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2019年9月11日 (水)

09/11 【聴】浮気なぼくら+インストゥルメンタル / YMO, SONY GT(MHCL-10117-8)

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 YMOのオフィシャル7枚目となるアルバム。前作"Technodelic"からポップス川へと大きく舵を切った本作品は、日本のポップ・ミュージックに「テクノポップ」という新たなジャンルを作り出し、YMOの作る音楽がマニア向けだけではないことを巷間に広く示した。オリジナルは1983年リリース、今回は結成40周年を記念したSACDとのハイブリッドディスクとしてBob Ludwigのデジタル・リマスタリングが施されている。ヴォーカル・トラックをシンセに差し替え、楽曲を再構成したインスト・バージョン「浮気なぼくらインストゥルメンタル」との2枚組、全20曲。


 亭主がCDで初めて購入したYMOのアルバムが、この「浮気なぼくら」だった。浪人生活から脱出し、大学入学の記念にと仕送りを貯めて購入したCDラジカセで、この「浮気なぼくら」を繰り返し聴いた。やがて大学生となりそのほかのアルバムをせっせとCDで買い集めることになるのだが、「浮気なぼくら」と"Solid State Survivor"は長い亭主のYMO生活の中でも特に聴いたアルバムであり、思い入れもまたひときわであった。2枚のアルバムは、YMOのディスコグラフィの中でも特にメジャー側に振り切れたアルバムであったが、亭主にとって「浮気なぼくら」は「スウィートなポップ」、"Solid State Survivor"は「ビターなポップ」であった。なにがスウィートなのかといえばアルバム全体に漂う異性の香り、まるで修道士か修験者のようなストイックな生活を送っていた大学生の亭主に、甘い生活を感じさせるある種の媚薬的な香りを感じさせていたからだ。当時このアルバムのコンセプトは「キュート」であったという。今でこそ躊躇なく語れる作品コンセプトも、当時の亭主には甘露すぎてまともに受け止めることができなかった。まだまだ初心だった亭主の青春時代を彩るアルバム、それが亭主のなかでのこのアルバムの立ち位置である。(2019.08.28)

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