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2014年4月12日 (土)

04/12 【聴】 Origato Plastico / Plastics, Victor(VICL-2014)

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中西俊夫、佐藤チカ、立花ハジメ、島武実、佐久間正英の5人からなるニューウェーヴ・バンド、Plasticsの1980年アルバム。Plasticsとしては2ndアルバムにあたる。全11曲。

UKに端を発するニューウェーヴの流れと、日本におけるバンドブームの両者の交錯によって生まれたバンドが、Plastics。ロックをより過激に、また実験的に発展させようとした多くのバンドの中で、Plasticsは「ヘタウマ」(当時はこんな便利な言葉は発明されていなかった)なパンクというカテゴリに位置づけられていた。お世辞にも上手いとはいえない演奏と、素人丸出しのヴォーカルの組み合わせ。当時の人間はかなり奇矯に感じたのではあるまいか。その後中西は、チカとともにMelonを結成、レゲエやダブ、スカ、エスニックなどを貪欲に飲み込み、スネークマンショーというアンダーグラウンドな世界に取り込まれつつ、コアなファンにとって唯一無二なバンドへと深化していくことになる。

そんなこんなで、2ndアルバム。微妙に乱れる調性とチカのヘタクソなヴォーカル、そして演奏のファンキーさがPlasticsの個性であり、本作においてもその個性は遺憾なく発揮されている。アルバム全体に広がる「投げやり感」が気になるが、佐久間の作曲、そして中西のセンスの「只者ならぬ」雰囲気が批判をことごとく無効化している。

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