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2018年6月19日 (火)

06/19 【聴】 鉄、色、雪のパール兄弟+(秘) / パール兄弟, Hagakure|Universal(UPCY-9808)

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 サエキけんぞう、窪田晴男、松永俊哉、バカボン鈴木の4人からなるロック/ポップス・バンド、パール兄弟のシングル・ミニアルバムを1枚にまとめた復刻盤。12inchシングル「鉄カブトの女」「ヨーコ分解」、クリスマス期間のスペシャルアルバム「パール&スノウ」、杉浦茂のイラストが話題を読んだミニアルバム「色以下」の4枚に、当時のアルバム未収録曲"Disco Dawn"ほかボーナストラック6曲収録されている。全18曲で1000円(税抜き)という価格ははっきりいってお買い得である。ライナーにはすべてのシングル・ミニアルバムのジャケットが復刻・収録されているほか、ライナーノーツも当時のものを流用、しかも解説、ヒストリー、サエキさんによる曲解説と、豪華絢爛、完全保存盤の内容。


 「鉄カブトの女」が1986年、「ヨーコ分解」「パール&スノウ」が1987年、そして「色以下」が1989年。いずれも亭主の学生時代を彩った懐かしいアルバムたちである。もともと亭主が最初に買ったパール兄弟の作品が「色以下」であった。たしかマツダ・ファミリアのTV-CMソングだったと記憶している。重厚なコーラスが気に入って購入し、以降サエキさんがかかわったユニットやプロジェクト(たとえばハルメンズやハレハレないと等)をこまめにチェックしていくことになる。ハルメンズから戸川純が、ハレハレないとからEXPOやコンスタンスタワーズやその他数多くのインディーズ・アーティストが紐づいて、結果的に亭主の音楽世界は見事に蜘蛛の巣状に広がりを見せた。サエキさんとパール兄弟は、亭主の青春時代を彩る代表的なアーティスト。しかもその熱狂は現在に至るまで収束するそぶりすら見せない。現につい最近パール兄弟は復活を遂げ、矢代恒彦を含めた5兄弟となったばかりである。


 ちなみに亭主が本アルバムで最も好きな曲もまた「色以下」だ。当時のロックバンドとしては異色のコーラス、色彩と奥行き、そしてスピード感を兼ね備えた「これぞ新時代」とでもいえる曲を当時かなり聴きこんでいた。もちろん、音楽的に閉塞感の強い今聴いてもあいかわらず「これぞ新時代」な曲である。30年を経ていまだこの曲のスケールを超えるロックはなかなか耳にしない。(2018.06.19)

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