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2012年5月

2012年5月29日 (火)

05/29 モバイル環境を考える

「どむや繁盛記」の記事を書こうとiPadの前に座ったきり、固まっている亭主であります。


仕事や家事やトレーニングや、とにかく普段から時間がなく、寝る前のおおよそ1時間くらいしか自分の時間がない亭主にとって、「どむや」のサイトの更新はとにかく後まわしにされてきました。本も読みたいし音楽も聴きたい。読んだ本や聴いた音楽や、日々の出来事をサイトに記したいと思いつつ、結果的にはルーチンワークのように賞味期限の切れた記事をほそぼととアップするにとどまっています。


日々、考えないことがないではありませんが、細切れの思考は大抵の場合Twitterにアップしておしまい。物事を順序立てて考えたり、資料・文献を参照したり、多くのエピソードを盛り込んだりする必要のあるものは、なかなか書く機会がありません。記録のほとんどを外部(PCやメモ帳、あるいはどむやのサイト)に頼っているせいか、頭の中の記憶容量がものすごく少なくなっているような気がします。なにかブログ向けの記事を・・・と考えても、頭の中でストーリを組み立てたり、様々な思考を整理・統合して一つの筋の通ったロジックにすることができません。アイデアの多くが頭の表面から外に向かって蒸散しているのかもしれません。


もちろん、亭主としてなにも策を講じていないわけではありません。

モバイル環境の整備、というのは亭主が高校生の頃からの課題でありまして、ライフワークに近いものがあります。いつでも自分のアイデアを文書化できる、というのは(それが亭主の能力上難しいとしても)腐ってもクリエータ系を自称する亭主にとって唯一の活路であるように思えるのです。

古くはポケコン(Casio FX-780P)、あるいはノートPC(Epson PC-486NAS、Hitachi FLORA 210 NL1(Chandra), Casio Cassiopeia FIVA MPC-205(Crusoe))、モバイル機(NTT Sigmarion)、そして最近ではゲーム機(Playstation Portableーこれは失敗だった)、小型PC(Sharp Netwalker PC-Z1(Atom + Ubuntu)さらにはスマートフォン(au Infobar A01(Android))と物欲の赴くままに新しいアーキテクチャを渡り歩いてきた亭主にとって、最も理想的なモバイル環境は


iPad + Apple Keyboard + Evernote。


いまもこの組み合わせでテキストを書いているのですが、画面の大きさ、キー入力のしやすさ、そしてデータ連携の容易さなど、これまで様々なモバイル環境を渡り歩いてきたなかで最もシームレスに、有機的につながっているように思うのです。


Evernote自体はPCでもiPadでも、Android(スマートフォン)でも使えるので、PC/iPad/Androidでテキストを書き、保存し、PC/iPadでサーバにアップすれば良い。どこからテキストを書いても、またどこからサーバにアップしても良いというのが素晴らしい。この自由さ。


居間に居て、PS3とプラズマテレビで音楽を聴きつつ、ノンアルコールビールを飲みつつ、iPadとApple KeyboardでEvernoteにテキストをアップしていると、ACアダプタやLANアダプタを持ち歩き、Windowsのクソ長い起動時間にイライラしていた頃が嘘のよう。すこしかさばるけれど、これならば出張にも持っていけそうです。


ああ、あとはブログネタがあればいいのに。

2012年5月26日 (土)

05/26 【聴】 Eight Classic Albums / Modern Jazz Quartet, Real Gone Jazz(RGJCD256)

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1952年、ビブラフォン奏者Milt Jacksonによって結成。John Aaron Lewis(ピアノ)、Percy Heath(ベース)、Kenny Clarke(ドラム―――のちにConnie Kayへと交代)の4人編成によるジャズ・バンド、Modern Jazz Quartet(MJQ)の作品を集成した普及版アルバム。全4枚、980円。Tower Records池袋店のレジ前にあるワゴン・セールにて購入した。なおこのシリーズはほかにも大量にリリースされているそうで、John Coltrane, Sun-Ra, Sonny Rollinsなどジャズの巨人たちの複数作品がBox-Setとしておおよそ1000円前後で入手できる。

