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2017年12月27日 (水)

12/27 【聴】 Fenix / Azymuth, Farout Records(FARO-194CD)

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 1960年代にJose Roberto Bertrami(Keyb), Alexandro Malheiros(Bass), Ivan Conti(Drums)の3人によって結成。以降50年に渡り活動を続けるブラジリアン・フュージョンの大御所Azymuthの2016年アルバム。2012年にBertramiが急逝して以降はデュオで活動していたが、本作ではピアニストのKiko Continentinoをメンバーに迎えている。全11曲。Bertramiの思い出にささげられた作品とのこと。


 ブラジリアン・フュージョンの草分けとして、世界的に高い評価を受けるAzymuth。NHK-FMのクロスオーバーイレブンのテーマ曲に採用されたこともあって、日本での知名度は特に高い。そのキャリアの長さ、ブラジルでの人気からでまどさんは「ブラジルのYMO」などと評しているが、フュージョン黎明期から変わることのない作風はむしろ「南半球のChick Corea」と呼んだ方がしっくりくる。端正で、ラテンの香り漂うクロスオーバー・サウンド、クラブ・ミュージックやエレクトロニック・ミュージックの要素を取り入れつつ自らのアイデンティティを保ち続ける精神性の高さは唯一無二と言ってよい。本アルバムにおいてもAzymuthのアイデンティティはしっかりと確立されているが必ずしもコンサバティヴというわけではなく、むしろ長い活動期間をへて自由闊達、奔放に演奏を楽しんでいるという感じである。聴いて心地よい、チルアウトなフュージョン・サウンド。出入りの激しい音楽界にあってほっとできるアーティストの一つである。(2017.12.10)

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