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2012年12月27日 (木)

12/27 【読】 「語源で楽しむ英単語-その意外な関係を探る-(遠藤幸子、生活人新書)」

「語源で楽しむ英単語-その意外な関係を探る-(遠藤幸子、生活人新書)」

東横学園女子短期大学助教授。英語史家、翻訳化としても知られる氏が、現代英単語のルーツを解説した書。意外な3つの単語を挙げ、ルーツをさかのぼることによって、印欧祖語からどのように言葉が分化していったかを軽妙な語り口で説明する。 動詞、名詞、形容詞、数詞など、解説される単語は相当数にのぼる。2007年3月刊。2009年に第3刷を数える。

英単語のルーツをさかのぼることで、はるか古代にヨーロッパのどこかで生まれた人類文明と、そこに暮らした人々の生活・宗教観・価値観に触れることができる、というのが本書の主眼。英語の勉強にはおおよそならず、単に知識欲、探究心を満足するだけのためにある、といっても過言ではない。もっとも、亭主のような古代史好き、言語好きな人間にとっては、これほど面白いことはない。印欧祖語の持つ独特な語感に、ドイツあたりの森林地帯を音も立てずに行き交う古代の人々の息遣いを感じてしまうのは亭主だけなのだろうけれど。

本書を読むと印欧祖語の辞書が欲しい、とか、印欧祖語に対する解説書が欲しい、とか、総論から各論にいたるまで様々な知識が欲しくなるのが人情―――というかこれも亭主だけなのだろうが、印欧祖語というのは研究者が想定する仮説の言語であるらしい。死海文書のようにどこかからごっそりと文献が見つかったりすれば面白いのだろうが、いまのところは研究者によって書かれた断片を、Webで拾っては細々と読むしかなさそうだ。

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