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2019年1月14日 (月)

01/14 【聴】 We are Here - 40 years gave passed and we are here - / Gontiti, Pony Canyon(PCCA-50305)

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 GONTITIの活動40周年を記念して製作されたオリジナル・フル・アルバム。インナースリーブのイラストに盟友ミック板谷が参加、かつてのGONTITIを思わせる懐かしい、しかし最新モードの「地球一番快適音楽」が堪能できる。全13曲。


 ゴンザレス三上とチチ松村の二人からなるギター・デュオ、GONTITIが、活動40周年を迎えたことは喜ばしいとともに、本当に意外だ。亭主は大学生の頃(というからもう30年以上前になる)、GONTITIのアルバム"KIT"を友人の小林君が購入して以来の彼らの音楽を追いかけてきた。"KIT"というアルバムは、当時のGONTITIの作風からするとかなり突っ込んだというか、ポップに振れたアルバムだったと記憶している。ハイスピードかつ爽快なギターサウンドはだれもが「おっ」と振り向いてしまうインパクトを持っていて、当時小林君も、また亭主も「おっ」と見事に惹かれてしまった。だが、彼らの真価はむしろデビューアルバムである"Another Mood"、2ndアルバム「脇役であるとも知らずに」にあって、亭主もまたこの2枚のアルバムからどっぷりつかっている。「脇役」に収録の「修学旅行夜行列車南国音楽」は、広島出張から東京に帰る際に乗車した夜行列車の思い出とあいまって、いまでも亭主の原体験として強く残っている。そう、原体験。大事なのは原体験だ。


 一方GONTITIの最新作は、どちらかといえばインパクトよりも癒しを重視していて、リラックス&スムースを自然なかたちで体現している。世間では、ヒーリング・ミュージックと称してなにやらわざとらしい、「ヒーリング」を意識しすぎてかえって胡散臭い音楽も少なくないが、GONTITIのギター音楽は以前も、今もごくごく自然体で、気負っている部分が一切ない。スムースすぎてあっという間にアルバム一枚を聴き終えてしまうほど、自然に耳に、体に染み込んでくる。この自然さがGONTITIの音楽の魅力なのだ。(2018.12.24)

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