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2014年1月24日 (金)

01/24 【読】 「今、いちばん大切な本です〜2012年以降・・・(ロン・バードvs矢追純一、ナチュラルスピリット)」

「今、いちばん大切な本です〜2012年以降・・・(ロン・バードvs矢追純一、ナチュラルスピリット)」

全米屈指のサイキックとして警察捜査にも協力。東日本大震災の発生を直前に言い当てたロン・バードと、TVディレクターとしてUFO番組を多くてがけ、現在は「宇宙塾」主宰としても活躍する矢追純一が、UFO、宇宙人、スピリチュアルについて語り明かした対談本。 2012年11月刊行。

UFOはどこから来たのか、宇宙人は存在するのかといった矢追氏お得意のUFO談義から、ロズウェル事件の真相、太陽系に隠された未知の惑星の存在、地球空洞説、3.11地震兵器説などといった科学ともオカルトとも陰謀論ともつかない話題、さらにはこれからの世界はどこに行くのか、日本人の精神はどうあるべきなのかといったスピリチュアルな話題に至るまで、様々な話題について意見を交換するのが本書のメイン・テーマ。ロン・バードによるスピリチュアルな不思議体験と、矢追氏がこれまで追い求めてきた様々なオカルト・陰謀論が余すことなく開陳されている。ただし、二人の会話はかみあっているようで、いまひとつかみ合っていない、というのが本書を読んでの最初の感想。基本構成は「矢追氏がどかんと一発自説をぶちあげる」「バード氏がこれを肯定し、自身の体験談を語る」「それをうけて矢追氏がどかんと一発―――」と一応つながっているようにも思えるが、基本的にはそれぞれが好きなことを言っているだけ、とも受け取れる。「地球の内部は空洞です」であるとか、「エジプトのピラミッドは1万数千年前に滅亡した文明が作ったものです」であるとか、「地球には12種類の宇宙人が来ています」と矢追氏のぶち上げは唐突かつ根拠の無いものが多いのだが、これについて反駁することなく、すべてYESで答えてしまうバード氏の言動もまた不審といえば不審だ。二人の意見が結果的にスピリチュアルを肯定し、資本主義・経済至上主義からの脱却と、幸福の追求という点で合意していて、なんとなく話は収まっているように見えてしまうあたりは苦笑するしかない。

「ブッシュはエイリアン」だの「3.11は地震兵器によるもの」だのと珍説・奇説が続出し、しかも論拠が一切示されないため読み手はかなり限定されるだろう。「幸福の追求=幸福至上主義」という考え方、スピリチュアルの意義そのものは決して否定されるべきではないと思うのだが・・・。

ちなみに本書、亭主の父が貸してくれたものでながいこと積読になっていたもの。

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