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2018年11月24日 (土)

11/24 日々雑感

 先日、職場のYさんが当方の家に立ち寄り、オーディオシステムの音を少し聴いて帰って行った。

 Yさんは自身でも楽器を演奏するほか、自宅にはタイムドメインのスピーカを置いているとのことで、オーディオに関しては少なからずこだわりのある人物だ。亭主のシステムを聴いてしきりに感心していたYさんであったが、亭主は自身のシステムがよい音とは思っておらず、Yさんのお褒めの言葉にただただ恐縮するばかりだった。(こんなことを言ってはいけないが)たぶんお世辞だろうと思ってみたり、タイムドメインを使っていれば亭主のスピーカの出音はむしろ新しく感じるだろうと思ってみたり、いろいろと考えさせられるミニオフ会であった。

 亭主のシステムは、導入してすでに10年以上が経過している。常時通電のシステムもあって、ソリッドステートはいえずいぶんヤレが入っているのではないかと思っている。ヤレが入っていたとしても、毎日聴いている亭主にはそのヤレの具合がわからない。いや、Yさんとシステムを聴いていると、昔に比べて音の鮮度が下がっているように聞こえる。高域の粒立ちであるとか、中域のツヤであるとか、あるいは低域全体の豊かさであるとか、亭主的にはいろいろとご不満である。かつての清冽なサウンドが現在のシステムから聴こえてこないことに、時の流れを痛感する。

 もしシステムを更新するとしたら、どんなシステムにするだろうか。先日買ったステサンをぱらぱらとめくりながら思いを巡らせる。メインシステムにセパレートアンプを使っている身としては、引き続きセパレートを使いたいという気持ちと、シンプルシステムに戻りたいという気持ち、どちらの気持ちも捨てがたい。だが、亭主は、システム構成や価格よりも、亭主がその機器を使う「意味」や「必然性」「物語性」を重要視する。オーディオシステムには、使う側にも、使われる側にも物語がある。オーナがシステムを使う「意味」や「必然性」を見いだしたとき、初めてそこに「縁」が生まれ、そこから長いつきあいが始まることとなる。

 インテグレートアンプがいいか、セパレートアンプがよいか。海外製か、国産か。ここまで語って具体的な名前が全く出てこないのは、亭主と候補となる機器との間に「物語」が見えてこないからにほかならない。

 ステサンに掲載された機器に「物語」が見えないのは、実際にその機器に触れ、音を聴いていないからだが、機器やブランドから「物語」が見えてこないからでもある。新興ブランドと亭主との間にどんな「縁」があるというのか。

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