴】 Techno 4 Pop Vol.1 / V.A., Supersweep(SRIN-1022)

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 ゲーム音楽/クラブミュージック系レーベル、Sweep Recordsから、2005年8月にリリースされたインディーズテクノポップのコンピレーション。参加アーティストはYOKO、パノラマ迎賓館、ケロッグ兄弟、HAAP、テクマ!、フロッタージュ、pLumsonic!、ハニー・マニー、サイトーン、CYBORG '80s、A.C.E.、Technoboys、ジーニアス、ホモンズ、ゆうぷんおう、Zunbaの全16ユニット、16曲を収録。


 インディーズテクノポップのコンピレーション、というと亭主などはまず「サエキけんぞうPresentsハレはれナイト」を思い出す。1980年代のインディーズブームに乗り、まさしく「時代を席巻した」アーティストらの競演は、現在も再発が繰り返されるほどのインパクト、関係者の語り草となっている。当時のテクノポップバンドは、まずメンバーがそれぞれに楽器を担当していて、その中にシンセが含まれていた、という状況が大多数であった。シーケンサもあったしミニマル・テクノという考え方もあったが、基本的にはインディーズが潜在的に持つパワーと生き残りの中で培われた創意工夫、それに若さゆえの斬新なアイデアがすべてで、亭主も大いにインスパイアされたことを覚えている。当時の代表的なインディーズ系コンピレーションといえば、ナゴムレコードの「おまつり」もあった。こちらは筋肉少女帯、人生、たまなど、パンキッシュな側面、牧歌的な側面が際立っていたように思う。


 話がそれた。


 本作のコンピレーションを聞くとつくづく実感するのは、方法論がかなり固定している、ということだ。まずはシンセがあり、そこにメロディとヴォーカルを乗せていく。聴けばどの曲も充分個性的だが、シンセ前提というある種の枠にしっかりとハマったうえでの個性である。しかもこれが結構巧い。結果全体的に粒はそろっているものの、インパクトという点ではいまひとつである。


 もちろん、聴くべきトラックは数多い。個人的にはpLumsonic!の「かいじゅ-のうた」、パノラマ迎賓館の「グリコーゲン」、CYBORG '80sの「トーキョータワー」、ジーニアスの「飛び出せ恋人」あたりの完成度の高さ、特に後ろ2曲のイロモノ感がお気に入りで、ついつい口ずさんでしまう中毒性がある。さらに別枠でYOKOの「スタートレック」もお気に入り。モータリックなリズムと、モノトーンなメロディでぐいぐいと押していく地味なアレンジが妙に心地よい。2005年リリースというのだからもう15年も前になるが、ちっとも古びた印象にならないのは「若さ」を売りにするインディーズの強みである。

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