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2015年4月14日 (火)

04/14 日々雑感

CDの小売店がのきなみ閉店している件、何もCDに限ったことではない。

紳士服店や電気店にも同じことが言える。

地方に大型ショッピングセンターが進出した結果、地元の小さな食料品店が閉店を余儀なくされるのと同じことだ。大型ショッピングセンターや大手紳士服のチェーン店、あるいは大型電気店が地方に進出した結果、地方はどこへ行っても同じような景色になってしまった。

ただしCDや本には特殊事情がある。

CDや本の場合、大型店が地元に進出しているのではなく、Amazonと言う巨人が幅をきかせている。インターネットと物流とががっちりと連携した結果、大型店がなくとも地方にはCDや本を買う仕掛けがある。消費者は遠く街場の店に足を運ばず、自宅にいながらにして買い物を楽しめる。

最強とも思えるAmazon、しかし、万能というわけではない。インターネットショッピングという特殊な操作、あるいは原則としてクレジットカードが必要となる*1)。

ネットショッピングに不慣れな子供や高齢者、クレジットカードを持たない子供や学生がCDや本を買おうとした場合、Amazonはまだまだわかりにくい。店では当たり前だった、商品を自由に手に取ること、中身を自由に確認することすら、自由にならない*2)。

Amazonのようなネット販売では、利用者が「すでに目当ての商品が決まっている」ことが前提となる。利用者がこれまで知らなかった作者やタイトルに偶然出会うという純粋な驚きは、ネット販売には期待できない。これから音楽や本に触れていこうという子供達にとって、偶然の出会いがないことは致命的だろう。子供たちが音楽や本に触れるきっかけを失うことで、CDや本の市場は将来に向けてさらに縮小していくと考えられる。

ここ数ヶ月、亭主はCDや本の小売店が生き延びる道を色々と考えてきたのだけれど、どうにもいいアイディアが浮かばない。

CDや本単独の商売ではなく、カフェなど他の業種との組み合わせによって相乗効果を狙い、利益を確保する方法は、他の産業でも散々検討されてきた方法である。しかし、実態としてこれらの方法がCDや本の売上げ回復に貢献したという話を聞いたことがない。

大型店やAmazonと競合しつつどう売上げを回復していくか、それを考え付かない限り小売店の未来はない。

*1)クレジットカードを持たない人のために、コンビニなどにAmazonのプリペイドが用意されている。

*2)なか身検索、あるいは音楽試聴のサービスが用意されているが自由度は店舗のそれに劣る。


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