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2013年4月

2013年4月30日 (火)

04/30 【聴】 Amazing Things / John Beltran, Delsin(98DSR/JBT-CD2)

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デトロイトテクノ/アンビエント方面でシーン最初期より活動。Carl Craig, Derrick Mayらデトロイトのオリジネイターからも絶大な信頼を寄せられるJohn Beltranの最新作。前回のベストアルバムと同じくDelsinからのリリース。全17曲。

本作のジャンルをなんと呼んだらよいものか、亭主自身まだ決めかねている。電子音楽、アンビエント、テクノなどなど、世間には様々な名前のジャンルが準備されているが、いずれの呼び方も彼の作品の本質を捉え切れていない。静謐、美麗、感傷的、情緒性豊か、しかしあくまでも前向きで明るい、まるで太陽のような音楽。ダンス・ミュージックとしての機能性がないかといえばそうとも言えず、その刻まれるビートからは躍動感すら感じられる。多くの音楽が、いわゆる「商業主義」や「お客様至上主義」によってアヴァンギャルドな方向へと走っていくなか、彼の作品はまるで流れの中に打たれた杭のように確固としてゆるぐことがない。川の中に立つ杭が流れの中で川下へと渦を作り出すように、彼の奏でる音楽は心地よい漣を人々の心の中に立ててゆく。

亭主は昔は似たような名前のアーティスト、ハードテクノの分野では圧倒的な知名度を誇るJoey Beltramの大ファンだった。寡作だったがその作品の影響力は大きく、当然ながら亭主も必死に彼の作品を聞いたものだ。対するBeltranはといえば当時Apollo(R&Sのアンビエント専門のサブレーベル)からアルバムをリリースしていたもののどこか地味で、亭主自身もあまりチェックしていなかった、というのが正直なところ。ただ2002年からの彼のリリースラッシュ、特に2002年リリースの"Sun Gypsy"からはDerrick Mayのデトロイト・テクノコンピレーションには必ずラインナップされる重要アーティストとなっていく。対するBeltramはといえばリリースをぱたりと止めている。Beltranに初期から注目しなかった(アルバム自体は買っていた)のは亭主自身目が曇っていたということもあるし、やはり時代が早すぎたということもあるだろう。

2000年もはや13年を超えてしまった。サイケもチルアウトもオーガニックも次第に時代から取り残されいる印象のある昨今。Beltranのサウンドは昔からちっとも変わらず、しかし今こそ新しい。

2013年4月29日 (月)

04/29 車のこと―――帰省のこと

亭主にとって車とは、自らを遠くへと連れて行ってくれるもの。
身体と、精神とを日常から解放してくれるものなのであります。

実家が遠く離れているため、車に求めるものは、ほかの人とは少し異なります。

高速道路を、快適に走行できること。
パワーがあり、静粛性に優れ、居住性の良いこと。
好きな音楽が存分に楽しめること。

国産車でOK、メンテ部品が容易に手に入ること。
そういえば学生時代に乗っていたスズキのカルタスは、部品が手に入りづらいことで修理業者さんのなかでは有名で、「部品のなさはベンツ並み」といわれていました。

運転が楽しいこと。
後方から前へ前へと押し出してくれる感覚、特にFR駆動が好みです。
FFは、前のめりというかつんのめった感じのトラクションが嫌いなんですね。
FFの運転感覚は、実家でよく運転していた耕運機に近いです。前方で振り回す感じとでもいえばよいでしょうか。

耕運機。こんな感じ

うわかっこいいじゃん。( ̄− ̄;)
むしろ欲しい。

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モータースポーツは嫌いではありませんが、同じコースをぐるぐると周回するようなタイプのレースは、単に精神と体力を削っているだけ。身体と精神とを解放していない、という点において興味がありません。ラリーや、峠を攻めるタイプのレースは、どちらかというと景色や道のりが楽しみだったりします。

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4/28, 4/29と実家に戻っておりまして、行きは5:20に家を出て、11:40ごろ実家に到着(6時間20分)。八王子ICおよび小仏トンネルで渋滞に巻き込まれました。帰りは13:20に家を出て、19:40ごろ実家に到着(こちらも6時間20分)。談合坂SA付近および小仏トンネルで渋滞に遭いました。一般に、座面が高いほうが渋滞時に運転しやすいそうですが、座面が高いということはそれだけ体が車体の前方向に居る、ということでもありまして、駆動方式をFFとすれば、やはりつんのめった感じのトラクションになってしまいます。

実家ではみーこさん、みみたくん、さくらなどにあいました。みんな元気そう、のんびりと暮らしていましたよ。

20130429zikka03.jpg20130429zikka02.jpgついでに近所の猫「にゃご」も来ていました。とても人懐こい、可愛いネコさんでしたよ。

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2013年4月25日 (木)

04/24 人間ドック

昨日は休みをとって、近所の健康管理センタにて人間ドックを受けてきました。

毎年報告しておりますので詳細はざっくりと省略しますが、体重が多いこと、尿酸値が高い(男性は2.0〜6.9mg/dlが基準ですが、亭主は7.2mg/dlでした)こと、この2点だけで評価は「B」。生活注意。腹囲も、コレステロールも、血圧も、血糖値も、余裕で範囲内なのに「太りすぎ」「痩せましょう」。

人間には個人差というものがあって、同じ身長でも体つきや肉づきはそれぞれ違うはずなのに、「太りすぎ」「痩せましょう」。

あなたにはいい評価は上げられません。

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亭主自身、かつては人間ドックを健康管理のバロメータと考えて、その結果にはわりと真面目に向き合い、医者からの言葉には素直に耳を傾けていました。これだけたくさんの、身体にかかわる項目をチェックするのだから、自身の不調はかならず項目の中にあらわれて、病気が大事とならないうちに予防できると考えていました。

酒も飲み会や、月に1〜2度の晩酌程度しか飲まず、タバコは吸わず、ジムに通って適度な運動を心がけてきました。

しかしそれでも身体には確実に不調を訴えているのですね。たとえば朝起きた際に(充分眠っていたとしても)ものすごい疲労感を覚えるだとか、身体中に皮膚炎ができているだとか、足の中指部分の感覚がないだとか、様々な自覚症状があって、人間ドックの問診でもそれらをなるべく医者に伝えるようにしているのです。

