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2014年7月12日 (土)

07/12 【読】 「プーさんと仲間たち〜そのままでいこう(PHP研究所編、PHP文庫)」

「プーさんと仲間たち〜そのままでいこう(PHP研究所編、PHP文庫)」

おなじみディズニーのキャラクター、「くまのプーさん」を題材に、登場人物たちの考え方や生き方を悩める現代人と照らし合わせた本。100エーカーの森に住む、プーさん、ピグレット、ティガー、イーヨーら仲間たちの愛らしいイラストと、子供にかたりかけるような文体は癒しを狙ったものか。2014年6月刊行。

プーさんを題材とした本はPHP文庫からこれまでに何冊か出ているようで、本作はシリーズのひとつ、という位置づけ。全112ページ、オールカラーという構成は、プーさんのイラストのためといってよい。「自分らしく生きるヒント」が書かれた内容、らしいが、プーさんの世界観からあまりにも乖離しているため読んでいてもさっぱり癒されない。「データに頼るな」だの「素敵な化学反応のチャンス」だの、そんな言葉がいったいプーさんの世界のどこにあるのだろう。説教臭い、それらしい言葉を重ねているあたりも小ざかしい。おそらくこれを書いた人間(たち)は、プーさんの世界などまったくどうでもよかったに違いない。世の中には、これとは180度正反対の、心にすんなり染みる言葉がつづられた本がいくらでもある。愛らしいイラストを眺めて癒されるならばそれでよし、しかし文章を読む価値は一切ない。

プーさんは個人的に非常に好きなキャラクターだっただけに、PHP研究所のあざとさばかりが際立つ本となってしまった。

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