まず断っておかなければならないのは、亭主自身MJQの作品を買うのはこれが初めてであり、MJQに対する予備知識は皆無である点。もうひとつ、本作を購入した動機はずばり「激安Box-Set」への興味と好奇心である点。MJQについての解説、あるいは本Box-Setの解説は、リンク先の三島ゆかり氏のレビューが大変解りやすいので参考にされたい。MJQの代表作である"Django", "Concorde", "Fontessa"及び"Pyramid"、Sonny Rollinsとの共作、サウンドトラック、どこやらでのライブ録音など8枚分のアルバムが、無造作に4枚のCDに放り込まれている。解説らしい解説がなく、しかも収録曲の説明も間違いだらけ、音質も当てにならないと実に「ずさん」なアルバムだそうだ。

MJQ初心者の亭主、まずは彼らの作品の雰囲気を・・・ということでつらつらと聴いている。以前よりビブラフォン奏者Gary Burtonの楽曲を好んで聴いていたためヴァイブの楽曲は大好物、しかもスタンダード/クラシックなナンバーが多く、非常に楽しめた。Disk 1後半の"An Exceptional Encounter (with Ben Webster)"はどこかでのライブ録音、S/Nも録音レベルも低く、しかも背後で観客が声援を上げているなど条件は極めて悪いものの、エアチェックと思えばそれなりに楽しい。ずさんながらも、MJQの良さは端々に垣間見える。本Boxが各アルバム購入の動機付けとなるならば、本作を購入する価値はそれなりにあるのかもしれない。

もっとも、本Box-Setに各アルバムを購入しようと思い立つだけの工夫、たとえば圧倒的な高音質とか作品の詳説、各アルバム購入へと誘導しようとするための様々な工夫があればの話なのだけれど。(2012.05.10) 

2012年5月22日 (火)

05/22 【聴】 Winterreise / Atom TM, Raster Norton(R-N 140)

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フランクフルト出身で現在はチリ在住。Senor Coconuts名義でも活躍するアンビエント/テクノ/実験音楽家、Atom TMの最新アルバム。彼がプロデュースした個展"Winterreise"のサウンドトラックとのこと。個展において販売していた缶バッジ型MP3プレーヤ(限定500台)の内容に、1曲を追加しCD化したのが本作となる。全17曲。

雪原を思わせる茫漠たる空間と、グリッチ/ノイズとを重ねたアンビエント/電子音響の作品。背後にうっすらとホワイトノイズを含めることで、Fenneszのアンビエント作に共通する空気感を表現している。チチチ、ちりちりとといったノイズ音は時にランダムに、時にかすかなビートを奏で、作品に推進力を与えている。アンビエント/電子音響にありがちな音楽としての機能性の乏しさ、雰囲気や音響の美しさを重視するあまりの退屈さは本作にはない。広大な雪原の中、遠くに聞こえる音楽を楽しみつつ、雪を踏みしめる―――天然と人工とが交錯するサウンドトラック、といったところか。(2012.05.10)

2012年5月21日 (月)

05/21 【聴】 Funkhaus Studio Sessions / Jazzanova, Sonar Kollektiv|P-vine(PCD-93534)

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ベルリン発の音楽プロデューサ/DJ集団、Jazzanovaの最新作。ベルリンの名門スタジオ"Funkhaus"にて制作された本作は、なんとバンド編成によるアルバムとのこと。新曲なし、全て新録。らしい。全14曲。

ヴォーカルにPaul Randolphを迎え、総勢9名・オール人力によるセッションアルバム。シンセを徹底的に排除する一方で原曲の雰囲気、ノリをそのまま再現することに成功している。Jazzanovaが得意とするブレイクビーツもまた律儀に再現。ブレイクビーツを律儀に刻むと、意外と素朴になってしまうあたりはちょっとした発見か。それぞれの楽曲の完成度、演奏テクニックは(バンドとして世界ツアーを重ねてきただけあって)充分。実直な演奏に、さらなるノリが感じられるとよいのだが・・・この辺は生真面目なドイツ人気質が現れているのだろう。(2012.05.10)




2012年5月20日 (日)

05/20 【聴】 Tempo Presente / Edu Lobo, Philips(PHCA-4209)

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ブラジリアン・ポップスの大御所、エドゥ・ロボの1980年作品。1993年の「エドゥの大罪」まで13年間活動停止した彼が当時到達したブラジリアン・ポップスの金字塔。ジョイス、ドリ・カイミ、ボカ・リヴレら有名ヴォーカリストが参加している。全11曲。

