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2012年1月

2012年1月30日 (月)

01/30 【聴】 Magical Girls / Aprils, SSNW|Boundee(DQC-836)

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現在はイマイケンタロウ(Vo., G)、イグチミホ(Vo., Bass, Synth)、ショトクジユウキ(Dr.,)、ナカマノリヒサ(VJ)の4ピースユニット。イマイによるキラキラ系テクノポップと、イマイ&イグチのツイン・ヴォーカルをフィーチャーした近未来型ポップ・バンド、エイプリルズの最新5thアルバム。2010年1月にリリースされた"Back To The Future Music"から約2年ぶりの新作となる。前作からのリミックス2曲、また3rdアルバム"Space Dream Bathroom"からのリミックス2曲を含む全8曲。

前作では思いがけずラディカルなテクノポップを披露したエイプリルズ。最近のCapsuleを髣髴とさせる強炭酸のサウンドに「いったいどうしちゃったのか?」といぶかしんだ亭主であったが、今回は振り子を若干戻している。彼らが得意とするキラキラ系ポップ・ミュージックと、ダンス・ミュージックとのバランス点が彼らの新たな到達点、といったところだろうか。Plus-Tech Squeeze Box, La Case Azul, PandaBoY、そしてSEXY-SYNTHESIZERらリミキサー陣のサウンドも質が高い。新曲4曲、ということでミニアルバムと受け取られるかもしれないが、フルアルバムのボリューム(と質)がある。

若干戻した振り子は、これからどこへと振れていくのか。次の展開がますます気になるアーティストかと。(2012.01.26) 

2012年1月29日 (日)

01/29 第60回勝田全国マラソン大会

参加してきました。
フルマラソンは、ホノルルが体調不良で走れなかったことを考えると実に1年ぶりとなります。
1年のブランクと、先だってからの膝の痛みを気にしながらの参加でしたが、結果はといえば(ブランクがあったことを考えれば)上出来過ぎ。タイムは平凡だったものの、42.195kmを快適に走ることができました。

今回気を使ったのは、とにかく「がまん」。元気があっても、多少前が渋滞していても、追い抜かしたりピッチを上げることなく、ひたすら地味にペースを守り続けました。もう今回は慎重に慎重を重ね(膝が痛くなる可能性、勝田で難関といわれる30km以降のアップダウンを気にしていたっということもあります)30kmまでは、いや35kmまでは、いやいや37kmまではひたすらペースを抑え、内側の筋肉(内転筋や腹筋背筋)のみを使い、歩幅を狭く走るピッチ走法に終始しました。37kmを過ぎ、徐々に周囲が遅くなり始めたところからペースアップ。身体の大きな筋肉(大臀筋やふくらはぎ)を使って大きく、スピードに乗った走りに切り替えて見ました。ゴールを前に、お疲れ状態のランナーたちを抜き去る爽快感はそれはそれは快適で(^^;)久々に楽しくフルマラソンを走ることができました。

マラソンが持久力のスポーツであること、各部分の筋肉の疲労や身体のスタミナをマネジメントするスポーツであることは以前から知っていたのですが、その効果をはっきりと実感できたのは今回が最初でした。

もちろん、勝田マラソン名物の豚汁や、応援の皆さんからの声援や差し入れもしっかり戴き、勝田マラソンの醍醐味を堪能することができました。途中高場で火事に遭遇したのにはおどろきましたが・・・いやマジで燃えてるだもん。

貴重品・荷物の預け入れに手間がかかったこと、完走後にひたすら寒かったのを除けば、ほぼ満足な大会でした。

応援の皆さん、ボランティアの皆さん、大会関係者の方々、そして一緒に走ったランナーの皆さん、本日はほんとうにありがとうございました。

また来年、勝田でお会いしたいですね。

2012年1月18日 (水)

01/18 【読】 " Natural Born Man; The Life of Jack Johnson(Mark Shapiro / blues interactions) "

" Natural Born Man; The Life of Jack Johnson(Mark Shapiro / blues interactions) "

ハワイはオアフ島生まれ。サーファーとして、また映画制作者としても知られ、アルバムのUSチャート一位獲得、グラミー賞へのノミネートなどを経てスターダムへと駆け上がったシンガーソングライター、ジャック・ジョンソンの30年の人生を綴ったノンフィクション。2006年刊。

ギターを中心としたシンプルな編成、思索的な歌詞、そして素朴な歌い口から、「オーガニックサウンド」などと評されるジャックの作品。その作風には彼の生き方が大いに反映されている。アルバムリリースとライブツアーのサイクル、そしてうんざりするようなメディア取材が当たり前の音楽ビジネスとは距離を置き、シンプルかつ自由に音楽を楽しみ、作品へと仕上げて行く彼のスタンスは、彼が育ったオアフ島ノースショアにおける人々の暮らしそのものでもある。

