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2017年7月30日 (日)

07/30 【聴】 Soul Jazz / Georges Arvanitas Quintet, EMI|ArtHanorProductions|澤野工房(AS091)

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 Georges Arvanitas(Piano)、Francois Jeanneau(Tenor Sax)、Bernard Vitet(Bugle)、Michel Gaudry(Bass)、Daniel Humair(Drums)の5人編成、Georges Arvanitas Quintetの1960年アルバム。手元のアンチョコ(解説)によれば、Arvanitasは18才でプロ活動を開始、2005年に逝去するまで、数多くのプレーヤとの共演、アルバムリリースを重ねてきたという。日本には"3a.m."、"Cocktail for Three"そして"Trio in Concert"の3枚が紹介されているとのこと、大々的に日本に紹介される4枚目アルバムが、澤野商会からリリースされるというのは実に喜ばしいところだ。全9曲。亭主が好きなドラマーDaniel Humairが参加しているのもうれしい。


 9曲の構成としては、Monkの作品が2曲、Bud Powellが3曲、B. Timmons、Sonny Rollins、Max Roach、O. Pettifordの曲が1曲づつ。いずれもハイスピードを売りとしたハード・バップテイストな演奏が楽しめる。3拍子を基調としたM1 "This Here" ...多分Threeのアナグラムと思われる...を筆頭に、Bud Powellの"Oblivion"、Max Roachの"Mister X"など、いずれも大音量で「音を浴びるように」聴くのにふさわしい曲ばかり。先のMichael Naura Quintet(こちらも奇しくもクインテットだ)もそうだったが、これがヨーロッパの作品であると、1960年代の作品であるとはにわかに信じがたいホットな演奏である。これを聴くと昨今のヨーロピアン・ジャズのクールさが、ヨーロッパ的な自尊心によって勘違いを繰り返した結果のような気もしてくる。かつて多くのアメリカのジャズメンたちがヨーロッパに渡ったそうだが、当時のジャズシーンにおいてアメリカと欧州が地続きだったからこそ、こぞってヨーロッパを目指したのかもしれない。(先のMichael Naura同様)本作も言うまでもなく名盤。但し書きなどは一切なし、掛け値なしの名盤である。(2017.07.18)

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