しかし、医者は人間の身体を、項目が標準的な数値からはずれているか、いないかだけで判断し、本人の訴えなどには耳を貸そうともしない。一日70人からいる人間ドックの受診者たちをどう効率よくさばこうか、一人当たりの問診時間をどれだけ機械的に処理できるかしか考えていない。

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亭主の妻は、ずうっとまえに漢方医から腎臓の機能が低下しているといわれたのですが、人間ドックの検査結果が標準内に入っていたということで、(また医者が苦手ということで)特に治療をうけることなく過ごしてきました。結果的に長い間身体の不調に苦しみ、慢性的な腹痛に悩まされていました。

意を決して鍼灸院にかかったところ、やはり腎臓が弱いとの診断。鍼のほかに自宅でもお灸をするようにと指導を受けたのだそうです。別の漢方医に相談したり、また薬局で症状を伝えたりしても、みな口をそろえて「腎臓」であるとアドバイスをしてくれたのでした。

ほかの街の医者、大都市で最新の医療を取り入れている医者や、最先端の技術を駆使する大学病院・研究機関はしりませんが、少なくともこの辺の医者は、なんにもわかっちゃあいない。(おっと、近所にうでのいい整形外科のお医者さんがおられてこの方は別ですが)少なくとも人間の身体の働きを理解して、また人間の不調の訴えを真摯に聞いて、適切に処置してくれる医者はいない。

検査がその人の身体の状態をどれだけ示しているかなんて、西洋医学の医者はまったくわかっていないのではないか。少なくともわかりやすい部分だけを見て、身体全体のことをさもわかったかのように思っているだけではないか。

妻も、また遅ればせながら亭主も、医者のことは全く信用しない・・・というか風邪薬を処方してもらうくらいの価値しかないと思うようになっています。

弁潜血があったからといって、それが外傷(痔)によるものなのか、腸内からの出血によるものなのかさえもわからないのですからいい加減なものです。

ちなみに毎年あった潜血は、今年は陰性でした。二日つづけて陰性だったから、この部分の検査の結果は「A」ですって。

笑っちゃいますね。単純すぎて。

2013年4月24日 (水)

04/24 【聴】 細江慎治Works Vol.2-Ordyne- / Shinji Hosoe, Supersweep(SRIN-1110)

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ナムコのサウンド・プログラマーとしてDragon Spiritでデビュー。現在は独立、Supersweep代表取締として、また現役音楽家として活動する細江慎治(Mega)の初期作品集第2弾。本作には横スクロールシューティングOrdyne、大型筐体による3DヘリコプターシューティングMetal Hawk、そして見下ろし型ラリーゲームDirtfoxの3作品を収録する。

スプライトを任意に拡大縮小・回転可能なナムコのゲーム基盤・System IIを用いて作られた3作品。いずれの作品もSystem IIのポテンシャルを十二分に発揮しつつ、画一化されない独自の世界観を提示することに成功している。作品の完成度は、ゲーム音楽の完成度でもある。一度聞いたら忘れられない印象的なサウンドは、ゲームのBGMとしての機能だけでなく、それらそのものが一つの「作品」として成立しうるほどに完成している。

3作品の中で亭主として特に好きな曲は、ずばりDirtfox。一般道からダート、雪道など多様な路面を持つ全6コースをバギーで駆け抜ける本作は、亭主が大学時代死ぬほどやりこんだゲームでもある。複雑に曲がりくねった道をドリフトで抜けたときの爽快感と達成感は何物にも替えがたく、本気で筐体を個人で買おうかと悩んだほどだ。そんなDirtfoxの世界を飾るBGMは、レース中に流れるフュージョン調の曲"Running Up!"ただ1曲。あっさりした曲調は印象薄に感じられるかもしれないが、この曲にはアドリブ・ソロが3パターン収録されていて、曲の進行と共にソロが入れ替わる。まるでライブ演奏を聴いているようなワクワク感・スピード感がある。ぜんぜん関係ないが亭主が先日かすみがうらマラソンに出場した際には、走っている間じゅうずっとこの曲が頭の中に流れていた。あっさりした曲調がむしろ頭の中でリピートで流すにはちょうど良い。

アルバムにはOrdyne、Metalhawkのアレンジバージョンそれぞれ1曲、Dirtfoxのアレンジ2曲、それに4曲の未使用曲も収録されている。ファンならばこちらも楽しみなところだろう。

2013年4月22日 (月)

04/22 【物欲】 au - Apple iPhone 5 (黒) 64GB (3)

誰にも頼まれていないのに、しつこく続けます第3回。

これまではau iida Infobar A01との比較でiPhone 5について語ってきたのですが、iPhone 5特有の、あるいはInfobar A01にはなかった機能も少なからずあるわけで、今回はこれについて簡単なレビューなど。

(1) LTE

 今話題のLTE(Long Term Evolution)。携帯電話のあらたな通信規格として爆発的に普及しています。実態は現行世代である3G(第3世代)の携帯電話の通信規格から、4G(第4世代)へと移行して行く間の「つなぎ」の規格とのことですが、そういわれてもピンと来ない、というのが正直なところでしょう。通常の3G通信よりも通信速度が速い、ということですので、早速計測してみました。計測ソフトはOoklaのSpeedtestのiPhone版。

  • Wi-Fi(フレッツ光へ) : Ping 22msec, Download 44.39Mbps, Upload 12.02Mbps
  • LTE : Ping 51msec, Download 10.68Mbps, Upload 2.25Mbps
  • 3G : Ping 76msec, Download 1.39Mbps, Upload 0.94Mbps

いうまでもなくWi-Fiが一番早いのですが、LTEはDownloadでその1/4、Uploadで 1/5のスピードであることがわかります。3Gと比べるとDownloadで約8倍、Uploadで約2倍とそれなりに速く、なるほど携帯電話の3G通信から比べれば快適、快適。速度が向上すればこれまで携帯電話でできなかったこと(=PCでは当然できたこと)が当たり前にできるようになるわけですから、LTEの普及がスマートフォンの可能性を確実に広げることになる、といえるでしょう。

