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2019年7月 2日 (火)

07/02 【聴】 歩きラブ / パール兄弟, Pearlnet Records(PEAR-5004)

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 サエキけんぞう(Vo)、窪田晴男(G)、バカボン鈴木(B)、松永俊弥(Dr)、矢代恒彦(Key)の5ピースバンド、パール兄弟。勘当・再結成の紆余曲折の果て、窪田との2兄弟(リーマンズとしての活動含む)→4兄弟→3兄弟→1兄弟→2兄弟→4兄弟を経てついに5兄弟・フルメンバーとなった彼らによるミニアルバムがリリースされた。タイトルナンバー「歩きラブ」を含めた新曲5曲に、インストバージョン5曲を加えた全10曲。


 パール兄弟といえば、昨年の4月に5兄弟となって初のミニアルバム「馬のように」をリリース。その後6月に旧作の再リリースがありしばらく連絡が途絶えていた。1年ぶりのアルバムは、前作にも増して「パール兄弟らしい」作品に仕上がっていて、亭主も久々にそのサウンドを堪能した。パール兄弟の活動はアルバム「未来はパール」から「六本木島」までの第1期(4兄弟)、「大ピース」から「公園に行こう」までの第2期(3兄弟)、その後ソロとしての第3期「貝殻のドライブ」、窪田との2兄弟の第4期「宇宙旅行」など種々変遷があり、その時々で曲調が異なるのだけれど、本ミニアルバムはちょうど第1期から第2期、ロックとテクノポップの中間を行く内容となっている。時代の変遷とともに彼らの作品もまた良い感じで枯れてきていて、特に「歩きラブ」には「六本木島」のおしゃれさと「公園に行こう」の枯淡さが絶妙にブレンドされている。恋人が手をつないでひたすら歩いてデートする、そんな内容がスタイリッシュなラブソングになるなどと、いったい誰が予想できただろう。しりあがり寿の絶妙なイラストとサエキのキッチュな歌詞。そう、パール兄弟は最強の演奏家たちと、最強のソングライターが結集した、最強かつ完璧なバンドなのだ。(2019.06.20)


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