なお本アルバムは1998年にPhilipsより"Bossa Nova 40th Anniversary"シリーズの第23弾としてリリースされたもの。

CorneliusやUnited Future Organizationらに絶大な支持を受け、ブラジリアン・ポップスの大ネタとして常に使われるエドゥ・ロボ。ボサノヴァなど特定の音楽ジャンルにこだわらず、様々なジャンルを吸収した自由奔放なトラックメイキングを試みるのが彼の持ち味だ。ソウルやR&B、当時最新音楽として目されていたフュージョンなど様々なサウンドが彼の手にかかると、どこか枯淡で、味わいを持つあたりが面白い。ブラジル音楽のリズムのひとつ、フレーヴォを大胆にアレンジした"Angu De Caroso"のハイスピード・サウンドっぷりは、当時としてもかなり「尖っていた」に違いない。バラードあり、インスト曲ありの変化に富んだ構成は、聴く人をけして飽きさせることがない。

2012年5月19日 (土)

05/19 続々・近況報告

妻の車の調子が悪い。ミッションがいかれているそう。
 →4/28に発覚。買い替えることにする
 →(おそらく)車選定完了。次週買い替えか!?

カセットデッキ(Nakamichi RX-505)の調子が悪い。PLAYボタンを押してもテープが送られない。
 →いつからかは不明だが5/1に発覚。修理するかどうか悩み中
 →システムからはずして放置

Audio Alchemy Digital Decoding Engine 3(DDE3)がしばらく前から通電しない(完了)
 →ヒューズをネット経由で注文中
 →ヒューズ交換で動作

エコキュートからの湯温が上がらない(完了)
 →点検を依頼中
 →サービスマンいわく「季節の変わり目で暖かい(湯使用量少ない)と寒い(湯使用量多い)が交互にやってきた結果、湯使用量が少ない状態を学習・運転してしまった可能性あり」とのこと。しばらく様子見てくださいとのアドバイス
 →今日は熱い湯がでた

犬の狂犬病・フィラリア・トリミング(完了)
 →先週トリミング完了(約6000円)、今週狂犬病予防接種(3500円)とフィラリアのお薬受け取り(6ヶ月で約10000円)完了。トリミングで毛の中にダニがみつかったため、お薬を買ってくる(約6000円)。

 壊れたところはどんどん直す。それしか方法はあるまいて。

2012年5月17日 (木)

05/17 【聴】 our music / 相対性理論+渋谷慶一郎, Commmons(RZCM-46435)

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やくしまるえつこ(vo)、永井聖一(g)、真部脩一(b)、西浦謙助(dr)からなるロック・バンド相対性理論と、電子音響レーベルatakを主宰する渋谷慶一郎のコラボレーションによるアルバム。渋谷が2009年にリリースしたピアノソロアルバム"atak015 for maria"の楽曲"our music","sky riders"のアレンジ4曲を含む全7曲。ゲストアーティストにmumのhildur gudnadottir,alva notoことcarsten nicolaiが参加している。
渋谷のピアノ曲をバンド・アレンジしたバージョンと、ピアノ曲にやくしまるえつこのヴォーカルを乗せたヴァージョンがそれぞれ収録されている。どちらも不思議系の歌詞、へたうまなウィスパー・ヴォイスは「狙っている」といったらそうかもしれない。もっとも、相対性理論のオリジナルアルバム(「シフォン主義」やら「ハイファイ新書」)に比べるとゆったりと歌っていること、不思議系だが全体としてたゆたうような歌詞となっていることから、オリジナルアルバムよりも情緒的で、じんわりと染みる曲が多い。渋谷のピアノの雰囲気もさることながら、バンドの雰囲気の良さ―――いわゆるバラード的な展開に、「なんだぁ、やればできるじゃん」と思わず感心してみたり。

電子音響的な風味は薄いながらも、全体としてまったり聴ける作品に仕上がっている。(2012.05.06)

2012年5月14日 (月)

05/14 【聴】Ufabulum / Squarepusher, Warp|Beat(BRC-334LTD)

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高速ブレイクビーツで一世を風靡。一時期はベーシストとして活動・アルバムリリースもしていたトム・ジェンキンソンことSquarepusherの最新作。国内限定盤はライブ・アルバムを含む2枚組。Disk 1"Ufabulum"は全10曲、ライブ盤のDisk 2"Enstrobia"は全3曲。