(2) テザリング

 テザリングは、iPhone 5をWi-Fiのルータとして使える機能のこと。3G機能のないモバイル機器(たとえばiPad Wi-Fiモデル)を、持ち出して使えるようになります。亭主の場合で言えば、たとえば通話が停止したInfobar A01や、もともと3G機能のないNetwalkerを外で使えるようになる、というわけ。これは便利だ・・・と当初は思ったのですが、iPhone 5をルータとして使用しつつA01やNetwalkerをネットにつなげる、ということはA01やNetwalkerだけでなくiPhone 5のバッテリもまた使用することになるわけで・・・よほど使いどころを考えないと、モバイル機器全体がバッテリ切れになる、という悲しい事態になりかねません。

 ちなみにテザリング中はiPhone 5のバッテリ容量がみるみるうちに減っていきます(LTEとWi-Fi両方の機能がフル稼働するわけですから当然ですね)。便利ですが、バッテリ切れには要注意。

(3) iTunes

 もともとiPhoneには音楽プレーヤとしてiTunesが標準でインストールされているのですが、最新のiTunesは、PCなどで購入した音楽を、iCloud経由でiPhoneでも聴くことができます。しかもiPhoneのメモリにはダウンロードせず、オンラインで聴くことも可能。LTEの威力といえますが、Amazonがクラウドを活用して電子書籍を複数端末で読めるようにしたのと同様、AppleもiCloud経由で音楽を複数端末で聴けるようにしています。亭主自身はiTunes Music Storeでほとんど音楽を買わないので、その恩恵に充分あずかっているというわけはありません(たった20曲程度です)が、それでも非常に便利に感じました。

通信速度が向上すると、様々なことができるようになる―――iPhone 5にスマホの未来を垣間見た亭主でありました。

2013年4月21日 (日)

04/21 【動】 第23回 かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソンかすみがうら大会

茨城県は土浦市、かすみがうら市にまたがって開催された上記大会に参加してまいりました。
亭主自身はこれで4回目、ただしこれまでは10マイル(約16km)の部に参加だったものを、今回はフルマラソンにエントリーしています。

エントリしたのは妻なんですけどね(^^;)

大会は10マイル、車椅子マラソン、フルマラソン、5kmのラン4種目と、かすみがうら湖畔を歩くウォーキングのあわせて5種目。フルマラソンには視覚障害のあるかたも伴走つきで参加しています。募集定員は、10マイルが5000人、車椅子が15人、フルマラソンが18000人、5kmが2000人。あわせて25000人近くが参加する大型の大会は、市民マラソンとしては大きな部類といえるでしょう(ちなみに勝田マラソンは18000人、東京マラソンはなんと36000人)。

当日はあいにくの雨。前日からの雨がさらに強く降りしきり、気温も朝からほとんど上がらないという最悪のコンディションでしたが、16227人が果敢にもフルマラソンに挑みました。亭主も3時半に起床、土砂降りの雨のなかを車で土浦に向かっています。ついたのが朝の6時、雨はといえば一向にやむ気配がなく、スタートの10時まで、ほぼ車の中で過ごしました。

そもそも今回は、もし晴れていたとしても会場をあちこち歩くことはせず、ひたすらに休んで足がなるべく疲労しないようにするつもりでした。前日にまはろくんと1時間半近く散歩をするという大失態を犯してしまい(苦笑)、どこが疲労しないように、かという話もありますが、とにもかくにも今回はそれが戦略。

車の中で何度かにわけて食事をし、コンビニになんどか用を足しにいき、あとはiPhoneをいじったり、音楽を聴いたり、眠ったりと過ごして雨が止むのを待っていたわけですが、結局スタートまで雨が弱まることもなく、出走の15分前にしぶしぶ着替え、使い捨て雨具を着て列に並びました。まもなく、号砲。

実は亭主、雨の中のランは初めてではなく、2008年のホノルルマラソンですでに体験済みなのですね。ただかすみがうらの場合には、気温がほとんど上がらないためしっかりと保温しないとすぐに体温を奪われてしまいます。ラン開始時はとにかく雨に濡れないように、雨具の中に手を入れて、保温しながらのランとなりました。土浦駅前の川口運動公園から、常磐線陸橋を越えて神立方面へ。再度常磐線を超えてかすみがうら市方面へと進みます。もちろん靴からはどんどんと水がしみこんできますから冷たいことには変わりはないのですが・・・。ひたひた、ひたひたと我慢のラン。最初はあまりペースをあげないように、また周囲の応援にもなるべく反応しないように体力温存のランとなりました。

5km, 10kmと走っても、雨あしは弱まる気配すら見せず、ひたすら我慢。身体は温まっていますが、足のほうからじわじわと水がしみてくるのでそのたびにひやっとします。17kmのフルマラソン関門を越え、住宅地の中を進みます。折り返しポイントからはかすみがうら湖畔に出て、あとはひたすら平坦な道。25kmを通過し、30km手前で急に速度が落ちてしまいました。

マラソンは「食べるスポーツ」とも呼ばれているように、走力とともに持久力が非常に重要です。長い距離を走るためには要所要所でエネルギーと水を摂取して、スタミナ切れをおこさないように注意しなければいけません。亭主自身、すべての給水ポイントで水(ないしアミノ酸入りのスポーツドリンク)を取って飲むようにしていますし、5km、10km、21km、30kmおよび今回は摂りませんでしたが40kmあたりでも流動タイプの栄養食や顆粒タイプのアミノ酸をとるように心がけています。今回もしっかりとエネルギーと、水を摂っていたはずなのですが、カクンと、本当にカクンと身体が動かなくなってしまったのですね。

