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2014年5月 1日 (木)

05/01 【聴】 Magnetica / Quantic, Tru-Thoughts|Beat(BRC-415)

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現在はコロンビアに活動の拠点があるUK出身のDJ/クリエータ、Quanticの最新作。ヴォーカルにAlice Russell、Pongo Love、Dereb the Ambassador、Nidia Gongoraらをフィーチャーし、クロスオーバーなサウンドを聴かせる。国内盤は全15曲。

これまでは中南米系のサウンドに傾倒してきたQuantic。ラテン系サウンドをフィーチャーしたダンス・トラックを製作したほか、地元のバンドやヴォーカリストらとともによりディープなラテン・ミュージックを指向してきた。これに対して本作は、そんな中南米への指向を全世界へと拡散。サルサやカリプソ、レゲエなどといった音楽のみならず、その食指をアフリカや西欧にまで伸ばしている。特に特徴的なのはM5 "Arada feat. Dereb the Ambassador"。フェラ・クティあたりを思わせるアフロ・ビートと思いきや、これが日本の演歌に非常に近い。ダンチョネ節のようなメロディ、こぶしのきかせ方、ヨナヌキの音階が日本人の耳にはかなり下世話な大衆音楽に聴こえるから不思議だ。アフリカ音楽と日本の大衆音楽が苦も無く接続されてしまう手腕は、Will Hollandのものか、それとも単なる偶然か。いずれにせよ世界の音楽をいともかんたんに横断してしまう彼の天才ぶりには驚かされる。

UKハウスから始まった彼の音楽遍歴は、この作品を聴く限りは中南米で終わりそうも無い。これから彼がどこにいくのか、どんな音楽を作り出していくのかは引き続き注目していきたいところだ。

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