原点回帰、あのSquarepusherが帰ってきた―――と解説にあるとおり、デビューアルバム"Feed Me Weird Things"のテンションを継承したドリルンベース。もはや生演奏では実現し得ない高速ビートと、ゆがみまくったウワモノとを組み合わせた「あの」サウンドが本作のウリだ。アコースティック楽器はほどほどに、時にアンビエンティックに、時にチップチューン的に展開するサウンドは、かつてよりもさらにラディカルな方向を探索している。個人的にはアコースティック楽器とのメリハリが楽しかったのだが・・・。

全然関係ないが、ジャケットのサイバーな衣装とメットが、おもいっくそDaft Punkになっているのはなんだったんだろう?(2012.05.06)



05/14 続・近況報告

妻の車の調子が悪い。ミッションがいかれているそう。
 →4/28に発覚。買い替えることにする。
 →(おそらく)車選定完了。次週買い替えか!?

カセットデッキ(Nakamichi RX-505)の調子が悪い。PLAYボタンを押してもテープが送られない。
 →いつからかは不明だが5/1に発覚。修理するかどうか悩み中
 →システムからはずして放置

亭主の学費の引き落とし。(完了)
 →5/2に支払う。
 →5/2支払った。

固定資産税(完了)
 →5/2に支払う。
 →5/2支払った。

プラズマテレビ(Hitachi Wooo W37P-HR9000)の調子が悪い。電源ボタンを押して作動させようとすると、落ちる。(完了)
 →本格的に調子が悪くなったのは5/3。修理するしかないか。
 →電気店に相談したところサービスマンが来て部品を一個交換して帰っていった。どうもリレーらしい。
 →修理代無料!

自動車税(完了)
 →かんべんしてください・・・
 →シブシブ支払った。

--

Audio Alchemy Digital Decoding Engine 3(DDE3)がしばらく前から通電しない
 →ヒューズをネット経由で注文中

エコキュートからの湯温が上がらない
 →点検を依頼中

・・・おそらく、長く使い続けたもの、ヤレているのにダマシダマシ使っていたものが、一気に交換フェイズへと突入し、ついでに税金なんかも重なって大混乱になったものと思われます。

必要なものは買わなければならないし、支払わなければならない。その辺にいちいち感情を入れていては、正直精神が持たないのであります。幸いにしてプラズマテレビは無償修理で済み、DDE3がヒューズ程度で済んでいるのですから、亭主自身まだまだ運があると思いたいところ。願わくばもう少し時期をずらしてもらえるといろいろと助かったのですが、それを言ってもせん無い話かな。

個人的にはこのへんでどーんと収入のほうもあってよいのではないか、と思ったりもしています。

宝くじでも買ってみようかな?



2012年5月13日 (日)

05/13 【聴】 Mach 2012 / Towa Tei, Machbeat(MBCD-2012)

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元ディー・ライト。ファッションやアートとのコラボレーションを多く手がけるテイトウワの最新作。本作はこれまでの作品と少し趣向を変え、前作"SUNNY"からのリミックス及び新曲から構成されている。全9曲。自身が店長をつとめるコンセプト・ショップ"MACH"でしか入手不可能だったトラックを含むそうな。

これまでの作風を踏襲した、キャッチーでキュートなポップ・ミュージックが本作の特徴。ヴォーカリストにBAKUBAKU DOKIN(って誰)を迎え、ピコピコとした電子音楽をさらに愛らしいものへとアレンジしている。かつて多くのSF作家が夢想したサイバー・パンクとは一味もふた味も異なる未来世界は、どうやらキャンディーと、コスメと、とびっきりのパステルカラーに彩られた美しい世界へと変貌した・・・と考えてよさそうだ。新曲とリミックスとを半分づつ収録するものの、いわゆる新旧の落差、違和感などは全くなし。"ALPHA", "UPLOAD", "MELANCHOLIC SUNSHINE", "MARVELOUS", "The BURNING PLAIN"それぞれのリミックス作は、新たなヴォーカルやアレンジを与えられ、見事に「新作」として生まれ変わっている。

少々物足りないのは9曲という分量か。(2012.05.06) 

2012年5月11日 (金)

05/10 iPod Classic (160GB, Black)

昨日のこと、出張帰りに池袋ビックカメラにてiPod Classic (160GB, Black)を購入しました。



2010年の8月にiPod Classicが欲しいとのエントリを書いて以来、おおよそ2年越しの購入です。同年11月に第6世代iPod nano(16GB)を購入しているのですが、購入当初から16GBという容量に満足できず、しばらく悩んだ末の買い替えとなった次第。

