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2016年8月 1日 (月)

08/01 日々雑感

 前回の雑記で、ゲームに対していささか冷ややかな意見を述べた亭主だが、実はiPhoneで「グランブルーファンタジー」をプレイしている。

 グランブルーファンタジー(グラブルと略すらしいが亭主はこの略称があまり好きではない)は、大小さまざまな島が空に浮く世界で、飛空挺(空を飛ぶ船)乗りを夢見る少年「グラン」と、とある事件をきっかけにグランと生命を共有した少女「ルリア」とが、強大な武力で世界を脅かす「帝国」に仲間たちと共に立ち向かう王道ファンタジーRPGだ。飛空挺を使って島々を巡り、島にすむ人々と関わることで、「帝国」の野望と舞台となる空想世界の全体構造が明らかとなる、という展開は、近年少なくなった骨太なSFファンタジーの構造を踏襲する。亭主はこの手の作品が大好きなのだ。

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 ※トップページ。画像は主人公の少女・ルリアと小型竜のビィ。

 一方、この作品には、メインとなるクエスト(本編)とは別に「サブクエスト」や「期間限定イベント」が存在する。サブクエストはメインクエストのストーリを補足したり、作品世界のバックグラウンドを詳細に描写したもので、基本的に一度だけクリアすればよい。一方、「期間限定イベント」はメインクエスト・サブクエストとは全く別のストーリが進行し、およそ2週間という期間内にイベント内の小クエストをクリアすることが目的となる。イベントの中盤・終盤に、強大な力をもった魔物が登場し、これを討伐することでイベントは完結する。イベント中は魔物の討伐状況に応じて強力な武器やアイテムが入手できるほか、戦闘を通じて登場人物の戦力強化が図られる。実際、メインクエスト(およびサブクエスト)だけでストーリを進めようとすると、敵の戦力上昇にこちらの戦力が追いつかなくなり、事実上ストーリが進まなく(ストーリ進行に必要な戦闘に勝利できなく)なる。「期間限定イベント」はストーリを有利に進めるための手段の一つでもある。

 なお、「期間限定イベント」や一部の魔物討伐クエスト(これはストーリ進行とともにプレイ可能となる)では、他のプレイヤーと共闘が可能である。強い魔物に複数のプレーヤが協力して挑むことで、クエストの難易度を下げることができるほか、レベルの低いプレーヤが、レベルの高い(強い)プレーヤの力を借りて(メイン・サブ以外の)クエストをクリアすることもできる。もちろんプレーヤが単独で魔物を討伐することも可能であるし、戦闘の途中で救援を要請することもできる。制限時間は90分、制限時間内に魔物を倒すことができれば討伐成功(報酬がもらえる)、できなければ討伐失敗。ただ、このゲームにおいてソーシャルな要素は重要とはいえない。ユーザ同士がチームを編成して魔物討伐に挑戦する「騎空団」や、一時的にユーザを募る「共闘クエスト」というシステムは存在するが、あくまでもサブクエスト扱いである。不定期にしかゲームができない亭主には、わりと居心地のよいソーシャルの形態ともいえる。

さて。

 本ゲーム、制作はCygamesとあるが、プレイ当初はゲームシステムや世界観がファイナルファンタジー(FF)シリーズと非常に似ており、亭主などは当初FFのスマートフォン版と勘違いしていたほどだ。「飛空挺」「星晶獣(FFでは召還獣)」「地水火風光闇の属性」「宝晶石(FFではクリスタル)」「職業(ジョブ)システム」「特殊技能(アビリティ)」といった基本的な部分はもちろんのこと、魔物の名称やデザインもFFシリーズと類似する部分が多い。もしかしたら当初はFFシリーズとして開発されていたものが、オリジナル作品へと変更されたのかもしれない。ただ、「似ている」ということは世界観やゲームシステムの素地が比較的しっかりしていることをも意味する。スマホゲームにあまり興味のない亭主がプレイしている理由はむしろ「FFに似ている=安心してプレイできる」からなのかもしれない。

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 ※メイン画面。主人公(性別は任意設定が可能で画面にはもう一人の主人公で少女の「ジータ」が表示されている)。

 それにしてもこのゲーム、とにかくスケールが大きい。主人公の仲間となる登場人物は300人、武器は1200種類、星晶獣は200種類を数える。ストーリも第70章(2016年7月現在)と壮大であり、現在もストーリが進行している。亭主のような不真面目なプレーヤが、果たしてエンディングに到達することができるかどうかはよくわからない。課金すればレアな武器や星晶獣が手に入って、ゲームを有利に進めることができるのだろうが、現状はとりあえず無課金でプレイしている。

