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2018年11月13日 (火)

11/13 【聴】 Kite / Gigi Masin, Disk Union|Astrollage(ASGE013)

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 イタリア出身の作曲家で、橋本徹(Surburbia)が主宰するレーベルからベストアルバムもリリースするGigi Masinの最新アルバム。ピアノをフィーチャーした流麗なメロディと、奥行・透明さが感じられるバッキングが特徴的なアンビエント・ハウスの良作。全9曲。


 Gigi Masinの楽曲をなんと表現したらよいものか、亭主には今一つその実態がつかめずにいる。ピアノ・アンビエント、アンビエント・ハウス、あるいはもっとざっくりとヒーリング・ミュージック。様々な要素はすでに他の作曲家/アーティストたちが試行したものであり、その意味において彼の楽曲はすでに語られつくしたジャンルにあるともいえる。ただ、彼の楽曲を「すでに語られつくした」と呼ぶのは少し勿体ない。アンビエントという枠組みで語りつつも、たとえばFenneszやAlva Notoらとも通じるスタイリッシュな雰囲気、新しさには大いに興味を駆られている。おそらくその「新しさ」は、これまでのピアノ・アンビエントにはなかった「茫漠たる空間表現」だろう。彼自身ピアニストではあるが、本作においてピアノは、まるで風景の中の一部分として積極的に自己を主張しない。サウンドスケープのなかで主役を演じるはどこまでも「空間表現」であり「空気感」である。その控えめさは彼がイタリア出身であることも、また風貌がスタパ斎藤似(確かに似ている)であることも忘れさせてくれる。(2018.10.24)

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