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2017年3月21日 (火)

03/21 【聴】 At Birdland 1962 (The Inner Man) / John Coltrane, Charly(SNAP060CD)

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 John Coltrane(Alto-Soprano Sax)、Eric Dolphy(Alto Sax, Flute)、McCoy Tyner(Piano)、Jimmy Garrison(Bass)、Elvin Jones(Drums)のクインテット編成によるライブアルバム。1962年、NYはBirdlandでの演奏を収録している。全4曲、A面はMr.P.C.、Miles Mode、B面はMy Favourite Things、Body and Soul。ちなみに国内限定盤のタイトルは"The Inner Man"。なぜかA面とB面が入れ替わっている。


 コルトレーンと、エリック・ドルフィー。二人のサックス奏者がガチでぶつかり合う、そんな激しいアルバム。セッションなどといえば穏便に聞こえるが、当時この二人はかなり競り合っていたようで、楽曲からも二人の攻撃的なオーラがヒシヒシと伝わってくる。M1"Mr.P.C."冒頭コルトレーンのソロから間髪入れずに、エリック・ドルフィーのソロが始まる。どちらも感情をほとばしらせながらの演奏、実際にBirdlandで聴いていた人たちはどう感じていたのだろう。


 もちろん本作はサックスのバトルだけのアルバムではない。M2"Miles Mode"で繰り広げられるMcCoy Tynerのピアノ・ソロは、サックスという強音楽器のプレッシャーをものともしない堂々たるもの、しかもそのあとをサックスがしっかりと締めている。いうまでもなく、この2曲ですでにこのアルバムは完結している。国内盤がなぜA面とB面を入れ替えたのかについては、(もしかたら日本人にもなじみの深い"My Favourite Things"を冒頭に持ってくることでキャッチ―さを狙ったものかもしれない)という憶測もできそうだが、このアルバムに求められるものはキャッチ―さではない。いうまでもなくアーティスト同士のぶつかり合い、演奏からにじみ出る緊張感なのだ。(2017.02.13)

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