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2018年11月23日 (金)

11/23 ピアノリサイタル(水戸芸術館)

 水戸芸術館で、ピアニストの田中宏明氏のリサイタルが開催された。

 田中氏は北海道は小樽市出身。小樽を拠点に音楽活動を続けていたが2016年に茨城大学に赴任、現在は教育学部で教鞭をとっているという。

 J.S.バッハの国際コンクールで賞を取ったことでも知られる田中氏、今回のコンサートでもバッハの曲を中心に5曲を演奏した。また茨城大学准教授である山口哲人氏作曲によるピアノ組曲「もののあはれ」を演奏、こちらは本リサイタルが初演とのこと。

 実を言えば亭主、クラシックのコンサートはこれが初めてであった。音楽鑑賞を趣味と公言してはいるものの、クラシックに関してはさっぱりで、鑑賞の経験はもとより知識も皆無に近い。ただ、ジャンルそのものが苦手なわけでも、興味がないわけでもなく、今回のお誘いにも「ぜひとも」とこちらからお願いした次第である。

 初めてのピアノリサイタル。妻から「バッハの曲は繰り返しが多いよ」と言われて、そんなものかと思って聴いたのだが、「繰り返しが多い」とはどこ情報だったのだろうか。事前情報を見事に覆す色彩の豊かさ、展開の美しさに心を奪われた。初演という「もののあはれ」は静と動、穏やかさと激しさが一つの曲の中で衝突する現代音楽。亭主の知る現代音楽は(クセナキスにせよライヒにせよ)だいたい無調なのだが、山口氏作曲のそれにはわずかながら調性が感じられ、それが音楽に一つの物語を与えているように感じられた。6曲からなるピアノ組曲、個人的には3曲目が好みだろうか。

 会場には学生さん、年配の方様々な年代の方が来られていた。(リサイタル中は緊張した空気に包まれていたものの)それぞれの曲を演奏し終えた田中氏に贈られる拍手の音は常に温かく、アットホームな雰囲気 亭主もまたクラシック音楽の聴き方、楽しみ方が少しわかったような気がして、ちょっとは経験値もたまったかな、と自分なりに満足して帰宅の途に就いた。

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