本書では彼の誕生から幼少期、サーファーとして地元で名をあげる青年期、サーフィン中の大事故からプロサーファーへの道を諦め、シンガーソングライターとして世界中から圧倒的な支持を受けるまでの軌跡が綴られている。インディーズからメジャーへ、アルバム制作やライブツアーの様子、果ては彼の私生活まで、その時々での彼の考え方がインタビュー記事やラジオ・ショーでのトークを元に極めて詳細に記されている。バイオグラフィーというよりもむしろドキュメンタリーと言った方が適切だろう。

本書によれば、彼の人生は(他のアーティストにくらべれば)圧倒的に恵まれていて、しかも運も味方している。大きな挫折も失敗もなく、アルバムは堅調な売り上げを保ち、たとえ作品リリースがなくとも世界のファンから愛され続ける彼を、苦節ン年、音楽ビジネスのドロドロにまみれた浪花節的アーティストらは「優等生」とイヤミ混じりに呼ぶかもしれない。もちろん彼自身、音楽業界とのシガラミや保守的なファン、あるいは辛口で知られる音楽雑誌の批評を全く無視しているわけではなく、それなりに葛藤しているのだが、それでもなお自己を保ち、家族との時間や、一日二時間のサーフィンを大事にし続けられるのは彼の周囲の人間、家族やスタッフに恵まれたからこそなのだろう。本書の帯に「ロハス世代のポップ・スター」などととってつけたようなキャッチコピーがプリントされていて、果たしてそんな世代があるかは判らないけれども、それくらいに自然体で生きている。

亭主はアルバム"To the Sea"で彼の作品を聴き始め、あっという間に虜となった「新しいファン」なのだけれども、作品を通じて彼の自由さ、シンプルで何事にもとらわれない生き方を感じていた。彼の生き方に共感するものは多々あれど、彼の持つある種の「ヒッピーイズム」は、やはり彼独自のものだろう。

ちなみに本書のラストでジョンソンは1〜2年の活動休止を宣言し、実際活動を休止したが、2010年には見事に活動を再開、アルバム"To the Sea"をドロップしている。(2012.01.18)

2012年1月14日 (土)

01/14 43歳に、なりました

今後ともよろしくお願いします。

いろいろと書こうと思ったのですが、暗い話題ばかりになってしまったので
ざっくり消しました。

昨晩、ものすごい地鳴りとともに大きな揺れを感じたのですが、
Twitterのお友達、Terryさんによれば震源は亭主の家のすぐちかく、
高鈴山の南麓だそうで、全くシャレになっていません。

ああ、また暗い話題になってしまった。

亭主の歳はともかく、平穏な一年であってほしいものです。
心からそうおもう今日この頃です。

2012年1月13日 (金)

01/13 誕生日を目前にして思う

70歳まで生きられるとして、あと27年しかないことに気が付いてガクゼンとしている亭主であります。

今から27年前といえば16歳。16歳から現在までといえば、高校から大学、会社、結婚と、人生においてメインイベントの続いた時期にあたります。ところがあらためて思い出してみると、27年もの間ほとんど何もしてこなかったばかりか、精神的にもほとんど成長していないことに気付くのですね。つい先日高校を卒業したような、そんな気分すらしています。この調子だと、おそらく70歳もつい先日のような気持ちで過ぎ去って、気が付いたら墓の下で寝ていた、なんてことになりそうです。

以前にも何度か書いた気がしますが、子供の頃、大人になったら自分は、自分の父親のようになるのではないかと思っていました。煙草を吸い、毎晩晩酌をし、演歌(というか当時は歌謡曲と呼ばれていた)が好きで、ときどきスナックに出かけてカラオケを歌う。亭主の中には明確な「大人のイメージ」があったのでした。

ところが。

大人になった自分はと言えば、煙草を全く吸わず(禁煙歴もなし)、ときどきちびちび飲むくらいで、演歌とはほどとおい音楽ジャンルを好み、スナックもカラオケも一切行かないんですね。父親は父親で、自分は自分。子供が大人になったとしても、精神は常に自分を維持し、一部は変化すれど本質は決して変わらないということなのでしょう。

実際、結婚してもなお独身時代を懐かしみ、いつか自由になるときを虎視眈々と狙っている自分がいるわけです。まるで鎖に繋がれた犬が自由を夢見るように、おそらく、これは自分が老人になっても変わらないと思うのです。

