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2017年1月13日 (金)

01/12 【聴】 The Trumpet Player / Avishai Cohen, Fresh Sound New Talent(FSNT-161)

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 イスラエル出身のトランペット奏者、Avishai Cohenを中心としたトランペット・トリオのアルバム。ベースにJohn Sullivan、ドラムスにJeff Ballardという最小構成が奏でるサウンド、トランペットの圧倒的なパワーに2001年のリリース当時大きな反響を呼んだという。全7曲。


 旋律をトランペットのみが担当する、という非常に稀なアルバム。ピアノやサックスといったメロディ楽器を一切使わず、ひたすらトランペットだけで旋律を維持するというのは前代未聞なのだという。激しいビバップ、ムーディなブルーズ、ジャンルを広く吹き分けるのもAvishai(アヴァイシャイとも、アヴィシャイとも呼ぶらしい)のサウンドの特徴である。音の粒立ち、音階がはっきりしているせいだろうか、メリハリがあって非常にわかりやすいサウンド、音階も日本人好みで、ナルホド日本で話題となるのも納得がいく。斯く言う亭主もまた彼のサウンドに魅了されたクチである。M5に収録されたおなじみ"Idaho"のフレーズにはトランペットならではの微妙な揺らぎとダルさがあって、聞き覚えのあるメロディに妙な安心感というかチルアウト感があるあたりも面白い。もっともっと聞いていたいサウンドである。


 ところで本アルバムもまた「ジャズ喫茶・四谷『いーぐる』」が紹介する100枚のうちの1枚。しかも、100枚中の100枚目、最後に紹介されたアルバムである。これまでのアルバムがいわゆる「アナログレコード」を意識した、A面B面構成になっていたのに対し、Avishaiのアルバムは収録曲7曲にA面B面という割り付けがなく、現代らしい、まだCDらしい曲構成となっている。学生運動華やかなりし1960年代後半からはじまった「いーぐる」の歴史がいよいよ現代と接続されたアルバム。ジャケットもまたCDを意識した、現代的でスタイリッシュなデザインに仕上がっている(2016.12.03)

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