ハードディスクを使ったオーディオプレーヤとしては市場でほぼ唯一となってしまったiPod classic。2009年9月のシリーズ最新機発売以来モデルチェンジがいっさいなされておらず、初代iPodの完成形として結晶化してしまった感があります。タッチホイールによる昔ながらの操作系、せいぜいアルバムジャケットがパタパタ切り替わる程度の画面は、iPhoneやiPadのUIに慣れてしまった人には、とにもかくにも「地味」の一言。とはいえ、冒険を嫌ったコンサバな操作系は、ユーザに対して絶対的な安心感を与えてくれているように思いました。

なにしろうれしかったのは、(新譜/再発かんけいなく)好きな曲が聴けたこと!
以前は、音楽データをiPod nanoに入れる際、(16GBという容量を充分に生かすため)古い曲をいちいち削除しなければなりませんでした。今は全ての音楽データにフラットにアクセスできるため大変便利。気分に応じて音楽を変えていく・・・そんな当たり前のことが、当たり前のようにできるようになったのが一番うれしかったりして(^^;)



2012年5月 9日 (水)

05/09 【聴】 Best of Kokua Festival / Jack Johnson and Friends, Brushfire Records(B0016747-02)

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ハワイはノースショア出身のシンガー・ソングライター、Jack Johnsonとその妻Kimが主催するライブ・イベント、「コクア・フェスティヴァル」から、ベスト・テイクを集めたアルバム。Jackと彼の友人たちがコラボした13曲を収録している。参加アーティストはPaula Fuga, Ziggy Marley, Dave Matthews, Tim Reynolds, Ozomatli, G.Love, Eddie Vedder, Jake Shimabukuro, Taj Mahal, そしてBen Harperほか。

ベスト・アルバムの名前の通り、2010年から2005年まで様々な開催年の曲が収録されている。フォーキーなオーガニック・サウンドを中心に、Jackと、ゲストアーティストとの競演が楽しめる。一風変わった選曲、としてはDamian "Jr.Gong" Marleyによる"Welcome to Jamrock"があるか。正調レゲエのダルな雰囲気は、Jack自身が得意とするオーガニックと異なる、一風変わった趣向。Jack自身この日のために休暇を取りレゲエのサウンドを大いに楽しんでいるようだ。オーディエンスの雰囲気・反応も極めて良い。

フェスティヴァルの様子を想像しながらまったりと楽しみたい。(2012.04.26) 

2012年5月 5日 (土)

05/05 【聴】 Look Around the Corner / Quantic and Alice Russell, Tru Thoughts(TRUCD250)

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最近はすっかりラテン・ミュージックに傾倒。エレクトロニカ/ハウス系クリエータとして根強い人気を誇るWill HollandことQuanticの最新アルバムがリリースされた。本作ではDe La SoulやThe Rootsの歌姫としても知られるAlice Russellをフィーチャー。カリプソほかカリブ海諸国をイメージしたソウルフルなアイランド・ミュージックを聴かせてくれる。

実はQuanticのファンの亭主、アルバムが出れば即購入の状態が続いている。比較的多作で、安定した作風を持つQuanticの最大の魅力は、なんといってもゲスト・アーティストの実力と魅力を最大限に引き出すアレンジの妙にある。かつては様々なアーティストが、実験と称して様々な世界の音楽をフィーチャーした作品をリリースしたものだが、どれも一過性でアーティストへの定着もまちまちだった。そんななかQuanticの作品は、曲の完成度はもちろん、音楽ジャンルへの持続力・集中力において他のアーティストから抜きん出ている。オリジナルへの敬意もだが、ハウス・ミュージック的なグルーヴ、ダンス・ミュージックとして心地よい部分もしっかりと押さえているあたりが素晴らしい。

ワールド・ミュージックの野暮ったさが苦手な人にもぜひオススメのアルバム。(2012.04.06) 

2012年5月 3日 (木)

05/03 近況報告

妻の車の調子が悪い。ミッションがいかれているそう。
 →4/28に発覚。買い替えることにする。

カセットデッキ(Nakamichi RX-505)の調子が悪い。PLAYボタンを押してもテープが送られない。
 →いつからかは不明だが5/1に発覚。修理するかどうか悩み中

