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2016年7月12日 (火)

07/12 日々雑感

Tekwind社の省スペースPC WP004を使い始めて、つくづく「世の中全体がダウンサイジングを始めている」ことを実感した。

かつてデジタルカメラメーカ各社は、画素数をめぐって技術競争を繰り広げてきた。世界初の民生用デジタルカメラ、QV-10の解像度は25万画素。その後100万画素、200万画素と倍々ゲームで画素数は増えていき、現在のフラッグシップカメラ、Canon EOS-1D X MarkIIの画素数は2020万画素である。

ところが世の中はこのデジタルカメラの画素数競争には乗らなかった。爆発的にヒットしたiPhone 4Sの画素数は800万画素、最新のiPhone 6Sの画素数ですら1200万画素。世の中は「1200万画素で十分」と評価したのだ。

PCのCPUクロックも同様に、インテルの80386, 486, Pentiumと進化したものの、クロック自体は3GHzあたりで頭打ち。しかし市場にはさらにCPUクロックの低いatomプロセッサなどを使ったタブレットPCが普及し、市場全体を席巻している。

音楽のデジタルフォーマットもハイレゾはちっとも流行らず、音楽ファンはといえばCDからmp3でリッピングした曲、Amazonなどでダウンロードした曲をスマホに入れて聴いている。車も「いつかはクラウン」の時代ではなくなったし、持ち家にこだわる人も、回らない寿司屋にあこがれる人も確実に少なくなっている。社会全体が「ほどほど」の位置で満足しようとしている、ように見える。

もちろん、ハイスペックに憧れる人たちは確実にいるし、彼らが時代の先端を走っているからこそ社会はより便利に、より高品位になっていく。だが、社会全体はすでにそこそこ便利であるし、そこそこ高品位でもあると考える人たちもまた、確実にいる。

亭主自身もデジカメの画素数であるとか、オーディオのクオリティであるとか、あるいはPCのCPUクロックであるとかにこだわりを感じなくなっている。良い悪いはともかく、ハイスペックをひたすら求めたかつてが懐かしくすら感じられる。

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