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2009年12月 5日 (土)

12/05 【聴】Lux JPX-10000ラストインプレッション

しょうさんからお借りしたLux JPX-10000(現行は10000Rです)をメインシステムに組み込んでおおよそ3ヶ月が経過しました。



3ヶ月間いろいろなソースをじっくり聞き込んで、充分に耳を慣らしたところで元のケーブル Nordost Blue Heaven RCAに戻したところ、それまでは判りづらかったケーブルの特徴がはっきりと見えてきました。

たとえばブラシでシンバルを撫でる音。

Nordost Blue Heavenではあっさりとシンバルの表面をなでているように聴こえるのに対し、JPX-10000はしっかりとシンバルを擦っているんですね。

音でたとえるならば、前者はさらり、後者はざらり。

「さ」と「ざ」の違いですが、そこには明確なエネルギーの違いが感じられます。
JPX-10000の高域には力強く、そして荒々しい音作りがなされているようです。イントロがドラム・ソロの曲の場合、「おっ」と思わず聴きいってしまう説得力があります。

たとえばピアノの鍵盤を叩く音。

Blue Heavenではあっさりとピアノを叩いているように感じ、JPX-10000ではしっかりとピアノを叩いているように聴こえます。アタック後の響きに芯があり、余韻が力強いのが好ましいです。。

音でたとえるならば、前者は「ぴん」、後者は「ぴんん」。

こちらは「ん」が1個あるかないかの違い。特にJPX-10000で聴くピアノ・ソロには確固たる意志が感じられました。

しょうさんが以前、コメントで

>中域の太さと密度、静けさがそれまでのケーブルより上

と仰っていて、なるほどそういうことだったのかと、いまさらながらに実感しました。ジャズに向いているケーブル、というよりも、エネルギーを必要とするジャズに向いているケーブル、といったところなのでしょうね。対するNordostは上品で、おとなしい音。どちらが良いかは一概に言えません。ECM系のジャズを好む人ならばむしろNordostの穏やかな音に心が傾くかもしれません。

以上で試聴はおしまい。ケーブルは本日、しょうさんあてに返却いたしました。
大変貴重な経験をすることができました。
しょうさん、どうもありがとうございました。

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コメント

ケーブルに限らずではありますが、機械のもつ音質を絶対評価するのは難しく、あくまでも比較評価しかできない事を考えると、ケーブル選びもそれまでどんなケーブルを使っていたのか、というのも重要なのかもしれませんね。

ちなみに私がこのケーブルの前に使っていたのはテクニカのケーブルでした。今は使わなくなってしまいましたが・・・

>しょうさん

ケーブルを貸していただきましてありがとうございましたヽ(´ω`)ノ

仰るとおり比較評価しかできないのが音質の難しいところですね。
解像度を追求した結果キンキンの音になってしまったり
一つ一つのステップが結果的に正しい方向に進んでいるという確証も
実はあまり無いわけで・・・

テクニカはかなりベーシックな部類に入るのではと思っています。
音質的にも、また市場流通量からいっても。

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