« 01/22 日々雑感 | トップページ | 01/27 【動】 第67回勝田全国マラソン »

2019年1月23日 (水)

01/23 【聴】 Henri Renaud et Son Orchestre (Trio et Octette) / Henri Renaud, Atelier Sawano(AS130)

IMAGE

 フランス出身のピアニスト、Henri Renaudがリーダーとなって製作されたスウィング・ジャズの隠れた名盤。アルバムは2部構成となっており、前半五曲はHenri Renaud(Piano)のほか5人のブラス・セクション、ベース、ドラムのオクテット。後半五曲はピアノ、ベース、ドラムのトリオ編成という、A面・B面で全く性格の異なる演奏が楽しめる。ちなみにオクテットのブラスはBill Byers(Tb)、Charles Verstraete(Tb)、Fernand Verstraete(Tp)、Allan Eager(Ts)、Jean-Louis Chautemps(Bs)。ベースはアルバムを通じてJean Warland、ドラムはKenny Clarkeが担当する。


 一曲目、"Meet Quincy Jones"のイントロのドラムソロに時代を感じる。一聴して「うわ!これはレトロだ!」と思わせるゆったりとしたドラムのスウィング、しかし聴き進めていくと1957年(昭和で言えば32年になるか)とは到底感じられない、キレのある演奏へと展開していく。Bill Evansを思わせる内省的なHenri Renaudのピアノと、スピード感あふれるブラスの掛け合いがなかなか楽しく、時間のたつのを忘れて聴き入ってしまう。CDゆえにA面とB面の境界に特に何があるわけでもないが、6曲目に入ると急にモダン・ジャズの雰囲気となるあたりが面白い。ベースの存在感、軽快なドラム・パターン、そしてこれまた軽快、快活なピアノ・タッチが実に現代的で、これが60年以上前の作品とは到底思えない。もちろん音質もすばらしく、ちょっと聴きにはECMからのリリースであるかのような静寂感、空気感が漂う。これを好演、名演と言わずしてなんと言おう。(2018.12.18)

« 01/22 日々雑感 | トップページ | 01/27 【動】 第67回勝田全国マラソン »

聴(軟)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 01/22 日々雑感 | トップページ | 01/27 【動】 第67回勝田全国マラソン »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
フォト
無料ブログはココログ