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2014年11月 5日 (水)

11/06 日々雑感

亭主自身、「どむや」における本や音楽のレビューのクオリティに全く満足していない。

作品のうわっつらを撫でるばかりで、深い考察や思い入れを語っていない。他のレビューサイトのクオリティの高さ、思索の深さに比べれば、本サイトにおけるレビューの浅さはある種「無責任」と言っても良い。

ただ、亭主は、この「無責任」さを意識して受け入れている。

短期間にレビュー記事を仕上げることは、「助走ナシでどこまで高くジャンプできるか」という瞬発力のトレーニングに通じると感じているからだ。

もっとも、瞬発力の高い記事がかけたからといって、そこに誤った情報や、いわれのない中傷が含まれるようではいけない。助走ナシという限られた瞬間の中で、誤った情報や中傷を含まない記事を書くにはある種の「覚悟」が必要になる。

年々加速するビジネスシーンにおいても同じことが言える。情報の奔流のなかで、何が正しく何が誤っているのか、どれを採用しどれを捨てるのか、中長期的に見てどこに進むのがもっとも「マシ」なのかを瞬時に判断するスキルの重要性はますます高まっている。

瞬時に正しい方向を選び出すとともに、万一誤りだった場合のリスクを最小限にする。

と同時にリスクを受け入れる覚悟をも持つ。

果たしてこの心がけがビジネスシーンで有用に働いているかどうかは判らない。

実際のところ、もろもろのレビューを眺めてみると、文章がかなり定型化しているようにも見える。瞬発力よりも効率を優先しているようにも見える。要するに手を抜いている。本当にこれで良いのかと不安になることもある。もっとも、日々の生活の中で、本を読んだり音楽を聴いたり、あるいはゆっくりとそれらについて考える時間や考えた結果を文章としてまとめるための自由な時間はほとんどない。

瞬発力よりも効率を鍛えているのならば、それでもよいかもしれない―――と、もう少し続けてみようと考えている。

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