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2013年12月 4日 (水)

12/04 【読】 「これがメンタリズムです(DaiGo, 幻冬舎)」

「これがメンタリズムです(DaiGo, 幻冬舎)」

「全ての超常現象は科学で再現できる」を信条として暗示や錯覚、心理学を駆使してのパフォーマンス「メンタリズム」で活躍するメンタリスト・DaiGoが、メンタリズムと自身のキャリアを綴ったエッセイ。2012年11月刊行。

いわゆる「奇術」「超魔術」といったエンターテイメントと同一視されやすい「メンタリズム」というパフォーマンス。実際は科学や心理学を巧妙に組み合わせたひとつの「技術」なのだそうだ。たとえば彼の得意とするフォーク曲げは、対象であるフォークの構造や強度、あるいは人間の腕や指の強さを知り尽くした上で、それがあたかも超能力の仕業であるかのように振る舞う。また実際にはまがっていないのに曲げたように思わせる心理効果も使うことで、フォークは思い通りにぐにゃぐにゃと曲がる。

また相手のかんがえていること、思っていることをずばり的中させるのもメンタリズムのなせる技。視線を読み、筋肉の細かな動きを読み、場の雰囲気を読むことで相手から答えを導き出す。もし、読みが外れても、メンタリストは決して慌てない。第2、第3のトリックを使い、聴衆を自分の世界へと引きずりこむ。

特に印象的だったのは彼の「心理学は統計学だ」という言葉。心理学で人の心がわかったと言っても、それは統計的にもっとも頻度の高い・確率の高い部分を指しているに過ぎない。メンタリストはあらゆる手段を用いて確率を高めるとともに、もし外れた時にもそれを補いパフォーマンスを成功に導くテクニックを持っている。

なお、本書には「あなたもメンタリストになれる」と称してDaiGoによるパフォーマンスの一例が写真付きで紹介されている。ただし、そのどれもが「さわり」であり、秘密の部分はけして明かさない。本書を読めばメンタリストになれる・・・かといえば、心得くらいは学べるだろうが当てにならない。メンタリストになれるなどと本書を手にとり、買ったこと、それ自体がDaiGoによるメンタリズムの成せる技といったところなのかもしれない。

ちなみに妻から借りた本。

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