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2017年3月31日 (金)

03/31 【聴】 News for Lulu / John Zorn, Hat Hut(hat ARTCD-6005)

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 NY出身のサックス奏者、John Zornが、George Lewis(Trombone)、Bill Frisell(Guitar)とともに作ったアルバム。Kenny Dorham、Hank Mobley、Sonny Clark、Freddie Reddらの作品をフィーチャーした、いわゆる「カバー集」。John Zorn自身はジャズ的にはハード・バッパーとして知られているようで、本作もジャズ的にはハードバップのアルバムと言える。全20曲。


 亭主のような若い音楽ファンにとって、John Zornといえば現代音楽レーベル"Tzadik"での活動がおなじみだ。TzadikといえばTetsu InoueやSyzygys、あるいは彼自身がリーダーをつとめるMasadaなどかなり尖った音楽が多いうえ、統一感のある(クリムト的な)アルバムデザインか特徴的で亭主などはお気に入りのレーベルの一つであった。一方本作はジャズのカラーが極めて強く出されている一方、演奏的には非常に自由奔放で軽やか。いわゆるリズム隊、ドラムやベースがいないからだろうか、サックスとトロンボーンの調べが、まるで羽をもつかのように宙を舞い踊る。Sonny Clarkの"Melody for C"、おなじくClarkの"Blue Minor"などは個人的にも大好きな曲、3~4分というコンパクトなサイズで20曲を収録する、その盛りだくさんぶりにも好感が持てる。そういえばBill Frisellのナイロン・ギター(たぶん)が、エレクトリックピアノのように聞こえるあたりも個人的にはうれしい。サックスやトロンボーンという強音楽器の合間をかいくぐるようなギターの爪弾き、小粋なアドリブはもっともっと聞いていたいくらいだ。(2017.02.25)

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