ここからの27年間をどう過ごすかは、私自身良くわかりません。遅いけれど子供を授かり、その半分を子育てに費やすか、それとも子宝に恵まれず、一年に一度ハワイにでかける暮らしを続けるか、それとも・・・。

あと27年をどう過ごすか。マラソンで言えば30kmを目前にして、そろそろゴールのことなども考え始める時期にあって、相も変わらずキーボードの前でうんうんとうなる亭主でありました。

2012年1月 7日 (土)

01/07 【聴】 Back on Time / Plug, Ninja Tune|Beat Records(BRC-314)

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近年はAce of Clubs、古くはKerrier District、Amen Andrewsなど多彩な名義を使い分け、現在は主として本名で活動を続けるLuke VibertのPlug名義による最新作。ドラムンベース黎明期の代表的アルバム"Drum'n'Bass for Papa"(1997年)以来2枚目となるPlug名義の作品は、1995年から98年までに彼が作ったと言う未発表のトラック集。ちなみに彼自身これがいつ作られたのかはっきりと覚えていないばかりか、これを作ったことすらも忘れていたらしい。

"Drum'n'Bass for Papa"が、ドラムンベース(当時はPlug、Squarepusher、Aphex Twin、μ-Ziqの作品をドリルンベースと呼んだこともある)の代表的作品だとすれば、こちらの"Back on Time"はドラムンベースの応用編的作品。様々な音楽要素をブレイクビーツに積極的にからめつつ、攻撃的なトラックに仕上げている。アルバムとしての統一感、あるいはインパクトという面では前作に譲るものの、いま聴くとむしろアシッド・テクノの新展開として興味深く聴ける。おもえばLuke Vibertもずいぶんながいキャリアを持っているが、本アルバムが制作された14年前と比較すると、実はLuke自身それほど遠い世界に行っているわけではないことに気付かされる。いやむしろLuke自身がジャンルの中心にあって、聴く側がぐるぐると周回しているだけなのかもしれない。(2011.12.21)



2012年1月 6日 (金)

01/06 【聴】 Revisited : Here, There, and Beyond / Octave One, 430 West Records(4WCLCD1-500)

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デトロイト・テクノのベテランアーティスト、バーデン兄弟によるプロジェクト、Octave Oneの最新アルバム。近年のリミックスワーク、あるいは他のアーティストによるリミックス・バージョンを11曲収録している。

Octave Oneによるリミックス・ワークは"Dema"と"Meridian"の2曲。一方でOctave Oneの作品のリミックスは
  • Sandwell Districtとしても知られ、Sonarなどでのアクトで有名なRegis and Functionによる"I Believe"
  • スウェーデン出身でTransmatから作品をリリースするAril Brikhaによる"Daystar Rising"
  • 同じくスウェーデンのテクノアーティスト、Cari Lekebuschによる"Love and Hate"
  • WIRE06への出演がことに有名、ダークなテクノを得意とするAlexander Kowalskiによる"I Need Release"
  • おなじみVince Watsonと、Ken Ishiiがそれぞれにリミックスを担当した"Nicolette"
  • Luke SlaterがPlanetary Assault Systems名義でリミックスした"The Greater Good"
  • テクノアーティストとしては古参となるAlter Egoによる"Black Water"
  • そして盟友Los Hermanosによる"Somedays"
・・・とまあ、もうどこを切っても有名どころ、どこから聴いても気持ちいいアルバムに仕上がっている。特に"I Believe"は、Ken IshiiのMix-Up Vol.3に収録されるテクノ・クラシック。Lisa Newberryのささやくようなヴォーカルと、アンビエント・ハウス的な曲調がゾクゾクする。緊縮財政の折、リミックス・ワークにはなるべく手を出さないでいる亭主が、迷うことなく購入した一枚。(2011.12.21)

2012年1月 4日 (水)

01/05 【聴】 Future / Small Circle of Friends, Basque(BSQC-0010)

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東リキと武藤さつきによるヒップホップ・ユニット、Small Circle of Friends(SCOF)のアルバム。2008年リリース。全15曲。

東によるファンキーな日本語ラップと、武藤による力強い歌声のツイン・ヴォーカルが特徴的なSCOF。ラップとヴォーカルが交互に現れる展開、テクノやエレクトロニカにも通じるシンプルなバッキングに、都市生活者ならではのスタイリッシュさを感じる。ヒップホップ系作品にありがちなB-BOY的な青臭さやチョイ悪を気取る幼稚さは一切なく、むしろさわやかで健康的。ダークかつミニマルな方向を一時期に志向していたSCOFからすれば、このさわやかさは活動開始当初の傾向、原点回帰といったところか。

