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2018年10月10日 (水)

10/10 【聴】 ほうろう 2018 Special Live / 小坂忠, Columbia(COCB-54264)

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 現在はゴスペル・シンガーとして、また敬虔なクリスチャンとして宣教活動を続ける小坂忠が、1975年リリースの自身の代表作「ほうろう」をライブで再現。鈴木茂(Guitar)、小原礼(Bass)、屋敷豪太(Drums)、Dr. kyOn(Keyb.)、斎藤有太(Keyb.)、Aisa(Chorus)というスペシャル・バンドを迎えた本作では、オリジナルアルバムの曲順で全9曲、アンコールとして「上を向いて歩こう」を歌う、全10曲を披露する。


 20172017年の夏に急性胆嚢炎にて緊急入院、精密検査の結果がんが発見され、長期にわたる闘病生活を続けていた小坂忠。寛解ののち本ライブで完全復活?を遂げた。これまでにも"HORO2010"などセルフ・カヴァーを試みてきた小坂忠であるが、本アルバムは闘病生活からの復帰という記念碑的な作品、「復活」と「再生」を象徴するアルバムに仕上がった。ゴスペル・シンガーとしてキャリアを重ねることではぐくまれた豊穣な歌い口、病後とは思えない高域の伸びと声量が素直な感動を呼ぶ。 曲の間に挟まれる近況報告、曲にまつわる数々の裏話がアットホームで、あたたかな雰囲気に包まれたライブの模様がありありと伝わってくる。盟友である鈴木茂との掛け合いも面白い。なお、1975年リリース当時アルバムをプロデュースした細野晴臣は、前のライブセットに姿を見せたものの、「眠い」とのことで2回目は帰ってしまったそうだ。1日に複数セットをこなすというのだから「完全復活」というのもうなづける話だ。


 ちなみにこのアルバム、亭主は大学生だった1980年代に聴いて、作品の持つ世界観(歌詞は松本隆によるものが大きい)におおいに影響を受けたことを覚えている。あまりに繰り返し聞いたためアルバムの隅々まで覚えてしまい、アルバム丸ごと一枚を脳内で再生することだってできる。それでもやはり本ライブアルバムが楽しいのは、小坂忠や鈴木茂、ほかライブメンバーの生き生きした演奏が亭主に新たな活力を吹き込んでくれるからに他ならない。(2018.10.01)

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