しかたなく、給水ポイントで水を摂り、アンパンを食べるついでに少し歩いたところ、水がよかったのかそれともアンパンがよかったのか徐々に回復し、百メートルほど歩いたところでなんとか復活。走力と体力が戻ったため、そこからはペースを取り戻すことができました。特に30kmからの追い上げは、はっきりいって亭主自身会心の走り。つぎつぎとランナーをごぼう抜きにし、35km, 40kmと快調に(しかし内心はいつスタミナが切れるかとはらはらしながら)走ることができました。40kmを過ぎ、雨がそろそろ上がってきたあたりからスパートに入り、無事ゴール。気がついてみれば自己ベストを4分近く更新することができました。順位も、いつもは真ん中か、それ以下をうろうろしていたのが、今回は真ん中よりもかなり上。ちょっとうれしい結果となりました。

それにしても雨の中を一生懸命応援してくれた沿道のみなさん、レインコートを着て、われわれと同じように雨の中立ってランナーをサポートしてくれたスタッフの皆さんにはほんとうに元気付けられました。最初は体力温存とほとんど反応しませんでしたが、中盤以降はわりとあちこち挨拶をして交流することができました。アントキノ猪木さんほか昨年も大会で応援してくれたモノマネ芸人の皆さんと、途中ハイタッチすることができたのもよかったですね(^-^)

スタッフのみなさん、沿道のみなさん、そして一緒に雨の中を走った皆さん。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
楽しく走ることができました。

ランを終えた後は土浦市内の湯楽の里(温泉がある銭湯)で汗を流し、山岡家でラーメンを食べた後、帰宅。家には18時に到着しました。

2013年4月19日 (金)

04/19 【聴】 HD / Atom TM, Raster-Noton(R-N147)

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テクノ/エレクトロニカ/音響系アーティストとしてすさまじい勢いで作品リリースを重ねるAtom TMの最新作。電子音響系レーベルRaster-Notonからリリースされた本作は、このところ彼が傾倒するアシッドなエレクトロニカ。

これまでどちらかといえば無機質なインストの作品ばかりを発表してきたAtomだが、本作ではめずらしくヴォコーダを使ったヴォーカル曲を多く含んでいる。ひずみまくったヴォイスと、ピュンピュンという電子音の組み合わせは、以前にテイ・トウワが自身のアルバムで志向しているが、言うまでも無くAtomの作品のほうがずっとずっと徹底している。ロック的であったりポップであったり、あるいはパンクであったりとアシッドの中に様々なジャンルを織り込んでいて、意外にもバラエティに富んでいる。これは楽しい。ノイズというかディザのかけぐあいも執拗で、ノイズの中にようやくメロディが見えるといった趣のものもある。まるで深夜ラジオが放送を終えたあとに、ノイズの奥にどこかの局の放送が聞こえているかのような・・・。こういう絶妙なアヴァンギャルドさは、極端を好む日本人には到底無理だろう。無理やりつくれば暴力温泉芸者あたりになる。

2013年4月18日 (木)

04/18 【聴】 Taiyo / Marc Romboy & Ken Ishii, Sublime Records(XQLP-1001)

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ドイツはSystematic Recordingsを主宰するハウス系DJ・Marc Romboyと、テクノDJ・Ken Ishiiのコラボレーションによる最新アルバム。オリジナルは7曲、日本盤はリミックス9曲を含めた豪華2枚組。

ケンイシイが"Flare"名義で活動していた時代の作品を思わせるテクノトラック。"Flare"はもともとテクノの中でも特に思索的な作品だったことを考えると、本作を「思索的」と呼ぶには少し無理があるのかもしれないが、それでもやはり"Flare"名義の作品を思い出してしまう。意味深な和風なタイトル、日本人お得意のご陽気なテクノとは一線を画する抑制されたトラックは、"Flare"時代の作品と通じるものがある。一番異なるのは本作が「陽」や「動」をコンセプトに作られたものであるのに対し、かつての作品が「隠」「静」で表されていた点だろうか。Marc Romboyはジャーマン・ハウスの重鎮であり、これまでに多くのテクノ・アーティストとコラボレーションを重ねてきたというキャリアを持つ。ケンイシイとのコラボレーションは、和風なテクノをよりディープに変貌させている。

Disc 2のリミックスでは、このディープさに攻撃性が加わる。リミキサーはMax Cooper, Hideo Kobayashi, Dave Clarke, Mr. Jones, Funk D'Void, DJ Wada, Heiko Laux, Diego Hostettler, Skudge, DJ Sodeyama、そしてケンイシイ自身もリミックスにかかわっている。

2013年4月15日 (月)

04/15 【聴】 Where Lights End / Jeff Mills, Axis|U/M/A/A(UMA-1015,1016)

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デトロイト・テクノ第2世代(という肩書きもすっかり廃れました)、その超絶的なDJテクニックからウィザードの異名(という肩書きも廃れましたね)を持つJeff Millsが、日本の宇宙飛行士毛利衛氏にインスピレーションを受けて製作したアルバム。スペースシャトルによる宇宙への旅立ち、離床、宇宙船での体験、そして地球への帰還までをサウンドトラック形式で綴っている。Disc 1は全11曲。Disc 2には日本のテクノアーティストらによるリミックス6曲を収録する。

タイトルはマドンナの楽曲あるいはラリー・ハードの"Where Life Begins"へのオマージュと思われる。Jeff Millsが得意とするアンビエントなミニマル・テクノは、恒星から放たれた光の速さをもってしても届かない深い深い宇宙の果て、銀河の巨大構造を形作る暗黒の空間を髣髴とさせる。そうそう、初期作品集"The Other Day"もこんな曲調のサウンドだったが、ダンス・ミュージックを意識していた"The Other Day"に比べると本作は、はるかに宇宙的である。具体的には我々がかつて想像していた未来的で、希望あふれる宇宙的である。

言うまでもないが、宇宙という場所は、宇宙服や宇宙ステーションなどといった人間を守るべき装備なしでは暮らせない場所であり、たとえば風光明媚な景色や豊かな自然といったものとは到底無縁な過酷な世界である。本作ではそういった「過酷」な宇宙のなかに、かすかな希望を見出し、ある種の未来のかたち「宇宙へと拡大する人類」のビジョンを提示している。

