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2018年7月31日 (火)

07/31 【聴】 No Sounds are Out of Bounds / The Orb, Octave|Ultra-Vybe(OTCD-6451)

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 近年はAlex PatersonとThomas Fehlmannのユニットで活動。 「アンビエント・ハウス」の創設者でありトランスやサイケデリックなど多くの派生ジャンルを生み出したThe Orbの 最新作が本アルバムとなる。Roger Eno, Jah Wobble, Hollie Cook, Guy Prattほか多彩なゲストミュージシャンが参加、これまでの彼らの音楽遍歴が垣間見える総集編的なアルバム。全14曲。

 モータリックなビートと、たゆたうような美しいメロディが特徴的な「アンビエント・ハウス」。アンビエントミュージックを提唱したBrian Enoからは「アンビエント」を標榜したことでかなりの不興をかったものの、彼らの音楽は常に本質的な部分で進化を続けている。 1988年のユニット結成から現在に至るまでに15枚のアルバムをリリース。チルアウトなアンビエント、ケミカルでエッジの効いたトランス、そしてダウンビートなレゲエなどなど様々な音楽を取り入れ、変容を重ねている。 本作はこれらの音楽要素を全て取り込んだ「全部入り」なアルバム。ヴォーカル曲ありインストあり、ハウスありレゲエありとなんでもありな内容だが、全体としてはしっかりと彼らの音楽、「最新型のアンビエント・ハウス」に仕上がっている。 「全部入り」「なんでもあり」などと書くとどこか節操のない、ベテランアーティストのお遊びととられそうだが、亭主はこのアルバムにThe Orbらしさをしっかり感じるし、そのサウンドからは彼らが培ってきた豊かな音楽体験が伝わってきて、聴くほどにワクワクしてしまう。多くのベテランアーティストたちが第一線を退き、忘れ去られていく中で、彼らの音楽は常に変容を重ねながら最新型へとアップデートされているのが、The Orbというユニットの凄まじいところだ。(2018.07.06)

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