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2016年1月13日 (水)

01/13 【読】 「越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文(越前敏弥、Discover携書)」

「越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文(越前敏弥、Discover携書)」

 文芸翻訳家でベストセラーとなった「ダ・ヴィンチ・コード」の翻訳がことに有名。翻訳学校で約7年にわたり担当した「誤訳をなくす」シリーズの書籍化が好評を博す越前氏が、2009年に出版した書。日本人が苦手とする典型的な英文を、文法や構文といった観点から分類し、英文―訳文の対比にて解説する。基礎編・難問編・超難問編の3部に分かれて例文が示されるが、いずれもごく普通の書籍や雑誌、新聞から抜粋・いくらかの修正を経て紹介されたものばかりであり、トリッキーな問題、意地悪な問題などは一切無い。それでも非常に難しいのだから始末に終えない。

 実は亭主、本書を随分ながいこと積読にしていた。理由は明白、「難しくてなかなか読み進められない」から。本書ではまず例題が提示され、読者に試訳が求められるのだが、とにかくここにアタマを使う。その後に解答と解説が提示された際には疲労困憊、しかもこれが延々と続く。英語とはこれほど難しいものなのかとうんざりする一方で、これら例文が普通の書籍や雑誌であたりまえのように使われていることを知らされてがっかりする。ところが、そのうんざりや、がっかりの根源は、読み手が英語を正確に読んでいないことが原因なのだ。言葉の意味を正確に知り、文の構造をしっかりと把握し、一語一語を丁寧に読んでいくと、おのずと文意が見えるように構成されている。なにげなく付けられた"a"の役割や、"it"の指し示すところを正確に理解しなければ本当の文章とならない。例題と解答とを見比べればなるほど意味は分かるのだが、そこに至るまでが本当に高く険しい道のりである。

 今回やっとの思い出読了したが、正直言って充分に内容を理解した気になれないでいる。読書百遍とはよく言うが、もう何度か読み返して内容を少しでも理解したいところ。

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