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2016年1月 6日 (水)

01/06 今年の抱負など(4)

「自分の好きな音」とは何か、の結論は依然として見えてこない。


・高域は解像度高いが耳障りでなく、どこまでも伸びやかであること。


・低域は量感たっぷりかつ高域とのバランスを保つこと。ベースの弦の震えがわかる一方でボヨンボヨンとしまりのない音にならないこと。


言うは簡単だが、それですべてかと問われれば、まだまだほかに付け足すことがありそうな気がする。


自らの好きなアーティストやアルバムの名前を具体的に挙げて、「この曲が気持ちよく聴けること」と説明する方法もあるが、それにしても「気持ちよく」の定義は曖昧である。「自分の好きな音」を説明するのは、「自分の顔の特徴」を説明するのとよく似ている。人と比べて目が大きいとか、小さいとか、そんな比較論でしか語れないし、そもそも自分の顔を評価の中心軸において良いものかどうかを自分で判断することにどれほどの客観性があるだろうか。


もう一つ。これは亭主に限ってのことかとは思うが、亭主にはオーディオ機器の音質を評価するためによく使うCDがある。ただ、このCDは、オーディオ機器の音質の違いを際だたせるために使っているのであって、必ずしもこのCDが自分の一番好きなCDであったり、音質評価の中心軸にあるCDである、ということではない。ありていにいえば、音質の違いを際だたせるための「極端な音」のCDである(もちろん嫌いなCDであれば音質評価にすら使いたくないので、その点では「好き」の部類に入れてもよいのかもしれないが)。このCDでわかるのは「違い」であり、好き嫌いとはまた違う尺度である。

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