日本のテクノアーティストとしてはケンイシイ、北海道を中心に活躍するCalla Soiled、首藤陽太郎とNoel-KitのユニットDub-Russell、Gran-Tourismo 5への楽曲提供など幅広く活躍するテクノ/ハウスDJのGonno、次世代ダブ・テクノのキー人物としてアンダーグラウンドで活動するMonotix、そしてハードテクノパーティRebootのオーガナイザーとしてもはや古参ともいえるテクノDJ・Q'heyが参加。いずれも珠玉のテクノ・トラックであり一聴に値する。これはオススメ。

2013年4月14日 (日)

04/14 【物欲】 au - Apple iPhone 5 (黒) 64GB (2)

昨日の続きとなります。

iPhone 5を手に入れて、ほぼ1日。あいた時間にぽちぽちといじっては、その使用感を確認しています。亭主はスマホでゲームをほとんどしないので(昔は数独にはまっていましたが、いくら解いたところでなんのメリットも見出せないことに気がつき、きっぱり止めました)、せいぜいTwitterやFacebook、あるいはブラウザを使う程度。ともあれ徐々にメリット、デメリットが見えてきたように思います。

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iida Infobar A01のメリットと比較してみますと、こんな感じでしょうか。

Infobar A01のメリットである、「デザインの良さ」。InfobarとiPhoneでは製品コンセプトが異なるため直接的な比較はできません。ポップでまるでおもちゃ箱から飛び出したかのような楽しさを持つInfobarと、故Steve Jobsの遺作たる美しい造詣のiPhoneは、どちらもデザインとして非常に優れていて、亭主自身どちらも大好きです。

形状を比較して見ますと、

Infobar A01は高さ118 mm、幅63 mm、厚さ11.8 mm、重量113 g

iPhone 5は高さ123.8 mm、幅58.6 mm、厚さ7.6 mm、重量112 g

と、iPhone 5は高さが5mmほど大きいものの、他ではInforbar A01を下回っていることがわかります。なのにInfobarよりも一回り大きく見えるのは、おそらく亭主が機種変更時に併せて購入したソフトケースのせいでしょう。コンパクトさという点ではどちらも優れていて亭主としては満足しています。

ちなみに、機種変更時比較対象となったInfobar A02は高さ138 mm、幅70 mm、厚さ9.7 mm、重量147 g

やはり大きさという点ではA02の大きさが際立ちます。いや、A02の大きさこそが昨今のスマートフォン標準なのですが。

Infobarの2番目のメリットである"Back"のハードキー。iPhoneにもボタンが画面下方にひとつありまして、厳密には違うもののこれも"Back"に相当するといってよいでしょう。スマホの中には一切ハードキーのないものもありますが、やはりキーがあると落ち着きます。

そうそう、ハードキーといいますか、ボタンの数を数えてみますと、

Infobar A01は"Menu", "Home", "Back", "Power", "Vol.Up", "Vol.Down", "Search"の7個。

iPhone 5は "Home", "Power", "Sound ON/OFF", "Vol.Up", "Vol.Down"の5個。

こちらも数としてはあまり変わらないように思います。

3番目のメリット、お財布ケータイについては、iPhoneには・・・ありません。次期モデルにはつくなどと噂されているようですが、はたしてどうなるかはわかりません。故Steve Jobsはお財布ケータイについて一切関心がなかったようで、亭主も次期モデルでのお財布ケータイの実装については懐疑的です。ちなみにInfobar A01にはEdyの残額が3000円ありますが、スマートフォンの場合、誰かに残額を贈るという機能がアプリにまだ実装されていないようです。電波が使えなくともお財布ケータイは残額あるかぎり使えるそうですので・・・当座はInforbarも併用していくつもりです。残額がなくなったら・・・どうしよ。

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Infobar A01のデメリットは4つ。

電池の持ちが悪い件は、iPhone 5では見事に解消されました。一日使用して電池残量65%ならば、出張でも充分使えます。そうそう、現在Infobar A01の電池残量は53%ですが、通話ができないうえにTwitterなど主要なアプリを一切使用しない、17時間駆動での53%。いったい何に使っているのだろう?不審です。

内部メモリの小ささについては、Infobarが512MBに対してiPhone 5が1GB(非公式)とほぼ倍増。直接比較はできませんが、数字の上ではiPhone 5の勝ちです。iPhone 5でまだメモリが足りない、という状況に直面していないためこれ以上はなんともいえません。

マナーモードが着信やメールにしか適用されない点については、iPhone 5も同じでした。これはいただけません。マナーモードにしていてもアラームは盛大に鳴りますし、Runkeeperを起動すると、早朝の通りに大音量で"Activity Started"と音声が流れます。

Androidの動作が不安定な点は・・・iOSでどうかはわかりません。

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そんなわけで、まとめますと

Infobar A01のメリット3つのうち2つがiPhone 5に継承され、デメリット4つのうち2つがiPhone 5で改善、1つがそのまま、1つが不明となりました。

メリットが1つ減り、デメリットが2つ改善されたということは、メリット+1で買った甲斐はあったのかな。


2013年4月13日 (土)

04/13 【物欲】 au - Apple iPhone 5 (黒) 64GB (訂正あり)

買っちまいました。

20130413iPhone5.jpgこのごろau Infobar A01の調子が極めて悪く、メールを立ち上げようとするとハングアップしていたり、ハングアップ中に配信されなかったe-mailが15通ぐらいどどどっと一気に届いたりと不便な日々が続いていました。当初はFacebookの常駐プログラムに不具合が生じたのかもしれないと、Facebookをアンインストールして納得していましたが、どうやら見当違いだったようです。

メールのほかにもFacebook、Twitter、時計など様々な機能が応答不能になり、たびたび再起動していたのが先月3月30日のこと。昨日メールがハングアップして動かなくなったのをきっかけに、機種変更を決意した次第です。

まはろくんをトリミングに預けたあとauショップに駆け込み、Infobar A02とiPhone 5でしばらく悩んだ後、iPhoneに決定。まはろくんのトリミング完了の時間に間に合うよう、おおよそ1時間で手続きを終わらせました。

そんなこんなで念願のiPhone 5。

満を持して電源を入れましたが、心がぜんぜん沸き立たない。驚きが無い。わくわくしない。

わくわくしないはずだよ、亭主が持ってるiPad 2のユーザーインターフェースと同じなんだもん(^^;)

