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2019年7月10日 (水)

07/10 【読】「水晶宮の影ーグイン・サーガ145-(五代ゆう、ハヤカワ文庫)」

「水晶宮の影ーグイン・サーガ145-(五代ゆう、ハヤカワ文庫)」

 グイン・サーガ続編プロジェクト最新刊。作者である栗本薫氏が逝去してのち二人の女流作家によって書き継がれている本プロジェクト、ただし現在は宵野ゆめ氏が体調不良ということで、五代氏一人が気を吐いている。

 豹頭王グインを主人公に、多くの登場人物が複雑な人間模様を描くグイン・サーガ。本巻では、(1)ゴーラ王イシュトヴァーンの実子ドリアン王子誘拐事件と、それを追う小イシュトヴァーン・スーティの冒険、(2)ミロク教聖都・ヤガでの魔導師決戦の顛末と、その後のスカール一向のヴァラキア入り、(3)ワルスタット内乱へのグイン介入と、その後のクリスタル潜入行、の3つのエピソードがつづられる。中原の各所でそれぞれ行動していた登場人物たちが徐々に集合、また離れていく様は、グイン・サーガが「群像劇」と呼ばれる所以であり、物語を推進させる原動力となっている。特に本作では(2)でヴァラキアに到着したスカール・ブラン・ヨナ・フロリーといった主役・準主役級の登場人物が、ヴァレリウスやアッシャ、アルミナ、マルコらと合流。新生ゴーラ帝国(というかイシュトヴァーンの独断)によるパロ侵攻にヴァラキアほか沿海州がどのように対処するかといった国際問題へと発展していく。一方、(3)でワルスタット内乱を鎮静化させたグインは、アウロラほか数人の騎士・剣士とともにクリスタルへ潜入。失踪したワルスタット候ディモスを探す旅は、ついに核心へと到達する。(2019.07.10)

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