亭主の学費の引き落とし。
 →5/2に支払う。

固定資産税
 →5/2に支払う。

プラズマテレビ(Hitachi Wooo W37P-HR9000)の調子が悪い。電源ボタンを押して作動させようとすると、落ちる。
 →本格的に調子が悪くなったのは5/3。修理するしかないか。

自動車税
 →かんべんしてください・・・

ちょっと疲れました。次は亭主の調子が悪くなるぞ。

05/03 【聴】 Ridge Racer / Planetary Sounds, Super Sweep(SRIN-1091)

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ゲーム機の定番ローンチ・タイトルとして知られる3Dレースゲーム、"Ridge Racer"のPS Vita版オリジナルサウンドトラック。ダウンロード曲を含めた全13曲。Super Sweepの細江慎治、佐宗綾子ほか、佐野電磁、大久保博(NBGA)、井上拓(NBGA)らリッジシリーズでは定番となったクリエータ陣が参加している。

PS3版"Ridge Racer 7"ではNYのハウスレーベル"King Street Sounds"をフィーチャーし、よりスタイリッシュなレース音楽へと昇華した本シリーズ。本作においても("King Street Sounds"参加はないものの)スタイリッシュなサウンドが継承されている。ハウスを意識したアップテンポな「レースゲームミュージック」。エッジの効いた電子音と無国籍なグルーヴがリッジの世界を見事に表現している。リッジレーサー第1作からサウンドクリエートを担当し、本作にも1曲を提供するメガテン細江氏が「皆さんオサレな感じで作ってるので我々ロートル組はできるだけ暴れん坊な路線で」とコメントしていて、ナルホドロッテルダムなテイストの曲を提供しているが・・・それでも充分にオサレだったりする。

"Ridge Racer 7"との比較ではかなりアッパーな曲が多く、本来のリッジ・サウンドに近づいた感じもする。一方で「壊れ系」とか「ネタ」とか「出落ち」とか(苦笑)、いわゆるインパクト勝負の曲は依然として少ない。曲としての完成度が高まった一方、口ずさめるような曲が少なくなったのは残念でもある。

2012年5月 2日 (水)

05/02 【読】 「虐殺器官(伊藤計劃、早川文庫) 」

「虐殺器官(伊藤計劃、早川文庫) 」

2007年に作家デビュー。長編3作と中短編3作を発表するも2009年に肺がんにて急逝。その緻密な構成と膨大な情報量、そして私小説を思わせる一人称の文体から「ゼロ年代を代表するSF作家」と評される伊藤計劃のデビュー作。

911同時多発テロ以降、徹底した認証によって個人が管理されている近未来。アメリカ情報軍の軍人で特殊任務を担当する主人公クラヴィス・シェパードは、内戦の続く途上国で要人暗殺の任務を遂行していた。「資源」としての軍人の安全を確保するため徹底的にシステム化された戦争のなかで坦々と任務をこなすクラヴィスが狙うのは、常に内戦の中心にいて虐殺の黒幕と目される謎のアメリカ人ジョン・ポールだった―――。

現在のIT技術・脳科学・バイオ技術・ナノテク技術の延長線上にあって、それらが有機的に結合するサイバー社会を舞台とした近未来ミリタリSF、といったところだろうか。作者である伊藤氏は、911同時多発テロと途上国をトリガーに、徹底的な個人認証と、民間参入による戦争ビジネスが浸透した管理社会を作中に構築している。管理社会・・・といっても、いわゆるオーウェルやディックの作品に代表される悲観的な社会ではなく、むしろ利便性と安全性を確保した社会を指す。作中では主人公らがごく普通にクレジット・カードを使ってピザを注文している。何度か登場するこのシーン、亭主などはここを読むたびにピザが食べたくなり・・・いやそうじゃあない。本作のキモは、徹底的にシステム化された世界の背後にあって、依然として存在する「なにか」、たとえば「心」や「意識」に焦点を当て、主人公の思索を通してその「なにか」を現出させている点にある。現出のきっかけは、「言葉」。そう実はこの作品、「言葉」を題材とした言語SFだったりもする。

しょっぱなからの虐殺シーン、クラヴィスによる鬱々とした一人語り、あるいは細部にまで徹底的にこだわった軍関連の記述など、作品全体に漂う「暗さ」を楽しみつつ読んで吉。神林長平が好きな亭主、特に楽しく読むことが出来た。(2012.05.01)

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