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2019年10月18日 (金)

10/18 【聴】Too Much / Dego, 2000 Black|P-Vine(PCD-24864)

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 もと4Hero。現在はSilhouette Brown, Kaidi Tathamらとともに2000 Blackレーベルを運営するDegoの最新作。女性ヴォーカリストNadine Charles, Samii, Ivana Santilliらとのコラボにより作られたUKブラック・ミュージックの至宝。全15曲。


 かつてはドラムンベースの雄4Heroのメンバーとして存在感を放っていたDego。2000 Blackレーベル設立以降は作風をUKハウスへと移し、ハイセンスなブラック・ミュージックを指向してきた。ボディ・ミュージック的なダイナミズムを徹底的に排し、ストイックかつモノクロームな色彩を強調した作風は、レーベルのブランディング、イメージ戦略に成功している。爆発的なヒットはないものの、コンスタントなアルバムリリースは亭主を含めたファンの心をがっちりつかんで、日本でも固定ファンが多いようである。


 これは全く蛇足であるが、つい先日のケミカル・ブラザーズのアルバムがけちょんけちょんだったのに対し、Degoのアルバムが好印象なのに違和感を覚える人がいるかもしれない。どちらも活動開始は1990年代、Degoはドラムンベースでケミカルはビッグ・ビートというどちらもブレイクビーツ系、日本語版がリリースされるあたりも共通している。Degoのアルバム・プロモーションが地味なのに対し、ケミカル・ブラザーズはかなり派手派手しいあたりが唯一の違いだが、もっと違うのはDegoがジャンルに徹底的にこだわっている点だろう。対するケミカルはポップに振れつつ作品の傾向がふらふらと安定しない。マスやセールスを気にして方向性が安定しないケミカルに対し、Degoの作風は本当にブレがない。亭主がDegoの作品を支持し続けるのはこのブレのなさ、安定感にある。いやもちろんケミカルの作品には試行錯誤があり、Degoの作品には冒険がないのだという反論があるならば何も言えないのだが・・・(2019.09.30)

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