« 05/28 【聴】 Songs Cycled / Van Dyke Parks, Disk Union|V4 Records(VFR-1) | トップページ | 06/01 【食】 ラーメン・つけ麺、笑福(大阪市内) »

2013年5月29日 (水)

05/29 【聴】 Heavenly Music / Haruomi Hosono, Daisyworld|Victor(VICL-64031)

IMAGE
"Hosonova"に続いて、2年ぶりにリリースとなった細野さん最新作。全編がカヴァー曲、バカラックからボブ・ディラン、クラフトワークまで、あるいはラウンジングからオールディーズ、テクノにいたるまで実に幅広くカヴァーしている。ただしアルバム全体のトーンは、あくまでも細野さんに統一されている。滋味深い細野さんのヴォーカルと、アコースティック楽器の響きとを大切にした話題作。全12曲。

カヴァー曲は"Close To You(カーペンターズ/バカラック)", "Something Stupid (フランク・シナトラ/カーソン・パークス)" ちなみにカーソンはヴァン・ダイク・パークスのお兄さんだそうで。"Tip Toe Thru The Tulips with ME(ニック・ルーカス)"、"My Bank Account is Gone(ジェス・アシュロック)"、"Cow Cow Boogie"および"The House of Blue Lights(エラ・メイ・モース)"、"All La Glory (ザ・バンド)"、"The Song is Ended (アーヴィング・バーリン)"、"When I Paint My Masterpiece (ボブ・ディラン/ザ・バンド)"、「ラムはお好き?Part 2(吉田美奈子)」、"I Love How You Love Me (ロイ・オービソン)"、"Radio Activity (クラフトワーク)"といずれも玄人受けのする、シブい曲ばかり。"Hosonova"や"Harry & Mac"を聴きこんだ人ならばすんなりと心に染み入る曲の数々は、マニアならずとも充分にまったりできることだろう。もっとも"Radio Activity"だけは別格で、坂本龍一が発起人となって開催されたイベント"No Nukes"において"Stop ! Radioactivity"と歌ったように、強いメッセージ性を秘めて演奏されたことがある。大事故を起こした福島第1原発への警鐘を込めるのは坂本氏の意向もあってだろうが、本作ではそのようなカラーは抑えられている。とつとつとした歌声とオルタナ的なアレンジが、アルバム全体をディープに締めくくる。うん、原発反対なんてメッセージはないほうが、アルバムを純粋に楽しめて良い。

もっとも、本作は大震災のあとに制作されたせいか、随所に震災の影響がうかがえる。「天上の音楽」なるタイトルは、本作に収録された音楽(特にヒーリング・ミュージックというよりもポップス寄りであることに注目)が細野さんにとって天上の調べであることに加え、本作が震災で亡くなった方への鎮魂でもあることに由来するらしい。いや、まあ、そういう話もあるんですが、やっぱりメッセージはないほうが・・・

« 05/28 【聴】 Songs Cycled / Van Dyke Parks, Disk Union|V4 Records(VFR-1) | トップページ | 06/01 【食】 ラーメン・つけ麺、笑福(大阪市内) »

聴(軟)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 05/29 【聴】 Heavenly Music / Haruomi Hosono, Daisyworld|Victor(VICL-64031):

« 05/28 【聴】 Songs Cycled / Van Dyke Parks, Disk Union|V4 Records(VFR-1) | トップページ | 06/01 【食】 ラーメン・つけ麺、笑福(大阪市内) »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
無料ブログはココログ