« 09/13 日々進捗 | トップページ | 09/18 【聴】Service / YMO, SONY GT(MCHL-10119) »

2019年9月16日 (月)

09/16 【聴】 Hosono Haruomi compiled by Hoshino Gen / V.A., Victor(VICL-65244-5)

IMAGE

 元SAKEROCK、現在はシンガーとして、また俳優・エッセイストとして大活躍する星野源が、細野さんの楽曲からお好みをセレクトしたマイ・ベストアルバム。2枚組、全38曲を収録する。なお同シリーズとして今後小山田圭吾(Cornelius)のコンピレーションもリリース予定。


 おそらくYMOファミリのなかで最も成功したと思われる星野源。個人的には新垣結衣と共演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が一つのブレイキング・ポイントだったと感じている。ドラマ主題歌「恋」の大ヒットにより、ポップ・ミュージシャンと月9俳優という、二つの分野で成功したことは記憶に新しいが、それよりなにより、亭主的にはガッキーとの共演が羨ましい。亭主の中には嫉妬の炎が渦巻いていて、その反動で彼の最近のアルバムには一切購入していない。熱心に彼の作品を追っかけていた亭主が突然彼にそっぽを向いた理由は、ずばりそこにある。もちろん、細野さんとの共演番組やYOUTUBEのチャンネルなどはわりと丹念にチェックしていたりするので、そのうちアルバムやエッセイを購入する時が来るかもしれない。純粋なアンチというわけではなく、ひとえに「新垣結衣さんとの共演が羨ましい」その一言に尽きる。


 嫉妬はともかく、本作品。どちらかといえばはっぴいえんど、トロピカル三部作、YMO、YMOと同時期にリリースされたソロアルバムの楽曲を主としてセレクトしていて、あえてバランスを大きく崩しているあたりが主張ポイントだろうか。Disc 1(全20曲)はYMO以前の楽曲、Disc 2は9曲がYMOおよび同時期の楽曲、そしてDisc 2の残り9曲がYMO以降の楽曲とかなりセレクトが偏っている。YMO以降の楽曲ではソロ作品が5曲、そのほかHIS(忌野清志郎、坂本冬美とのユニット)が1曲、Sketch Show(高橋幸宏とのユニット)が2曲、コンピへの提供曲が1曲と、細野さんがかつて傾倒していたアンビエント・観光音楽・実験音楽をバッサリ切っている。結果非常に聴きやすい、ポップなベストアルバムへと仕上がっている。マニア向けではないが、かといって細野さん入門編というには一方向にかなり濃密な構成。星野さん、選曲にずいぶん苦労したのだろうな、ずいぶん思い切ったことをしたなと、逆に感心してしまった。もし亭主が同じようなアルバムをセレクトしたならば、すべての年代の楽曲をまんべんなく選んだろうが、結果出来上がったアルバムはおそらくかなり難解かつ散漫になって、繰り返し聞くにはちょっとつらいものになっただろう。(2019.08.29)


« 09/13 日々進捗 | トップページ | 09/18 【聴】Service / YMO, SONY GT(MCHL-10119) »

聴(軟)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 09/13 日々進捗 | トップページ | 09/18 【聴】Service / YMO, SONY GT(MCHL-10119) »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
無料ブログはココログ