ただ、おなじみとはいえメッセージやメール機能はAndroidやフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)と使用感がかなり違うようで、これから慣れていくつもりです。メールの顔文字も随分違いますし、いずれにせよ慣れればなんとか・・・。

Infobar A01の良かった点、悪かった点。

良かった点は、やはりデザイン。最近のスマホはやたらにでかくてかさばります。画面が大きいのはよいのですが、亭主のようにランニングのお供に使うならば、ポケットの中でがっさがっさとかさばるサイズはかえって邪魔くさい。

次に"Back"のハードキー。なにか困ったことがあったり、あるいは操作をキャンセルしたいときには有無を言わさず"Back"を押していました。これが実に快適。フィーチャーフォンにも「電源/通話を切る」ボタンがありました。あれとほぼ同じ感覚で使えます。iPhoneの場合、アプリごとに「戻る」ボタンが実装されていますが、たいてい画面左上にあって片手では押しにくいのですね。ハードキー(押しボタン)であるのも安心度が高いです。液晶画面が応答不能になっても、これを押せばなんとかなる、と思わせてくれます。

言うまでも無くお財布ケータイは便利です。亭主はEdyを使っておりましたが、残高が減ってくると自動的にクレジットカード経由でチャージしてくれるオートチャージ機能を利用しはじめて、お財布ケータイ・・・というか電子マネーのメリットを実感できました。小銭をじゃらじゃらと持ち歩かずとも、またポケットから小銭入れを探らずともさっと支払いができる、というのはランニングの際にも、また朝の込み合うコンビニエンスストアでも大変便利でした。iPhoneにはなかなか実装されませんが、これが実装されていたら亭主自身、もっとずっとずっと早くにiPhoneへと機種交換していたことでしょう。

悪かった点は、多くのユーザさんが指摘している、電池のもち。なにしろ1020mAhしかありません。朝、100%残量の状態から会社に出かけ、特に何も操作しなくても午後3時頃には15%を切る体たらく。メールやTwitterを使えば、午前中には電池が切れます。余分なタスクを切るアプリがiidaのサイトからダウンロードできましたが、こういう非標準のアプリを使わないと実用にならない、というのは大問題です。いや、非標準のアプリを使っていても、出張にモバイルバッテリーは必須でした。しかもInfobarのUSB端子の何かが特殊なようで、充電できないモバイルバッテリーも少なからず存在しました。

次に内部メモリの小ささ。たしか800MBくらいだったかと思いますが(訂正:512MBでした)、通常動作しているアプリで500MB(訂正:視認可能は200MB、隠れているプロセスは200MBでした)くらいを占有し、アプリひとつ二つを起動するとすぐにメモリが残り50MBを切って動作が遅くなっていました。亭主自身はあまりアプリを使っていませんでしたが、それでもメモリがいっぱいになるとタスクスワップが発生して使い物になりませんでした。電子書籍をスマホにダウンロード、表示するためのkindleアプリがメモリ不足で使い物にならなかったのはショックだったなぁ・・・。

さらに、これはAndroidのアーキテクチャと思われますが、「マナーモード」が通話着信およびメールにのみ適用され、アラームやアプリの音量に反映されない点。マナーモードにしていても、アラームやアプリの音はガンガンと再生されるので公共の場では要注意です。そういえば海外でクラシック音楽のコンサート中に、アラームがなって大問題になったケースがあったっけ。亭主もなんどか冷や汗をかきました。

最後に、Androidそのものが非常に不安定で、今回のようなハングアップが多発する可能性を秘めている点。計算機だから不安定になるのは当たり前・・・という認識のもと開発されているのだとしたら、大きな間違いといわざるを得ません。計算機である前に、スマートフォンは「電話」なのですから。

・・・iPhoneの話のつもりがInfobarの話で終わってしまいました。続きはまたの機会にでも。

2013年4月 9日 (火)

04/09 【聴】 Japanese Couple / □□□, Commmons(RZCM-59214)

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三浦康嗣、村田シゲ、いとうせいこうの3人からなるブレイクビーツ/ヒップホップユニット、クチロロの最新フルアルバム。1年ぶりとなる本作ではタイトルが示すとおり、ラブソングを全面的にフィーチャーしている。

これまでブレイクビーツ、ヒップホップ、ミュージカル、あるいは大編成コーラスなど多彩なサウンドで常に聴く人の想像を超えてきたクチロロ。本作では全編に「恋」のテーマを掲げたポップ・ミュージックを展開する。常に新しいサウンドを志向する彼らだけに、J-Popにありがちなラブソングは存在しない。エレクトロ、ヒップホップ、あるいはエレクトロニカ、様々な手法を駆使しつつ男性と女性が出会う様を描写する。曲調は様々だが、歌詞はスムーズでデリケート。恋に落ちた人ならば誰もが感じるベルベットのような風合い、相手の思いの表面に、おそるおそる触れるときの逡巡が実にリアルに表現されている。とにかく歌詞が良いのだ。とにかく歌詞がすばらしい。聞き終わったあとに曲をあまり覚えていないのは、それだけ歌詞がすんなりと耳に入ってくるからだろう。

奇をてらったようなサウンドがないせいか印象薄に感じられるかもしれないが、聞きなおしてみるとなぜか心の中から即座に歌詞が思い出されるから不思議だ。

2013年4月 8日 (月)

04/08 【聴】 モノノケダンス / 電気グルーヴ, Ki/oon|SONY(KSCL-1208)

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電気グルーヴのアルバム"J-Pop"に先行してリリースされた作品。TVアニメ「墓場鬼太郎」主題歌「モノノケダンス」および同番組挿入歌「有楽町で溶けましょう」を収録。なおシングルには「有楽町で溶けましょう(A Nightclub Massacre Mix)」を収録している。計3曲。ジャケットデザインはいわずもがなの水木しげる画伯。

