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2015年6月15日 (月)

06/15 フィンランド雑感

6/3から6/6まで、フィンランドに行ってきたのだが、亭主には「フィンランドに行ってきた!」という実感がまだ湧かないでいる。

たった2泊、3日の滞在で、フィンランドの何が分かったのかと問われれば、たしかにその通り、何も分かってはいない。仕事の合間にヘルシンキの町をぶらついて、デパートを覗いたり、フィンランド料理を楽しんだりしたものの、亭主のそばには常に会社の人間が居て、自由と言える時間はなかった。

ここ数年ベネズエラやハワイに何度も行っているので、海外に対する驚きがなくなってきている、というのも実感の湧かない理由の一つかもしれない。これまでに亭主は、オランダ、スペイン、ベネズエラ、アメリカなどにほぼ1年に1〜2回は行っている(いずれも目的地として。経由地となるとさらに行った場所は増える)。最初の海外はオランダで、しかも会社に入って何年目かの一人旅と言う事で随分カルチャーショックを受けた。確かにあのころのインパクトは、フィンランドにはない。

むしろ亭主は、フィンランドやオランダ、スペインなどに比べて、日本がずっとずっと「詰み」の状態にあることを実感し、そのショックに打ちひしがれているようだ。

日本をとりまく様々な問題は、日本の風土や生活スタイル・価値観とがっちりかみ合って、日本人と日本という国がより成熟した段階へと進むのを阻んでいる。

たとえば日本の家屋は、その湿度から50年もすれば建て替えが必要になるほどに劣化する。しかるに日本人は、成人して以降「持ち家」という問題に悩まされる。地方に職を見出せない若者は、親元を離れて都市へと出て、生涯収入の中から「持ち家」や「賃貸」の費用を捻出しなければならない。土地代は高い。せっかく「持ち家」を購入しても、「国際化」の名の下に、世界中に転勤を命じられ、なくなく自らの家を手放すことになる。転勤や引越しを重ねる結果「断捨離」などという、後世に何も残さない生き方がもてはやされる。両親の死後、実家はメンテナンスされないまま空家となる。

だれも日本を衰退させようと思っていないのに、それぞれがもっとも無理の無い生き方、良いと思われる生き方を選択した結果、どんどんと日本は衰退していく。一方、フィンランドの人々は、森と湖に囲まれた自然のなか、都市での生活に拘泥することなく、地方で豊かな暮らしを送っている(ように見える)。今ある家や生き方を大事に、代々暮らし継いでいる(ように見える)。

日本の今の状況に、勝ちはない。引き分けもない。途中でおりることもできない。

どうしたらよいのか、その糸口すらつかめないまま、日々に忙殺されている。


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