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2016年4月21日 (木)

04/21 【読】 「ケイロンの絆―グイン・サーガ138(宵野ゆめ、早川文庫)」

「ケイロンの絆―グイン・サーガ138(宵野ゆめ、早川文庫)」

 宵野ゆめ、五代ゆうの二人によって書き継がれている<グイン・サーガ続篇プロジェクト>からの最新刊。今回は宵野氏によるケイロニア・サイドのエピソード、ケイロニア女帝となる意思を固めたオクタヴィアが、即位式に臨むまでの物語が語られる。

 「七人の魔導師」事件によって徹底的に破壊されたケイロニアの首都・ケイロンが今回の舞台。シルヴィア王妃の失踪、グイン王の愛妾ヴァルーサの出産から2年ほどが経過した頃が本物語の時代背景となる。グイン王の采配により徐々にではあるが復興の兆しが見え始めたケイロニアにあって、次の課題は崩御したケイロニア皇帝アキレウスの後任問題だった。アキレウスの弟の娘で、「イリス」との異名を持つのオクタヴィアの急浮上で、「女帝」の話題で持ちきりとなる国内。だが女性を皇帝に据えるということに難色を示すものも多く、十二選定候のうち2名が離反する形となっていた。本編では、離反した2名のうちの1人ロンザニア選定候カルトゥスのおひざ元・ロンザニアが算出する黒鉄鋼の価格急騰問題を端緒として、離反者2名による謀略がつづられる。謎の魔道勢力の暗躍、シルヴィアの落としだねであるシリウスの行方などもからんで、事態はすこぶる混迷、この難局をグインがいかにして乗り越えるか、が本書の見どころとなる。(2016.04.21)

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