「モノノケダンス」については"J-Pop"を参照いただきたいところだが、まず"J-Pop"のバージョンとアレンジが異なることだけは最初に指摘しておきたい。いわゆる「主題歌」向けのミックス。突然本題である歌から入るなど、アニメ的な構成が小気味良い。「有楽町で溶けましょう」は電気にはにつかわしくないムード歌謡。もっとも、電気はかつて「人生」という演歌(歌はピエール瀧)をアルバム「ドリルキング・アンソロジー」向けに作っているので、古くからのファンには違和感がない。

・・・問題作は3曲目の"A Nightclub Massacre Mix"。「有楽町」のテクノアレンジのはず・・・なのだが、ダブステップばりのダークなベースラインといい、位相を反転したヴォーカルといい、あるいは原曲をずたずたに切り刻んだ構成といい、どう聞いても気が狂っている。演歌の「人生」がHardfloorによってバッキバキのテクノ・ミックスへと変貌したことを考えるとこれもまたアリとは思うのだが・・・まるで酔いつぶれて意識が細切れとなり、次第に闇の奥へと沈んでいく様子を音楽によって再現しているかのようだ。

2013年4月 6日 (土)

04/06 【聴】 The Words(DVD付き) / 電気グルーヴ, Ki/oon|SONY(KSCL-1348-9)

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電気グルーヴのアルバム"Yellow"からシングルカットされた作品。コーセー「ファシオ」のCDソングとして収録された"The Words (CM Mix 15sec)"、Yello収録の"The Words"など全4曲。限定DVDつきバージョンを今回購入した。

"The Words"については"Yellow"を参照いただくとして。そのほかに「完璧に無くして」の別バージョン、"Mojo"のフルバージョン、そしてDVDには"Fake It!"および「少年ヤング」のAlbum Mixが収録されている。完全エレクトロの「完璧に無くして」(アルバム"J-Pop"収録)、四つ打ちのリズムにアシッドなトラックが重なる"Mojo"("Yellow"収録)ともにアルバムからの大きな改変はなく、当たり外れのない鉄板なサウンドが楽しめる。一方でレア・トラック的な価値はないため格別に本シングルを買う理由にはならないかもしれない。DVDの"Fake It!"は、飛び込み台から多数の飛び込み選手が次々とプールへと飛び込んでいく、という変わったPV。飛び込み台から連続して飛び込む、というのはどうかんがえても安全上ご法度のように思えるのでCGなのだろう。圧倒的な迫力がすさまじい。一方「少年ヤング」のPVはオリジナル映像を画面中におかれたたくさんのテレビから表示する、という構成。元バージョンで度肝を抜いた1970〜80年代アイドルを思わせる女の子たち(しかも顔立ちがすべて微妙)のインパクトは感じられず。こちらはオリジナル映像を見ていれば充分だろう。

2013年4月 5日 (金)

04/05 【聴】 Upside Down / 電気グルーヴ, Ki/oon|SONY(KSCL-1499)

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電気グルーヴの最新アルバム「人間と動物」に先行して発売されたシングル。ノリの良いビートと印象的な歌詞が特徴の"Upside Down"(アニメ「空中ブランコ」主題歌)を含む全4曲。シングルにのみ収録されている曲は"Shangri-La(Y.Sunahara 2009 Remodel)"およびテレビ番組「やりすぎコージー」のオープニング曲。"Upside Down (TV Version)"は1分20秒のショートバージョン。

"Upside Down"についてはアルバム「人間と動物」を参照いただくとして。砂原良徳の"Shangri-La"はベストアルバム「電気グルーヴのゴールデン・ヒッツ(Due to Contract)」にも収録されているので聞いたことがある人は多いと思われる。原曲の雰囲気はそのままに女性コーラスを抑え目としてシンプルに仕上げている。「やりすぎコージー」オープニングはモータリックなミニマル・テクノ。トラックそのものはシンプルだが、積極的に展開するため退屈しない。しかし「やりすぎコージーOP」というタイトルの投げやりっぷりというか、放り投げ式ブレーンバスターっぷりはどうだ。

個人的には"Upside Down"は大好きなトラックで、ふと気がつくと口ずさんでいる。TVバージョンの派手さも良い。

2013年4月 4日 (木)

04/04 FX-790P不調の件

20130404fx-790p.jpg
写真は、Casioのポケコン、FX-790P。高校時代に、伊那市の文房具店で5000円で購入しました。
これまでのFXシリーズとはデザインを異にする折り畳み型。上段にフルキーボードが搭載されていたり、学習用のアセンブラが使えたりと豊富な機能を売りにしていました。

当時は電波新聞社のBASICマガジンなどに投稿プログラムが掲載されていて、亭主自身プログラムを打ち込んでは随分と便利に使ったものです。FX-790Pと同時にCasioのFX-7000Gという、こちらはグラフ機能搭載の関数電卓も購入していて、FX-7000Gはもっぱら電卓として、またFX-790Pはコンピュータとしてそれぞれに使い分けていました。

大学に入った頃からかFX-790Pを使わなくなったのですが、つい先日この存在を思い出し、電池を新品に交換して再度モバイルとして活用することに決めたのでした。さて、何に使おうと、とりあえず思いついたBASICのプログラムをぽちぽちと自作。昔取った杵柄とでもいいましょうか、プログラムは目論見どおり動作して亭主的に大満足

・・・だったのですが。

今日、FX-790Pの電源を投入したところ、液晶の表示がなにやら乱れて、キー入力を受け付けなくなりました。何度か電源を入り切りしたところなんとか再起動したものの、先ごろ自作し、内部メモリに記憶していたプログラムの一部が別の文字に置き換わってしまいました。どうやらメモリが経年劣化し、作動不良を起こしているようです。

20130404fx-790p2.jpgせっかく再び活用としたのに、ちょっと残念です。もっとも25年も前のマシンですから、うまく動くほうが不思議といえば、不思議なのですけどね。



2013年4月 3日 (水)