アルバムコンセプトである"Future"は、本作が過去へのリスペクトと、未来へのエクスペクト(期待)によって出来上がっていることを意味する。過去と未来双方を肯定しつつ(たとえそれが現在からの脱出であったとしても)しっかりと未来を見据えるポシティヴな歌詞は聞く人の心へと心地良く染み入る。

なお、本作では武藤が以前とは異なる声質でのヴォーカルを披露している。声帯を狭めた、まるでアニメのキャラクターのような愛らしい声にどきどきした。亭主などはゲスト・ヴォーカルが参加しているのかと思ってしまったくらいだ。

2012年1月 3日 (火)

01/02 同窓会

本日高校の同窓会で南箕輪村大芝高原・大芝荘に行ってきました。
クラスが何人いたかは忘れてしまいましたが、遠くは九州、近くは村内から男性11人、女性3人の14人が参加。久しぶりに楽しい時間を過ごさせていただきました。

幹事のMさん、Kさん、本当にお疲れ様でした。

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同窓会では、参加したみなさんの近況とともに、今回不参加だった人の近況(目撃情報)の話になりました。下北沢の餃子の王将で見かけた、とか。人間だらけの東京で、よくまあ昔の顔を見つけられるものだと感心しましたが、声をかけることはできなかったそうで。

いくらかつての知り合いとはいえ、もしかしたら見られたくない、交流したくないと思っていたら失礼にあたります。この辺は難しいです。

昔の顔を見つけるもう一つの手段としては、TwitterやFacebook、Mixiなどで捜すというのがあると思われます。実際、下北沢で見つけたその人もFacebookに登録していたようです。ただし、どうもFacebook内で活動しているというわけではなさそうで、トモダチ申請をしたにも関わらず、返答が一切ないのだとか。

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同窓会の席上、FacebookやTwitterの話題となりましたが、その場の皆さんがいうことには、やはり個人情報が漏れるというか、晒されるのが怖い、ストーカーに付きまとわれる、知らない人から話しかけられるのが怖いそうで。

多くのひとが利用しているFacebook、Twitterですが、普及しているとはいえなさそうですね。

ちなみに利用している人のなかには『使いみちがわからない』という意見もありました。確かに亭主自身、Facebook、Twitterに関しては目的意識をもってやっているわけではなく、ただ将来なにか役に立つのではないか、くらいのものですが。

個人的に、ホームページやブログは、文章のトレーニングのために使っていて、副次的には知り合いが頼ってくる際の目印になればよいと思っています。

2012年1月 1日 (日)

01/01 【聴】 JPN / Perfume, Japan|Tokuma(TKCA-73730)

あけましておめでとうございます。
本年も四季旬菜どむやをよろしくお願いいたします。

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のっち、かしゆか、あ〜ちゃんの3人からなるテクノポップ・ユニット。中田ヤスタカのプロデュースによりブレイクし、いまや国民的アイドルとまで成長したPerfumeの4作目最新アルバム。11月30日発売。前作の「�凵vからは実に2年と4ヶ月ぶりのリリースとなる。2010年の大晦日紅白歌合戦にて歌われた「ねぇ」、2011年の紅白歌合戦にて歌われた「レーザービーム」など全14曲。

タイアップ曲、CM曲が多いこと、シングルリリースが多いことから、2年4ヶ月ぶりと大きく間が開いた感じがしない、というのが聴き始めての最初の印象。どの曲も古びた感じがしないのは、彼女らの曲が時間を空けて、また様々な場面で使われているためだろう。かつてのPerfumeのイメージであったレトロフューチャーな曲調、あるいはCapsuleと共通するハードコアなテクノポップは採用されず、どちらかといえば現実世界における、普通の女の子が持つイメージが素直に投影されている。もちろん、全ての曲の作詞・作曲は中田ヤスタカが担当しており、アルバムのタイトルすらも中田が決めると言う、コンセプトを完全にコントロールされた中でのイメージではあるのだが。

背後に中田ヤスタカの影を見るかどうかはさておいて、アルバムとしての完成度は非常に高い。2年4ヶ月という長いリリース間隔から、必ずしも各曲がコンセプトとして統一されているとはかぎらないものの、曲調に関しては見事に粒がそろっていて、しかもそれぞれが個性を放っている。強烈な印象を持つ曲は少ないものの、それがかえってアルバム全体を品良くまとめているあたり、面白い。5回のシングル・リリースから集成されたアルバムというと(ふつーのアーティストならば)ベスト盤になってしまうのだろうが、そうならないのがPerfumeの良いところ。そんなわけで今回もオススメ。(2011.11.18) 

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