 課金・・・といえば、「ガチャ」の件にふれないわけにはいかない。

 以前ネットニュースなどで問題になったが、「ガチャ」とは、運の要素の強いアイテム入手システムのことだ。このゲームには武器や星晶獣、そして仲間になる登場人物に「N(ノーマル)」「R(レア)」「SR(スーパーレア)」「SSR(スーパーSR?)」のレア度表示がついていて、SSRと呼ばれるアイテムほど入手難度が高い。イベントなどで入手するアイテムは「ガチャ」とはいえ入手できる数が定められており、イベントをこなしていればいつか必ず手に入る。ところが、「レジェンドガチャ」と称する、いつでも挑戦できるガチャに限っては、かなりの部分が運に左右される。レジェンドガチャでアイテムを入手するには、先にも書いた「宝晶石」をイベントクリアの報酬などで地道に貯める、10回分のガチャを購入するなど、選択肢が限られる(通常は地道に貯める)。ガチャにはまりすぎたプレイヤーが課金を繰り返し、それでも入手難度の高いアイテムが出てくるまで60万円を費やしたことが問題になったが、これは入手難度が極端に低い「登場人物」をガチャで得るためにどれだけの金額が必要かを身銭を切って検証したものであった。

 もちろん、アイテムに課金するか、しないかは個人の自由であるし、運要素の強い「ガチャ」なるものに乗るか、反るかも個人の判断である。おおよそ難度の高いアイテムを入手するため、高額な課金を許容するかしないかは、個人の経済状況にゆだねられる。一方で、高額の課金を繰り返した人への救済として、一定額までに入手できなかった場合にアイテムを「プレゼント」するという措置が開発元から発表されたが、これ自体景品表示法の規制対象になるなど、法的にいろいろとややこしい。一応予防線を張っておくと、この「どむや」で景品表示法だのギャンブルだのといった話を掘り下げるつもりはまったくない。個人的には無課金で平和に遊ぶくらいでちょうどいい。ゲームそのものが規制の対象になったり、風評の結果Cygamesの経営状態が悪化して、そのままサービス終了となってしまっても、無料ならばあきらめもつく。

 ただ一ついえるのは、アイテムを購入しても、それはゲーム内での価値でしかないということだ。高額で購入したアイテムが、実社会でなにか役に立つという話はまだ聞いたことがないし、このゲームではユーザ間でのアイテム取引が不可能である(だからこそソーシャル部分が殺伐としていない)。

 長々と書いたわりに、結論はいたって当たり前。「行き着く先は虚無」的な感じが、実に亭主のブログらしい。

 ともあれ。

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 グランブルーファンタジー、亭主は大いに楽しんでいる。数あるジョブのなかでもお気に入りは、「ダークフェンサー」。「剣」と「短剣」を使いこなす戦士系のジョブだが、その特徴はそのアビリティのあざとさにある。このゲームはターン制で「味方の特殊攻撃」「味方の通常攻撃」「敵の攻撃」を1ターンごとに繰り返す。味方が必ず先制できるので、最初の特殊攻撃でいかに味方を有利に、敵を不利にできるかが攻略のカギとなる。ダークフェンサーは、敵を不利にすることに特化したジョブである。「敵にダメージを与え、敵にスロウ効果を付与し、なおかつ敵の大技までのカウントを減少させる《ディレイII》」、「敵全体の攻撃力を下げ、かつ敵全体の防御力を下げる《ミゼラブルミスト》」、そして「敵の大技までの最大カウントを増やす《グラビティ》」。これらを駆使して徹底的に敵を弱体化させるのだ。もちろん、300人からの多彩なアビリティを持つ登場人物といかにパーティを編成するかも重要である。このゲームでは、回復能力は意外とレアなうえに、ターンを重ねないと再び使用することができない。回復手段(薬など)も戦闘中に拾うしかなく、しかも溜めておくことができない。長期戦は非常に不利、圧倒的な力技で攻略するか、多彩なアビリティを組み合わせて味方と敵との戦力差を開き、効率よくダメージを与え続けるか、キャラクター、武器、アビリティを最適に組み合わせるパズル感覚と、相手の能力や攻撃を先読みする戦略要素がこのゲームの魅力なのだ。

 

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