04/03 筆箱の思い出

学生の頃は筆箱・・・というよりもペンを入れるナイロンポーチに、大量のペンを持っていました。

シャープペンは0.5mmのほかに0.9mmというグラフィック用を持っていましたし、12色のカラーサインペンも持っていました。黒い油性ペンは極細0.05mmから0.5mmまで何段階かの太さのものを取り揃え、そのほかにもベタ用の極太の黒いサインペン、筆ペン、いわゆるマッキー、ポスカ、ロットリングは数種類、鉛筆も4H、2H、HB、2B、6Bあたりまで持っていたと記憶しています。消しゴム、定規など一式を含めると一財産、膨れ上がったポーチを日々持ち歩いていました。

亭主は学生の頃イラストを書いていたので、これらペンは一種の「仕事道具」のようなもの。様々な道具を手元に置いておくことで精神的にも安定していたように思います。

就職してからもしばらくはポーチを持ち歩いていたように記憶しているのですが、いつの頃からか持ち歩かなくなり、サインペンも一本、また一本と使い切り、今はほとんど手元に残っていません。

最近は証書用(社用のタクシーチケットに金額を書き込むため)の黒いゲルインキのボールペンと、赤いフリクションボール(こすると消える、添削に使う)を持ち歩く程度。会社ではこれにオレンジ色の蛍光ペンを使うくらい。少し前まで使っていた、銀行でもらったボールペンセット(黒や赤や青)も、基本的に赤と、黒または青を持ち歩く程度。

そもそもイラストを描かなくなった、ということもある一方、様々なものを手元においておくこと、それ自体が煩わしくなったように思います。竹村健一氏ではないけれど、万年筆が一本あればそれでいい。ゲルインキのボールペンの書きやすさ、紙の上を滑らせたときの心地よさはなかなかですが、良い万年筆の書きやすさ、心地よさもまた魅力的で、いつか上質な万年筆を手元において、一生使っていきたいと思っていたりもするのです。

会社の備品や、なにかの景品でもらったボールペンもいいけれど、いつかは品格のある万年筆を使いたい。

職場の机の引き出しには、以前庶務の方に「せっかく買ったのだから使ってくださいよ」と薦められた蛍光ペンのセットがぞろぞろっと入っています。庶務の方には申し訳ないんですが、引き出しに入れたきり1年近く手をつけていません。

会社には以前の亭主のように、様々な色や太さのペンをケースにいれて持ち歩いているかたがおられます。

ああ、自分も昔はああだったなぁと懐かしく思う一方、たくさんのペンを持ち歩く意味って一体何だったのだろうと、疑問に思ってしまったりもする今日この頃です。

2013年4月 2日 (火)

04/02 【聴】 Missing Beatz / 電気グルーヴ, Ki/oon|SONY(KSCL-2183)

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電気グルーヴの最新アルバム「人間と動物」に先行して発売されたシングル。タイトル曲である"Missing Beatz"および"Missing Beatz (Instrumental)"に、「富士山(MAJIでFUNKAの5秒前MIX)、"KNGN"の4曲を収録。ジャケットは「プラスティックス」というか、立花ハジメっぽいというか。

"Missing Beatz"に関してはアルバム「人間と動物」を参照いただくとして。電気グルーヴのシングルに収録されている(タイトル曲以外の)曲は、基本的にアルバムに収録されないことが多い。本作でアルバム未収録の曲は「富士山」の別ミックスと、"KNGN"(石野卓球は「きんさんぎんさん」の略だというが果たして)。「富士山」は有名なサンプルネタ"Let's Go"(めがてん細江氏が"F/A"の中で多用していましたね)をフィーチャーしたレイヴ系トラック。時節柄早めに出したほうが得だろうと、爆発多め。うーん、なんというかやっつけ感が漂っていて、楽しいんだがバカっぽい。"KNGN"はアンビエントなインストのトラックで、電気としてはかなり珍しい曲調。たゆたうような音色は「虹」あたりとカップリングしたら面白そうだ。

いずれにしても「人間と動物」の中には入れられそうにないトラックではあるが、そういったアウトテイクが楽しめるのがシングルのよさでもある。

2013年4月 1日 (月)

04/01 iida Infobar A01の調子が悪い件

Infobar A01の調子が悪い件、これまでダウンロードしてきたアプリを一通りアンインストールしたのち少しづつアプリを再インストールしては動作確認しておりますが、どうやらFacebookのアプリが悪さをしているというところまではわかってきました。

Facebookは、スマホの使用者に(Facebookアプリを起動していなくても)各種情報を表示してくれるようにメモリ内にアプリを常駐させているようですが、調子が悪いときはどうやらこれがハングアップしているようです。Facebookアプリをアンインストール以降はなにも挙動不審な動作は示しておりません。

そんなわけで、以降はFacebookの私宛のメッセージ、リクエストなどに逐一反応できなくなります。

ご承知おきください。

04/01 【聴】 Old Yellow Moon / Emmylou Harris and Rodney Crowell, Nonesuch(534285-2)

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カントリー・ロックの歌姫Emmylou Harrisと、テキサスのベテラン・カントリー・ミュージャンRodney Crowellのコラボ作品。Crowell自身が書き下ろした4曲に、Hank DeVito, Roger Millerらのカヴァー曲8曲を加えた全12曲。2013年2月リリース。

少しハスキー、枯淡な一方で、力強い奔放な歌声を併せ持つEmmylou Harris。カントリーというアメリカの伝統音楽のなかにあって、常に新しいものを感じさせてくれる。ポップであったり、ロックであったり、あるいはチルアウトであったりと様々なアプローチを試みつつ、カントリーの枠組みはしっかりと守っている。挑戦的になるあまり、自身のスタイルを崩し、散漫な(ある種のネタ的な)作品を作ってしまうアーティストが多いなかで、伝統音楽を常に軸足におく彼女のスタンスは、スタイルの墨守がむしろ新しさを際立たせてくれている。Rodneyとのコラボレーションはカントリーミュージックとしてはむしろオーソドックスな部類に入るが、彼女自身これまでのキャリアの中で積極的にデュエットをフィーチャーしてこなかったという意味では非常に新鮮だ。

12曲と曲数は多いものの、1曲が2〜3分と短くあっさり聞けるのもまた本作の特徴。レコードの針を上げるように、そっと終わるタイプの曲が多く、気がつけばアルバム1枚を聴き終えている。

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