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2016年8月19日 (金)

08/19 日々雑感

あるTwitterユーザのつぶやきを発端に、PCデポが炎上している。


一人暮らしの高齢者に毎月15000円のサポート料を請求していたのを見かねて、契約を解除しようとしたら100000円を請求してきた、だの


PCデポの店員が顧客のクレジットカード情報を使って無断で買い物をしていた、だの


5TBのハードディスクと称して、1TBのハードディスクと4TB分のクラウドストレージ(初年度無料、2年目から年間13000円を請求、使い勝手はかなり悪い)を売っていた、だの


悪評はとどまることを知らない。


一方PCデポ側は批判を受けコメントと、今後の対応を発表したが、こちらの対応もまずかったようで、火に油を注ぐ結果となっている。


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ネットでは、パソコン販売店の主たる収入源が、PC本体やソフトの売り上げではなく、PC購入後のサポート・サービスへと移っている現状を有識者たちが指摘し、販売店によるサポート料(すなわち技術料)の妥当性を議論している。かつて亭主がパソコン(当時はマイコンと言った)を使い始めた中学生時代は周囲に詳しい人など一人もいなかったので、同じマイコンを持っていた仲間数人でああでもない、こうでもないと試行錯誤したものだ。大学になると、コミュニティには必ずパソコン(当時はPC-9801全盛だった)に詳しい人が何人かいて、わからないことは彼らから教わっていた(もちろん無料でだ)。知識は詳しい人から初心者へと継承されるものであり、初心者がやがて詳しい人間となったときには、あらたにパソコンの世界に入門した初心者へ無料で知識を伝承していった。


それが当然の文化だった。


あらゆる人間がPCを使うようになった昨今、PCの操作やメンテナンスをパソコン販売店が受け持つ(という考えに至る)のは当然の成り行きであろうから、論点はサポート料の額が一般常識に照らして高いか、低いかという話になる。亭主の金銭感覚に照らせば、PCデポのサポート料は高額であり、もし亭主の父がこの額を支払おうものならば、多少の面倒は覚悟で自らメンテナンスを買って出ることだろう。


重要なのは、そんな一般常識、金銭感覚をPCデポが持ち合わせていたかどうかであり、利益確保や採算性のみからサポート料を決めていたとすれば、それはそもそもビジネスとして成立しない。ありていに言えば商売のセンスが無い。


PCデポ関係者が、こういう普通の考えに至らなかったのはなぜか、解約料の100000円(当初は200000円だったが交渉の上安くしたらしい)が高いか低いか判断につかない人間が商売をしていいものだろうかと、あらためて不審に感じられる。


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ネットにはすでにPCデポからの不買を宣言した人もいるようである。ただ、リテラシの高い個人が不買を宣言したところでどうにもならない。PCデポの商売相手はパソコンなど使ったことのない初心者や、高齢者たちなのだから。それら初心者や、高齢者がそっぽを向かない限りは、PCデポは相変わらず地元の人々から(リテラシの高い人から見れば)不当に高い金額を搾り取り続けるだろう。PCデポ本体に直接ダメージを与えるならば、ネット経由で投資家を動かし、株価を下げる、資金を引き揚げるしかないように思う。


もっとも、それでPCデポが「現場レベルで」正常な金銭感覚を取り戻すかどうかは、良く分からない。

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